セブン-イレブン店舗を巡回するペットボトル回収車両においてユーグレナバイオディーゼル燃料を使用

2020 年 11 月 24 日
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
武松商事株式会社
株式会社ユーグレナ

セブン‐イレブン店舗を巡回するペットボトル回収車両において
ユーグレナバイオディーゼル燃料を使用
サプライチェーン全体での CO₂排出量削減に向けた初の取り組み

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社⻑:永松文彦、以下
「セブン‐イレブン」 と武松商事株式会社
) (本社:神奈川県横浜市、社⻑:金森和哉、以下「武松商事」)
と株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社⻑:出雲充、以下「ユーグレナ社」)は、横浜市内の
セブン‐イレブン一部店舗に設置している「ペットボトル回収機」で集めたペットボトルを武松商事の
車両にて回収する際、ユーグレナ社の『ユーグレナバイオディーゼル燃料』(以下「バイオ燃料」)を
使用します。本取り組みは、 サプライチェーン全体での CO2 排出量削減」
「 の取り組みの一環となります。

セブン‐イレブン・ジャパン、武松商事、ユーグレナ社は協働で、SDGs 達成に向けた、エシカルな
社会づくりと資源の持続可能性向上を目指します。




取り組みの概要図



バイオ燃料の活用は、燃料の燃焼段階では CO2 を排出しますが、原料となるユーグレナ(和名:
ミドリムシ)の成⻑過程で光合成により CO2 を吸収しているため、実質的には CO2 の排出量は
プラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルを実現できます。
セブン‐イレブンでは「CO2 排出量削減」について自社の CO2 排出量(スコープ 1+2)のみならず、
スコープ 3※1を含めたサプライチェーン全体での CO2 削減に取り組んでいます。また、日本をバイオ燃
料先進国にすることを目指す『GREEN OIL JAPAN』宣言※2に賛同し、セブン‐イレブンにおける一部
店舗のペットボトルゴミの回収を担う武松商事に対してバイオ燃料を使用することを要請し、当該燃料
の使用が決定しました。
一方、ユーグレナ社は、バイオ燃料製造実証プラントで製造するバイオ燃料の供給を今年 3 月から
開始しています。バイオ燃料を使用いただく企業や自治体数は拡大しており、今回の発表に
よって『GREEN OIL JAPAN』宣言の賛同企業や自治体等の数は合計 31 に達しました。
※1 温室効果ガス(GHG)排出量の呼び方。GHGプロトコルという国際的に認められたガイドラインで定義されている
※2 ユーグレナ社は、2018 年 10 月のバイオ燃料製造実証プラントの竣工を機に、横浜市、千代田化工建設株式会社、伊藤忠エネクス
株式会社、いすゞ自動車株式会社、ANA ホールディングス株式会社、ひろしま自動車産学官連携推進会議をサポーターとして、
「日本を
バイオ燃料先進国にする」ことを目指す『GREEN OIL JAPAN(グリーンオイルジャパン)』を宣言




ペットボトルを回収する車両のイメージ

詳細は以下のとおりです。

―セブン‐イレブン店舗からのペットボトル回収車両バイオ燃料の使用について―
・走行開始:2020 年 11 月 24 日(火)
・回収対象:神奈川県横浜市内のペットボトル回収機を設置しているセブン‐イレブン店舗
・台 数:1 台


●『GREEN OIL JAPAN』宣言について
ユーグレナ社は、2018 年 10 月のバイオ燃料製造実証プラントの竣工を機に、 「日本をバイオ燃料
先進国にする」ことを目指す『GREEN OIL JAPAN(グリーンオイルジャパン) 』を宣言しました。
ユーグレナ社のバイオ燃料製造実証プラントで製造したバイオ燃料を陸・海・空における移動体に
導入すること、そして 2030 年までにバイオ燃料を製造・使用するサポーターを日本中に広げることで、
バイオ燃料事業を産業として確立することを目標に掲げています。目標実現を通じて、SDGs「GOAL7:
エネルギーをみんなにそしてクリーンに」 「GOAL13:気候変動に具体的な対策を」に貢献します。
ユーグレナ社では、 『GREEN OIL JAPAN』宣言に賛同し、バイオ燃料の利用、原料の供給やバイオ燃
料の普及支援などをともに実施・普及する協力企業・団体等(輸送関連、飲食関連、地方自治体など)を
募っています。https://euglena.jp/greenoiljapan/




以上

5416