「ニューロクリエイティブ&店頭最適化パック」提供開始

2022年2月3日



各 位

会 社 名 株式会社アイリッジ
代表者名 代表取締役社長 小田 健太郎
(東証マザーズ 3917)




「ニューロクリエイティブ&店頭最適化パック」提供開始




本日、当社子会社である株式会社Qoilが下記のプレスリリースを発表しましたので、別紙のとおり、
お知らせします。





脳波計測に基づく“足を止める”POP制作からIoTカメラによる効果検証まで
「ニューロクリエイティブ&店頭最適化パック」提供開始
~コロナ禍による消費者の店舗滞在時間減少にDXで対応~


以 上




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325
2022年2月3日
株式会社Qoil




脳波計測に基づく“足を止める”POP制作からIoTカメラによる効果検証まで
「ニューロクリエイティブ&店頭最適化パック」提供開始
~コロナ禍による消費者の店舗滞在時間減少にDXで対応~



株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、
以下「アイリッジ」)の連結子会社でマーケティングに関するコミュニケーションデザイン事業を展開する株
式会社Qoil(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:小田 健太郎、以下「Qoil」)は、株式会社電通サイエン
スジャム(本社:東京都港区、代表取締役社長:志村 武彦、以下「電通サイエンスジャム」)、株式会社
ドゥ・ハウス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小笠原 亨、以下「ドゥ・ハウス」)、株式会社
Flow Solutions(本社:神奈川県横浜市、CEO:チャド・スチュワート、以下「FLOW」)の協力のもと、脳
波計測に基づく”足を止める”POP制作から店頭設置代行、店頭データに基づく効果検証までをワンストップで
提供する「ニューロクリエイティブ&店頭最適化パック」を2022年2月3日より提供開始します。
「ニューロクリエイティブ&店頭最適化パック」提供開始の背景

新型コロナウイルス感染症が続く中、メーカーの新製品プロモーションが難しくなっています。コロナ禍
で消費者の店頭滞在時間は減少傾向が続いていること※1、またコロナ禍で利用が拡大しているECについても、
2020年時点での物販のEC化は8.08%に過ぎないためです※2。 商品を直接手に取って確認できる点でも、
「目的買い」商品以外の「ついで買い」ではリアル店舗の果たす役割は大きく、コロナ禍のリアル店舗にお
いては、初見でパッと”足を止めたくなる”店頭POPクリエイティブ(制作物のデザインやコンテンツ)の重
要性がますます高まっています。しかし、POPはこれまで担当者の経験則などから感覚的に制作されたまま
効果検証も行われないことが多く、さらに、小売の人手不足や業務過多から、そもそも店頭設置率が20%程
度に留まるケースもあり、課題となっていました。




「ニューロクリエイティブ&店頭最適化パック」の特長

「ニューロクリエイティブ&店頭最適化パック」は、脳波計測に基づく”足を止める”POP制作から、ラウン
ダーによる店頭設置代行、店頭IoTカメラのデータに基づく効果検証までをワンストップで提供するサービス
です。脳波計測での科学的なクリエイティブ検証には、電通サイエンスジャムの「ニューロアナリティクス
ソリューション」を活用しています。また、ドゥ・ハウスとのパートナーシップによる設置代行では、ラウ
ンダー※3を全国へ派遣の上各個店を巡回し、POPの設置やメンテナンス作業の代行サービスと、設置状況な
どのレポート提出を行います。設置後はFLOWで計測したPOP前の立ち止まり検知データに基づき、効果検
証が可能です。
店頭データ取得においてはプライバシーに配慮した画像認識技術を用いており、POP前で立ち止まった人
数・性別・年齢層・立ち止まり時間などのデータの蓄積と効果検証を繰り返していくことで、より精度の高
いPOP制作が可能になります。



<従来の店頭プロモーションと「ニューロクリエイティブ&店頭最適化パック」の違い>

ニューロクリエイティブ ニューロクリエイティブ
従来の店頭プロモーション
&店頭最適化パック &店頭最適化パックのメリット


ターゲットに応じた被験者の脳
メーカー担当者の経験則や、モ 科学的に比較検証をした”足を止
波計測を伴うA/Bテストを行い、
ニター調査回答者の回答結果な める”店頭POPは、販売数量が最
POP制作 「潜在意識」も含めた科学的に
ど、人の「顕在意識」や感覚に 大で7倍も増加した実績も(電通
効果の高いクリエイティブを制
基づきクリエイティブを制作 サイエンスジャム調べ)




