当社の細胞培養工程管理システム『Mighty Trace System』が新設の九州再生医療センターにて採用

PRESS RELEASE

2021 年 3 月 1 日


各 位

会 社 名 株 式 会 社 Ubicom ホ ー ル デ ィ ン グ ス
代表者名 代表取締役社長 青木 正之
(コード番号:3937 東証第一部)
問合せ先 執行役員戦略企画本部長 八田 真資
(TEL. 03-5803-7339)




当社の細胞培養工程管理システム『Mighty Trace System』が新設の九州再生医療センターに
て採用、新たなメディカル戦略領域におけるニッチ No.1 戦略を本格展開スタート


社会課題の解決に資する IT ソリューションの提供を通じて DX(デジタル変革)を推進する株式会社
Ubicom ホールディングス(本社:東京都文京区、代表取締役社長:青木正之、証券コード:3937、以下
「当社」)の子会社で、メディカル事業を担う株式会社エーアイエス(本社:東京都文京区、取締役社
長:上野直)が開発・提供する細胞培養工程管理システム『Mighty Trace System』が、この度新設され
た国内最大級の細胞培養加工施設を有する「九州再生医療センター」にてご導入いただいたことをお知ら
せいたします。


「九州再生医療センター」は、再生医療専門コンサルティングや細胞培養加工施設の運営等を手掛ける
株式会社 AS メディカルサポート(本社:福岡県福岡市、代表取締役:荒尾慎太郎)が、培養から治療、
リハビリまでをワンストップで提供することを目的に設立した再生医療特化型の複合施設です。2月 20
日に開催された同施設の完成披露セレモニー及び内覧会では当社担当者より、当社の細胞培養工程管理シ
ステム『Mighty Trace System』についてご説明させていただきました。


『Mighty Trace System』は、再生医療等の細胞培養工程の一元管理を行い、細胞培養工程を可視化す
ることで正確かつスムーズな運用を支援する当社独自のソリューションシステムです。再生医療の実用化
の促進ならびに安全性の確保を図る為の基準が定められた「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」
には、細胞培養等における製造管理、品質管理、記録、保存等に関するルールが設けられており、再生医
療の普及に伴って法規制が厳格化するなか、当社の『Mighty Trace System』をご導入いただくことで、
患者管理、培養予約・計画・工程進捗の管理、細胞の受入から培養、出荷までの全プロセスを高セキュリ
ティの Web システム(クラウド基盤対応可)で一元管理し、高い安全性及びトレーサビリティ(監査証
跡)を確保できることから、グループ病院を含む、全国の多数の医療機関や培養受託施設にてご採用いた
だいております。





政府は、再生医療を含むバイオテクノロジーの推進を『バイオ戦略』として国家戦略の柱の一つに掲げ
ており、2030 年に国内 3.3 兆円以上、海外 58.6 兆円以上の市場規模を視野に、日本が同分野での世界標
準をリードし、世界最先端のバイオエコノミー社会を実現することを目標としています。1


当社はこの度の国内有数の再生医療施設でのご導入をきっかけに、当社商品の更なる市場浸透及び営業
戦略を強化していくとともに、独自に培った再生医療を含む医療データベースや開発知見などの知財を活
用した『三方よし』(国家、医療機関様、患者様)の医療 DX ソリューションの開発を推進し、市場成長
性の高い医療およびバイオテック領域において、当社が中長期ビジョンに掲げる『ニッチ No.1 プラット
フォーマー戦略』を目指してまいります。



<Ubicom ホールディングスについて>
当社は、時代の先を見据え、社会課題の解決に資する IT ソリューションを創造する、唯一無二のビジ
ネスイノベーションカンパニーであり続けることを経営理念に掲げ、戦略市場と位置付ける医療・金融/
公共・自動車・製造/ロボティクス等の領域の DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していま
す。昨今においては、成長企業やリーディングカンパニーとの戦略的パートナーシップを通じて事業成長
を加速化する Win-Win インベストメントモデルの推進、次世代を見据えた新規事業開発、そしてプラット
フォームビジネス等の新たなマネタイズモデルの創出に注力しています。


以 上





出典:内閣府ホームページ「バイオ戦略」(https://www8.cao.go.jp/cstp/bio/index.html) 及び「市場領域⑥ロードマップ 市場
領域名:バイオ医薬・再生医療・細胞治療・遺伝子治療関連産業」(https://www8.cao.go.jp/cstp/bio/bio2020_sijo_map6.pdf) を
もとに作成


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