トラックへの荷積み自動化の実運用を開始

2024 年 3 月 28 日
各 位
会 社 名 鴻 池 運 輸 株 式 会 社
代表者名 代表取締役会長兼社長執行役員 鴻池 忠彦
(コード番号:9025 東証プライム市場)
執行役員
問合せ先 田辺 茂樹
経営企画本部本部長
TEL 03-3575-5753



トラックへの荷積み自動化の実運用を開始

鴻池運輸株式会社は、三菱重工グループの三菱ロジスネクスト株式会社と共同で、2022 年 3 月より、
主に飲料製品の保管・入出荷・配送業務を行う鴻池運輸 神奈川綾瀬営業所(神奈川県綾瀬市)で実施し
ていた無人フォークリフトによるトラックへの荷積み実証実験が完了し、2024 年 3 月 15 日より実運用
を開始しました。


つきましては、本日添付のニュースリリースを行いましたので、お知らせいたします。
以 上





ニュースリリース 2024 年 3 月 28 日
鴻池運輸株式会社
倉庫作業者の労働負荷軽減、トラックの滞留時間削減へ

トラックへの荷積み自動化の実運用を開始
三菱ロジスネクストと共同実証実験が完了


鴻池運輸株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長執行役員 鴻池 忠彦、以下 鴻池運
輸) は、三菱重工グループの三菱ロジスネクスト株式会社(本社:京都府長岡京市、代表取締役社長 間
野 裕一、以下 三菱ロジスネクスト)と共同で、2022 年 3 月より、主に飲料製品の保管・入出荷・配送
業務を行う鴻池運輸 神奈川綾瀬営業所(神奈川県綾瀬市)で実施していた無人フォークリフト
(Automated Guided Forklift、以下 AGF)によるトラックへの荷積み実証実験が完了し、2024 年 3 月
15 日より実運用を開始しました。
※1 関連報道発表:2022 年 3 月 1 日 https://www.konoike.net/news/detail/20230926221744.html



現状、工場や倉庫における物流は自動化が進む一方、トラックへの荷積みは、トラックの車種や停車位
置の違いに応じて積載位置の補正が必要であることや搬送時間の制約もあり、有人フォークリフトによる
作業が中心です。物流現場は、慢性的労働力不足に加え、物流業界の「2024 年問題」でさらなる労働力
不足が深刻です。また、繁忙時は作業に伴うトラックの滞留時間が発生し、定時の搬出・搬入を妨げる要
因の一つとなっていることが課題となっています。
実証実験は、三菱ロジスネクストの AGF 等の自律化・知能化・自動化技術と、鴻池運輸が長年にわた
り多種多様な現場で培ってきた豊富な知見やノウハウを生かし、これらの課題解決のために AGF を活用
して作業を自動化することで、作業者の労働負荷軽減とトラックの滞留時間削減を目指す取り組みでし
た。実証実験では、トラックの荷役位置検知試験やトラックへの誘導機能試験、自動化実運用に向けた能
力・安全機能を検証し、その結果、変化する積載位置に応じて AGF が自らの判断で最適に稼働し、有人
フォークリフト作業に匹敵する精度と時間でトラックへの荷積みを行えるようになりました。なお、トラ
ックへの積み込み時間は、大型トラック(16 パレット)1 台に対して 15 分以内で満載が可能です。


今後、鴻池運輸では、神奈川綾瀬営業所での AGF 追加導入によるトラックへの荷積み自動化の拡大や
鴻池運輸の他の倉庫での活用も視野に展開していく考えです。鴻池運輸では、2030 年ビジョンで「技術
で、人が、高みを目指す」というメッセージを掲げており、最新技術と現場で培われてきた職人の技術を
掛け合わせ、
「現場のあり方」を進化させていきます。




じくはら

(報道関係者様お問い合わせ先) 広報室 古屋、竺原 tel:03-3575-5753



■倉庫にパレット積みされた荷物を AGF が搬出 ■AGF が倉庫の荷物をトラックへ搬送




■AGF でトラックへ積載 ■積み込み完了後




■鴻池運輸株式会社の概要(https://www.konoike.net/)
KONOIKE グループは、物流の枠を超え、製造、医療、空港業務などを通じ、社会課題の解決と革新に挑
戦し続ける、プロフェッショナルサービス集団です。
鴻池運輸株式会社 代表取締役会長兼社長執行役員
商号 代表者
※東証プライム市場 鴻池 忠彦
大阪本社 大阪市中央区伏見町 4-3-9 東京本社 東京都中央区銀座6-10-1
創業 1880(明治 13)年 5 月 会社設立 1945(昭和20)年5月30日
約24,000名(連結)
資本金 1,723百万円 従業員数
※臨時雇用者数を含む

売上高 311,840百万円(連結) 営業利益 13,243百万円(連結)
鉄鋼事業、エンジニアリング事業、食品関連/定温物流事業、食品プロダクツ関連事業、
事業内容
生活関連事業、メディカル事業、空港事業、国際物流事業、インド事業
※資本金、従業員数、売上高、営業利益:2023年3月31日現在。




●本ニュースリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。




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