小売側で設置してもらうか、小 ラウンダーが設置やその後のメ 設置率を大きく引き上げ、レ
店頭設置 売ごとのメーカー側営業担当者 ンテナンスも代行し、設置レ ポートにより設置の様子も見え
が一店ずつ巡回して設置 ポートも提出 る化


プライバシーに配慮した画像認
データの蓄積と効果検証を繰り
多くのケースで十分に行われて 識 技 術 に よ り POP 前 で 立 ち 止
効果検証 返していくことで、より精度の
こなかった まった人数・性別・年齢層・立
高いPOP制作が可能に
ち止まり時間などの計測が可能
<「ニューロクリエイティブ&店頭最適化パック」の概要>

脳波計測に基づく”足を止める”POP制作から、ラウンダーによる店頭設置代
サービス概要 行、店頭IoTカメラデータに基づく効果検証までをワンストップで提供する
サービス
・ニューロクリエイティブPOP制作(3回分)
・店頭設置代行(企画設計・訪店準備含む)
提供内容 ・効果検証(3ヶ月分)
※POP制作は、同一年度内であれば異なる3つの商品のプロモーションに利用することも
できます
提供開始日 2022年2月3日



今後の展望

コロナ禍でDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速し、生活者の行動変容が進む中、リアル店舗
においては「体験」や「偶然の出会い」の提供など、リアルにしかできない価値提供がより求められるよう
になります。Qoilでは、これまで20年以上手掛けてきた店頭プロモーションおよびプロデュースの経験をも
とにリアル店舗のマーケティング支援を行い、ウィズ/アフターコロナにおいてますます重要になる、
OMO※4を実現するリアル店舗づくりを支援してまいります。

図1: 被験者の脳波計測イメージ




<クリエイティブを見る被験者の脳波の動きから、興味度や好き度を判定>
※株式会社電通サイエンスジャムのニューロアナリティクスソリューションによる技術提供



図2:ラウンダーによる店頭設置代行イメージ
図3:立ち止まり検知データに基づく効果検証イメージ




※1)凸版印刷・ONE COMPATH「電子チラシサービス『Shufoo!』、コロナ禍の買い物意識調査」(2021年12月16日)より
※2)経済産業省「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」(2021年7月30日)より
※3)ラウンダー:メーカー営業担当が補いきれない店舗・企業を巡回してフォローを行うスタッフのこと
※4)OMO(Online Merges with Offline):スマホアプリから店舗へ集客したり、アプリ(オンライン)と店舗(オフライン)の
区別をせずあらゆるユーザー体験をデータ化し、そのデータを活用して最適なユーザー体験等を提供する取り組みのこと


株式会社Qoil

株式会社Qoilは、スイッチを作って、おして、人を動かす会社です。お客様の事業・商品・サービスのな
りたい未来を実現するために、現状のボトルネックを紐解き、戦略策定から企画立案・実行・改善までご一
緒します。オフラインからオンラインまで、双方の利点を活かし融合させたセールスプロモーションを強み
としています。
※株式会社デジタルガレージ マーケティングテクノロジーセグメント ビジネスデザインカンパニーを前身とし、会社分割により2018
年6月に株式会社DGマーケティングデザインとして新設、2021年4月、株式会社Qoilへ社名変更。

https://www.qoil.co.jp/


株式会社アイリッジ

株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサー
ビスで、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンアプリを活用した企業のOMO
(Online Merges with Offline)支援を軸に、リテールテック、フィンテック、MaaS、VUI(音声インター
フェース)、業務支援等、幅広い領域でDXを支援しています。OMO支援ではアプリの企画・開発における業
界トップクラスの実績に加え、アプリマーケティングにも強みを持ち、データに基づく施策でユーザーを優良
顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進やCX改善の支援を行ってい
ます。
https://iridge.jp/


お問い合わせ先
□サービスに関して
株式会社Qoil 担当:岩佐
Email:noriyasu.iwasa@qoil.co.jp TEL:080-9046-7034


□報道関係 広報担当
Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325

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