九州初ササキコーポレーションとユーグレナ社は、マリーナにおける次世代バイオ燃料の継続的な導入を開始しました

2022 年 8 月 1 日



九州初 ササキコーポレーションとユーグレナ社は、
マリーナにおける次世代バイオ燃料の継続的な導入を開始しました

株式会社ササキコーポレーション
株式会社ユーグレナ

株式会社ササキコーポレーション(本社:山口県宇部市、代表取締役社⻑:佐々木勝吉、以下「ササ
キコーポレーション」)と株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:出雲充、以下
「ユーグレナ社」)は、国土交通省九州運輸局(局⻑:鈴木史朗、以下「九州運輸局」)の協力のもと、
ササキコーポレーションが運営する九州最大級のマリーナである⻄福岡マリーナ マリノアにおいて、
ユーグレナ社が販売する次世代バイオ燃料「サステオ」(以下「サステオ」)を継続的に導入することを
お知らせします。なお、九州でのサステオの継続的な導入は初めてとなります。




サステナブルマリーナ宣言

後列 左から、博多港開発 池見常務取締役、海洋冒険家 白石氏、九州運輸局 重冨次⻑、博多港振興協会 安東専務理事、ユーグレナ社 執行役員 尾立

前列 左から、九州運輸局 鈴木局⻑、ユーグレナ社 社⻑ 出雲、ササキコーポレーション 専務 佐々木、福岡市港湾空港局 井口局⻑



今回使用したサステオは、バイオマス(生物資源)を原料とし、船舶のディーゼルエンジンに対して
内燃機関を変更することなく使用することが可能な次世代バイオディーゼル燃料です。サステオは、燃
料の燃焼段階では CO2 を排出しますが、バイオマス原料が成⻑過程で光合成によって CO2 を吸収するた
め、使用した際の CO2 の排出量が実質的にはネットゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献する
と期待されています。
今回、九州においても様々な分野で次世代バイオ燃料に関する関心や利用ニーズが高まることが見込
まれていることから、今回ササキコーポレーションが運営する九州最大級のマリーナである「⻄福岡マ
リーナ マリノア」において、国土交通省九州運輸局のご協力のもと、九州では初めてとなるサステオ
の継続的な導入を行うこととなりました。
白石氏によるサステオ給油の様子




なお、7 月 31 日(日)には、次世代バイオ燃料「サステオ」継続利用表明式を実施し、来賓として福
岡市港湾空港局の井口宏樹局⻑、博多港振興協会の安東⼀眞専務理事、博多港開発株式会社の池見雅彦
常務取締役、九州運輸局の鈴木史朗局⻑、九州運輸局の重冨徹次⻑、そして海洋冒険家の白石康次郎氏
にご参加を賜りました。白石氏には、サステオを給油した船舶に試乗し、「サステオでのクルージング
は、普段と全く変わらない乗り心地で、普段使用している(化石燃料由来の)軽油と比べてパワーも加
速も全く変わりがありません。とても安心してクルージングできました。」とコメントをいただきまし
た。


<株式会社ササキコーポレーションについて>
1930年の創業以来90年にわたり、「乗り物を通じて人々のより豊かな生活を応援する」ために、
2輪車、4輪車の販売やメンテナンス、船舶の販売やマリーナの運営などの事業を展開してきました。
特にマリーナ部門では、⻄日本最大級の施設「⻄福岡マリーナ マリノア」をはじめ、九州・⻄日本で
多くの施設を運営し、充実した設備による良質なサービスを提供しています。https://sasaki-corp.jp/


<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成
功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の
製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014 年よりバングラデシュの子どもたち
に豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナ GENKI プログラム」を継続的に実施。
「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事
業を展開。https://euglena.jp

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