AOSデータ株式会社との資本業務提携に関するお知らせ

各 位
平成 30 年2月8日
会 社 名 株式会社ファインデックス
代表者名 代表取締役社長 相原 輝夫
( コード番号:3649 )
問合せ先 取締役管理部長 藤田 篤
( TEL.089-947-3388 )


AOS データ株式会社との資本業務提携に関するお知らせ


当社は、本日開催の取締役会において、以下のとおり、AOS データ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社
長:春山 洋、以下「AOS データ」
)の第三者割当増資を引き受け2億円を出資するとともに医療ビジネス市場にお
いて緊密に業務上の提携を行うことで合意し、同社と資本業務提携契約を締結しましたので、お知らせいたします。


これまで医療情報の殆どは医療機関内のクローズドな環境で管理されてきましたが、クラウドやデバイスの進化に
より安全にデータを管理し共有できるようになったことで、状況は大きく変化しています。2010 年 2 月に厚生労働
省が「診療録等の保存を行う場所について」
(いわゆる「外部保存通知」
)を一部改定し、医療情報を医療機関以外の
場所へ外部保存することが認められました。翌 2011 年 3 月の東日本大震災以降、紙カルテをデータ化し安全に保存
することも含め業務継続計画(BCP)に大きな関心が寄せられ、安全かつ安価に診療録をバックアップする手段と
してクラウドの利用が検討され始めました。


地域連携においても、在院日数の削減が進み地域包括ケアの需要が高まる中、医療・介護間での密な情報共有は不
可欠であり、IT 環境の異なる関係者をつなぐ手段としてクラウドに注目が集まっています。国策においても医療
データの集積を目的としたシステムを構築し、医療費削減や創薬、新たな医療技術の開発につなげていくなど、クラ
ウドの普及はもはや医療機関だけでなく国全体の流れとして進んでいます。


現在、日本国内のクラウドサービス市場は 1.4 兆円、2021 年には 3.5 兆円を超えるとみられています。その中で、
低コストに利用できるパブリッククラウドにおいて圧倒的シェアを持つアマゾンウェブサービス(AWS)は、世界
190 か国以上で数百万を超えるユーザーを持ち、日本国内においても金融機関や政府・教育機関など 10 万社以上の
法人ユーザーを持っています。その柔軟・安全・拡張性に優れた AWS でクラウドサービスを展開するのが AOS
データです。


AOS データのクラウドバックアップサービス AOSBOX は、全米トップテンレビューズの法人向けクラウドバッ
クアップサービス部門で 5 年連続 1 位 ※1 を獲得、日本国内においても法人ユーザー1,000 社以上、一般ユーザー30
万人を誇るサービスです。AWS の国内データセンターを利用し軍事レベルの暗号技術で強固なセキュリティを構築
すると共に、データの利用頻度に応じてストレージを使い分け低コスト化も実現、さらには AI によるデータ活用も
支援しています。





今後は、国内外で実績を持つ AOS データと連携し、より積極的に医療およびオフィス事業を展開していきます。
とりわけ医療分野においてはクラウドの需要が急速に高まっていることから、当社が独占的に AOS データと連携し、
日本国内の AWS サーバを利用した安全かつハイレベルなソリューションを提供することで、医療機関における本格
的なクラウド化を先導し、また国の目指す医療データの集積・分析にも寄与していきます。オフィス事業においても、
安全性の高いクラウドソリューションを安価に提供していくことで、さらなる販売促進を図っていきます。


※1 AOSBOX は、海外では Zoolz の名称で提供しています。


AOS データ株式会社について
1995 年創業のデータ復旧の老舗 AOS テクノロジーズの 100%子会社として設立。パソコンとスマートフォンのメ
ンテナンスにおいて、購入から廃棄までライフサイクルに合わせた、様々なサービスと製品を提供しています。
BCN(大手家電量販店の POS データを集計した実売データ)のシステムメンテナンスソフト部門では、9 年連続 1
位の信頼と実績を得ています。今後一層、データバックアップ、データ移行、データ復旧、データ抹消及びセキュリ
ティ製品などのデータ管理技術で知的財産を守り、社会に貢献して参ります。


株式会社ファインデックスについて
ファインデックスは、医療システムのスペシャリストとして常に革新的なソリューションを創り出し、診療の効率
化やデータ活用による研究や病院経営を支援してきました。ファインデックスの医療ソリューションは、全国の大学
病院から診療所まで幅広い医療機関で利用されており、国立大学病院の 80%以上、大規模病院の 50%以上という高
いシェアを獲得しています。医療以外の分野においても文書管理を中心とした業務効率化ソリューションを展開して
おり、AI を利用したデータ活用ビジネスにも取り組んでいます。
以上





6270