IT企業の「業務のクラウド化・デジタル化」調査

2022 年 2 月 28 日
株式会社アイリッジ



IT 企業の DX を阻む 2 大ボトルネックは人手不足と取引先のアナログ管理
「 業 務 の ク ラ ウ ド 化 ・ デ ジ タ ル 化 」 調 査
・最もデジタル化が遅れている業務はリソース管理(要員計画/人材配置など)
・リモートワークの比率が高まると、約 5 割の企業でプロジェクト進捗の把握が困難に
・DX により事業成長と働きやすさの向上が期待できる業務は工数管理とリソース管理

株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、
以下「アイリッジ」)は、アサイン予定管理・外部人材調達など人材リソースの最適配置をサポートする「Co-
Assign」(コーアサイン)利用中の企業を対象に、2022 年 2 月 10 日~2 月 17 日に「業務のクラウド化・デジ
タル化」に関する調査を実施し、24 社からの回答をもとに調査結果をまとめましたので発表します。

調査背景
DX 関連需要を追い風に、IT 企業の引き合い増や人手不足が続いています。そのような中で「Co-Assign」は、
企業の DX プロジェクト成功に欠かせない IT 企業の事業成長と働きやすさのために必要なことは何か、IT 企業
自身の「DX-Ready」※状況の調査を行いました。
※DX-Ready:DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組むための準備が企業として整っていること


■付帯業務(事務・管理業務等)を非効率と感じている IT 企業は 95%




コア業務(システムの企画・設計・開発等)以外の付帯的な業務(事務・管理業務等)についての状況を質
問。非 IT に比べデジタル化が進んでいると想像される IT 企業でも、95%以上が付帯業務の負担を感じている。


■多くの付帯業務でアナログが残る。中でもリソース管理は、契約書や押印を上回る未達状況




勤怠管理を除く多くの付帯業務で紙や Excel との併用フローが残っている。中でもリソース管理(要員計画/
人材配置などのアサイン予定管理)は、契約書や押印を上回ってクラウド化・デジタル化ができていない。




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325
■デジタル化が進まない理由上位は「リソース」と「取引先事情」。顧客優先で自社は後回しの傾向




リソース面(人手不足)、取引先との事情を挙げた企業が半数以上を占めた。顧客優先のため自社課題の解決
は後回しになる実態が浮き彫りに。上記以外で選択肢にあった「セキュリティ面」は回答者ゼロだった。

■特に手間がかかっている業務はいずれも IT 企業特有業務の「工数管理」と「リソース管理」




1 位から 3 位まで順位別に聞いた結果、約半数が手間のかかる業務 1 位は工数管理(実績管理)と回答。ま
た、3 位以内で最も多く挙がったのがリソース管理だった。いずれも売上や利益に直結する重要な業務ながら、
勤怠管理など、業種を問わず発生する他の付帯業務に比べ専用のクラウドサービスが少ない現状がある。

■IT 企業では 2 割がフルリモートワーク、7 割が週 3 回以上リモートワークを実施




2 割がフルリモートワーク、7 割が週 3 回以上リモートワークを行っていると回答。IT 企業ではリモートワー
ク移行が進んでいることがわかる。(上記以外に選択肢にあった「行っていない」は回答者ゼロ)

■半数が「リモートワークでメンバー稼働状況やプロジェクト進捗が見えづらくなった」




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325
半数がリモートワークによりメンバーの稼働状況やプロジェクト進捗の状況が見えづらくなったと回答。下の
自由回答にもあるとおり、働いている姿が見えない分、日報や Excel 管理表等での定型的な報告内容や能動的に
取りにいった情報以外が入って来なくなったことが伺える。

■リモートワークにおけるその他の課題(自由回答から一部抜粋)

・成果も実績を出すだけではダメで、予算と実績、その差分を出して、検証することに苦労している
・進捗が把握しづらい(特につまずいている場合)
・自分が直接関わらない案件の状況が見えづらくなった
・成果物の割に超過工数が多い


調査への考察
IT 企業においても付帯業務の非効率性は課題となっており、中でもリソース管理はクラウド化・デジタル化の
遅れによる負担が大きいことがわかりました。リモートワークでメンバーの稼働状況やプロジェクトの見えにく
さも増しているようです。

リソース管理の負担が大きい背景としては、引き合い増・人手不足に加え、請け負うプロジェクトの多様化が
一因にあると考えられます。DX 需要が加速する中、企業の基幹システムと繋ぎ込みビジネスモデルそのものを
変革するような大規模案件が増えると同時に、短期間での成果創出や PDCA を求められるような案件、また企業
の内製化チームと伴走する案件も増えており、要員計画や人材配置の難易度が高まっているためです。

そのような背景がありながらクラウド化やデジタル化が進まない理由としては、Excel 等での管理が常態化し
ている中、リソース不足で改善に手が回っていないこと、また、顧客企業や協力企業等取引先の進め方に合わせ
る必要から変更の調整がしにくいことが見えてきました。ニッチな業務であることから専用クラウドサービスが
まだ少なく、選択肢として認知されていない現状も想定されます。

アサイン予定管理・外部人材調達など人材リソースの最適配置をサポートする「Co-Assign」は、40 社以上に
既存のリソース管理方法をヒアリングした上でサービス改善を重ねており、さまざまな企業の進め方に対応した
仕様が特長です。また、クラウド上でリアルタイムに情報が共有されることから、リモートワーク下でも稼働状
況やプロジェクトの見える化が改善できます。「Co-Assign」は今後もリソース管理の視点から DX プロジェク
トを支援するとともに、業績向上や働きやすさへの貢献を目指してまいります。




上:Excel によるリソース管理例
右:Co-Assign でのクラウド管理イメージ



株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325
Co-Assign 3 ヶ月間完全無料キャンペーンについて
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申込み方法 Co-Assign サイト(https://www.co-assign.com/)の「無料トライアル」より必要
情報をご入力の上お申込みください




左:DX に向けた人材調達・管理の課題 / 右:Co-Assign でできること


「業務のクラウド化・電子化に関するアンケート」調査概要
対象:Co-Assign を利用中の企業
調査期間:2022 年 2 月 10 日~2022 年 2 月 17 日
有効回答数:24 社


Co-Assign(コーアサイン)とは
「Co-Assign」は、社内外人員の稼働管理やプロジェクトへのアサイン管理、人材調達が一つになった、リソ
ース最適化プラットフォームです。社内のエンジニアやデザイナー等の稼働状況をひと目で確認でき、適切なプ
ロジェクトへボタン一つでアサインできるだけでなく、利用企業と外部協力企業が共同利用することで、外部協
力企業から速やかに人員を調達し、リソース不足も解消できます。自社に関わる社内外の人材とプロジェクトの
全体像を一元化・見える化し、プロジェクトの予算や人員を管理するプロジェクトマネージャー(PM)や、人
材調達や支払い業務で外部協力企業とやり取りをするバックオフィスの生産性を大きく向上します。
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株式会社アイリッジ

株式会社アイリッジは、 「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日より
も便利な生活を創る。 」という理念のもと、スマートフォンアプリを活用した企業の OMO(Online Merges with Offline)支
援を軸に、リテールテック、フィンテック、MaaS、VUI(音声インターフェース) 、業務支援等、幅広い領域で DX を支援し
ています。OMO 支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリマーケティングにも強みを持
ち、データに基づく施策でユーザーを優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進
や CX 改善の支援を行っています。
https://iridge.jp/


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