長野県や民間企業とAIを用いた画像識別の共同研究を推進

2020年6月5日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 電 算
代 表 者 名 代表取締役社長 轟 一太
(コード番号:3640 東証一部)
(住所:長野県長野市鶴賀七瀬中町276-6)
(TEL. 026-224-6666)



長野県や民間企業と AI を用いた画像識別の共同研究を推進




長野県工業技術総合センター

株式会社電算(本社:長野県長野市、代表取締役社長:轟一太)は、長野県工業技術総合
センター環境・情報技術部門が実施する生産現場 IoT 化支援事業に係る「令和 2 年度生産
現場 IoT 利活用共同研究(AI 活用)
」に参画します。
本共同研究は、長野県内の中小企業における製造業の生産性向上を図るため、生産ライン
における製品の検査工程に AI 技術を活用し、画像識別を自動で行うシステムの構築を目指
しています。生産現場 IoT 技術研究会*1 の参加企業に対して、実証実験を希望する企業を
募り、2社との共同研究を開始します。
電算は最適な AI 手法を適用するための専門知識を提供する IT 企業として参画します。
本共同研究は電算が新たに開発した AI 外観検査システム「Observe AI」*2及び長野県
工業技術総合センターの AI 学習用並列処理コンピュータ(NVIDIA 社 DGX-1)を利用して
実施します。
また、外観検査において高精度な検査画像を取得するため、国内トップシェアを誇る光学
機器専門企業である株式会社ヴイエス・オプティクス*3と協力しながら、製造業における AI
を活用した画像識別システムの研究開発を進めています。
今後は、実証実験を行う会員企業の 2 社と協力しながら共同研究を行い、製造業における
AI の導入・活用推進を支援します。
*1)長野県内企業の IoT システム導入支援を目的とした研究会。同県内企業約 50 社が参加。

*2)商標登録及び特許出願中。

*3)マシンビジョンにおける光学的ノウハウを活かした光学レンズや光学部品を中心に、照明や CMOS カ

メラに至るまでのユニット製品の開発、設計、製造を行ない、システム提案する企業。2019 年4月に

長野県諏訪市にサテライトオフィスを開設。(https://vst.co.jp/)


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■株式会社電算
長野県長野市に本社を置く総合情報処理サービス業で、1966 年設立されました。独立系
のシステムインテグレーターであり、地方公共団体や民間企業向けの情報処理サービス、ソ
フトウェア開発等を行っています。新技術に対する取り組みとして、AI を活用したサービス
の研究開発を実施し、これまで培ったソフトウェア開発のノウハウに、新たな AI 技術の知見
を組み合わせることで、様々な社会課題の解決にむけた取り組みを始めています。


■長野県工業技術総合センター
長野県が設置する公設試験研究機関です。2019 年 4 月に同センターの環境・情報技術部
門(松本市)に「AI 活用/IoT デバイス事業化・開発センター」を開所しました。県内製造
業の発展のため、AI・IoT 技術の企業現場への普及、応用技術開発、関連技術開発の支援を
しています。



以上



株式会社電算
〒380-0904 長野県長野市鶴賀七瀬中町 276-6
https://www.ndensan.co.jp/
TEL:026-224-6666(代表)
■プレスリリースに関するお問い合わせ
管理本部 広報・CSR 部
Mail:kouhou@ndensan.co.jp




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