物流施設「ロジスクエア羽生」竣工

2016 年 7 月 19 日
各 位
会 社 名 株 式会社 シーア ール イ ー
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 山下 修平
(証券コード 3458 東証第一部)
問合せ先 執行役員管理本部長 永浜 英利
(TEL 03-5572-6600)



物流施設「ロジスクエア羽生」竣工


株式会社シーアールイー(代表取締役社長/山下修平 本社/東京都港区) 2016 年 7 月 15 日、
は、
埼玉県羽生市において開発を進めていた物流施設「ロジスクエア羽生」を竣工いたしました。
なお、「ロジスクエア羽生」は竣工に先立ち国内大手物流企業の入居が確定しており、2016 年
8 月 1 日より当該テナント企業の物流拠点として稼働する予定です。





「ロジスクエア羽生」の開発地は東北自動車道「羽生」インターチェンジより約 4.5km に位置
しており、10 分以内でのアクセスが可能な好立地で、北関東自動車道の全線開通や、今後予定さ
れている圏央道の更なる延伸により、東北自動車道を基軸とした広域ネットワークの形成が期待
され、次世代を睨んだ国内物流の戦略的拠点として高いポテンシャルを有しています。


施設の特徴として、1 階は低床倉庫として両面にバースを配置、敷地内車両動線は出入口を分
けたワンウェイとし、さらに敷地内に 40 フィートトレーラーを含む大型車両 50 台以上の待機ス
ペースを確保することにより、効率的な入出庫オペレーションを実現します。また、塑性変形抵
抗性に優れ、わだち掘れの発生を抑制する「半たわみ性舗装」をトラックヤード及び待機スペー
スだけでなく、場内全域に採用しております。倉庫部分の基本スペックは、平均照度 250 ルクス
以上、床荷重 2.0t/㎡、有効高さは各階 6.0m 以上を確保し保管効率を高め、さらに、垂直搬送機
はダブルパレット対応型を 8 基設置し上下搬送効率も高めております。また、雨天時の入出庫オ
ペレーションにも配慮し、両面バースの大庇張り出し長さを 14m 確保しております。上記スペッ
クは、入居するテナント企業の要望を取り入れ、且つ、施設の汎用性を考慮した当社の基本スペ
ックも満足し得る内容です。


また、全館 LED 照明、人感センサー、節水型衛生器具の採用等により環境や省エネルギーに
配慮した施設として、BELS※1 の評価を取得予定です。(※1 BELS とは、建築物の省エネルギ
ー性能を評価 表示する制度であり、
・ Building Energy-efficiency Labeling System の略語です。)
さらに、当社開発物件の標準装備である緊急地震速報システムの導入や外構散水栓による停電
時の給水確保等により入居企業の BCP(事業継続計画)への配慮を行っております。



■ロジスクエア羽生の概要
所 在 地 : 埼玉県羽生市大字秀安
敷地面積 : 36,224.84 ㎡(10,958.01 坪)
延ベ面積 : 38,857.09 ㎡(11,754.26 坪)
建物構造 : 鉄骨造 地上 2 階建て
工 期 : 2015 年 8 月 18 日~2016 年 7 月 15 日
設計施工 : 五洋建設株式会社


■施設の写真
○全景




・張り出し長さ 14m、全長 172mの大庇を施設の東側西側の両面に設置。
・トラックヤード、待機スペース、車路、駐車場他、場内全域に半たわみ性舗装を採用。


○庫内





・物流施設の機能をデザインとして「可視化」することにこだわった庫内のサイン。
ワンフロア約 17,000 ㎡と広大な建物空間の為、エリアカラー方式を採用。


○オフィスエリア




・建物全体の顔となる北側事務所へのアプローチ。
・外観とデザインを統一した執務空間。事務所から倉庫への扉には規制ピクトをデザイン。


○外観




・北面県道には「IN」
「OUT」の専用動線を設置。南面には歩行者・自転車専用通用口を設置。





■株式会社シーアールイー
当社は、現在、物流不動産を中心に約 1,480 物件、約 108 万坪(約 360 万㎡)※2 の不動産の管
理運営を行っております。物流不動産特化の管理会社としては、国内最大規模となり、サービス
領域においては、物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジメント、プ
ロパティマネジメントまでのトータルサービスをワンストップでご提供しております。
物流不動産開発においては、現在、物流施設 6 物件、延べ面積約 43,000 坪(約 142,000 ㎡)
の開発を進めております。当社独自に構築してまいりました多数のテナント企業とのリレーショ
ンシップによりテナント企業が求めるニーズを的確に捉え、テナント企業の個別ニーズを満足さ
せた上で更に機能性・汎用性をも兼ね備えた物流施設造りを推進し、継続的にご提供してまいり
ます。また、前身からの 50 年におよぶ業歴から得た物流不動産の管理運営の知見・ノウハウを
開発事業に注ぎ込むことにより、利用者の立場に立った利便性の高い施設開発を目指し、首都圏
は勿論のこと、全国の物流適地において積極的に物流施設開発に取り組んでいく方針です。
(※2 2016 年 4 月末時点)


■開発物件一覧 注)延べ面積は小数点以下、四捨五入。
状況 開発案件名 所在地 延べ面積(㎡) 延べ面積(坪) 着工 竣工
竣工済 ロジスクエア草加 埼玉県草加市 30,073 ㎡ 9,097 坪 2012 年 6 月 2013 年 6 月
竣工済 ロジスクエア八潮 埼玉県八潮市 19,095 ㎡ 5,776 坪 2013 年 3 月 2014 年 1 月
竣工済 ロジスクエア日高 埼玉県日高市 17,461 ㎡ 5,282 坪 2014 年 7 月 2015 年 3 月
竣工済 ロジスクエア久喜 埼玉県久喜市 44,372 ㎡ 13,423 坪 2015 年 5 月 2016 年 6 月
竣工済 ロジスクエア羽生 埼玉県羽生市 38,857 ㎡ 11,754 坪 2015 年 8 月 2016 年 7 月
開発中 ロジスクエア浦和美園 埼玉県さいたま市 52,314 ㎡予定 15,825 坪予定 2016 年 2 月 2017 年 4 月予定
開発中 ロジスクエア新座 埼玉県新座市 25,863 ㎡予定 7,824 坪予定 2016 年 5 月 2017 年 4 月予定
開発中 ロジスクエア久喜Ⅱ 埼玉県久喜市 11,931 ㎡予定 3,609 坪予定 2016 年 7 月 2017 年 2 月予定
開発中 ロジスクエア守谷 茨城県守谷市 34,200 ㎡予定 10,345 坪予定 2016 年 8 月予定 2017 年 5 月予定
開発中 ロジスクエア鳥栖 佐賀県鳥栖市 17,500 ㎡予定 5,300 坪予定 2017 年 3 月予定 2017 年12 月予定
開発中 川越開発計画(仮) 埼玉県川越市 未定 未定 未定 未定
以上





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