上智大学にて寄付講座「ロジスティクス」を開講

2016 年 11 月 2 日
各 位
会 社 名 株式会社シーアールイ ー
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 山下 修平
(証券コード 3458 東証第一部)
問合せ先 取 締 役 永浜 英利
(TEL 03-5572-6600)


上智大学にて寄付講座「ロジスティクス」を開講
― ロジスティクスに携わる人材の育成を目的に、本年で開設 2 年目 ―


株式会社シーアールイー(代表取締役社長/山下修平 本社/東京都港区)は、2016 年 9 月 30 日
より、上智大学において寄付講座「ロジスティクス」を開講いたしました。


消費者のニーズが多様化している中、物流の効率化を推進するロジスティクスの重要性は増し
ております。このたびの寄付講座は、将来ロジスティクスやサプライチェーンマネジメントに携
わる人材の育成を目的に、上智大学経済学部にて、ロジスティクス・RFID1研究の第一人者であ
る荒木勉教授のもと、2015 年より開講したものであります。


寄付講座概要
1. 開講元 :上智大学経済学部経営学科
2. 科目名 :ロジスティクス
3. 担当教授 :上智大学経済学部経営学科 荒木 勉 教授
4. 開講期間 :2016 年 9 月 30 日(金)~2017 年 2 月 3 日(金)
5. 主な講義内容:サプライチェーンマネジメント、ロジスティクス、物流、物流不動産、
倉庫保管・輸配送システム、RFID、各業界におけるロジスティクス、等




1RFID(Radio Frequency Identification)とは、ID 情報を埋め込んだタグから、電波などを用いた近距離の無
線通信によって情報をやりとりするもの・技術を指す。タグをレーザなどで 1 枚 1 枚スキャンすることなく、非
接触で複数のタグをスキャンすることができる。産業界でバーコードに代わる商品識別・管理技術として研究が
進められてきたが、社会の IT 化・自動化を推進する上での基盤技術として注目が高まっている。



2016 年 10 月 14 日(金)には、当社の執行役員経営企画本部長の山本岳至が講師を務め、日
常生活では知る機会の少ない「物流不動産」が果たす役割・重要性を理解していただくことを目
的に、物流不動産を取り巻く市場動向から、消費者生活との密接な関係、施設仕様及び庫内運営
に関連した最新技術まで広範囲にわたって講義いたしました。


当日は約 120 名の学生が出席し、受講者の方からは下記等の感想を頂戴しました。


・商品が店頭に並ぶまでにはサプライチェーンという長いプロセスがあり、そのプロセスの一つ
一つにはたくさんの人、労力、システム、機械が関わっていると認識した。
・企業のロジスティクスは多様化・高度化しているが、その様々なニーズに対応するために物流
施設は不可欠なものであり、小規模なものから大規模なものまで用途に応じて、ロジスティク
スをサポートしていると感じた。
・リスクマネジメントを踏まえた上で、施設の建設やサプライチェーンの構築を行うことが非常
に重要である。災害大国である日本企業にとって、災害に強いロジスティクスを作っていくこ
とが、今後、海外に進出していくなかで強みになるのではないか。


当社は、事業を展開していく上で企業としての社会的責任を果たすため、今後も寄付講座等の
活動を通じ、将来を担う人材の育成に貢献してまいります。



■株式会社シーアールイー
当社は、現在、物流不動産を中心に約 1,490 物件、約 122 万坪(約 403 万㎡)※の不動産の管
理運営を行っております。物流不動産特化の管理会社としては、国内最大規模となり、サービス
領域においては、物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジメント、プ
ロパティマネジメントまでのトータルサービスをワンストップでご提供しております。
物流不動産開発においては、現在、物流施設 6 物件、延べ面積約 43,000 坪(約 142,000 ㎡)
の開発を進めております。当社独自に構築してまいりました多数のテナント企業とのリレーショ
ンシップによりテナント企業が求めるニーズを的確に捉え、テナント企業の個別ニーズを満足さ
せた上で更に機能性・汎用性をも兼ね備えた物流施設造りを推進し、継続的にご提供してまいり
ます。また、前身からの 50 年におよぶ業歴から得た物流不動産の管理運営の知見・ノウハウを
開発事業に注ぎ込むことにより、利用者の立場に立った利便性の高い施設開発を目指し、首都圏
は勿論のこと、全国の物流適地において積極的に物流施設開発に取り組んでいく方針です。
(※2016 年 7 月末時点)
以上





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