プラスチック類のマテリアルリサイクル事業を拡大-複数のセンサー機能を搭載した最新選別機を3台導入-

2024年3月21日
会 社 名 株式会社エンビプロ・ホールディングス
代 表 者 名 代表取締役社長 佐 野 富 和
(コード番号:5698 東証プライム)
問 合 せ 先 取締役 管理管掌 竹 川 直 希
(TEL. 0544-21-3160)


プラスチック類のマテリアルリサイクル事業を拡大
~複数のセンサー機能を搭載した最新選別機を3台導入~

当社連結子会社である株式会社エコネコル(本社:静岡県富士宮市、代表取締役社長:佐野文勝、以下「エ
コネコル」)は、本社工場および富士工場の2拠点に最新のセンサー式選別機を3台導入し、2024年2月より
本格稼働を開始しました。これにより、プラスチック類のマテリアルリサイクル事業を拡大します。




(エコネコル富士工場に設置した選別機)

プラスチック資源循環促進法の制定等を背景に、廃プラスチック類のサーキュラーエコノミー実現に向けた
需要が高まっており、製品の原材料として再利用すること(マテリアルリサイクル)が求められています。し
かしプラスチックは、成分が異なる多くの種類が存在し、プラスチックを使った製品は単一素材で作られてい
ないことが多く、マテリアルリサイクルが難しいとされています。

複数のセンサー機能を搭載した本設備の導入により、廃プラスチック類は、ポリプロピレン(PP)、ポリエ
チレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ABS樹脂など、マテリアルリサイクルに向けた素材ごとの選別が可能と
なります。エンビプログループでは当社の強みである選別技術をさらに向上させ、様々な企業のニーズに対応
可能な再資源化ソリューションを取りそろえています。


当社グループでは、中計2028において戦略コンセプト「サーキュラーエコノミーをリードする」を掲げてい
ます。2024年2月にポリマーサーキュラーラボを開設し、企業のポリマー(ゴム、プラスチック等)製品開発
のサポートを始めています。当事業の拡大により、ポリマーのサーキュラーエコノミーを推進していきます。
■設備概要

設 備 名 称 センサー式選別機
機 能 主に色や形状、金属センサー、NIR(近赤外線)などが搭載されています

静岡県富士宮市山宮3507番地の19(エコネコル本社工場)
設 置 場 所
静岡県富士市前田字川原758-1(エコネコル富士工場)

設備投資額 約194百万円



■会社概要
エコネコルは、エンビプログループの中核事業である資源循環事業を担い、産業廃棄物のリサイクルやプラ
ント解体等を行っています。廃棄物の中から有用な素材を回収し、再び製品に戻すことで、サーキュラーエコ
ノミーの実現に貢献しています。

(1) 名 称 株式会社エコネコル
(2) 所 在 地 〒418-0111 静岡県富士宮市山宮3507番地の19
(3) 代 表 者 代表取締役社長 佐野文勝
産業廃棄物のリサイクル(鉄・非鉄金属・廃プラスチック・廃家電・廃OA事務機器・廃
(4) 事 業 内 容 自動車 等)、プラント解体、自治体粗大ゴミ処理、リサイクル資源の輸出(金属スク
ラップ・古紙・廃プラスチック 等)、木くずリサイクル
(5) 資 本 金 4億3,500万円
(6) 設 立 1978年7月(創業1950年3月)
(7) 株 主 株式会社エンビプロ・ホールディングス 100%
(8) URL https://www.econecol.co.jp/



■今後の見通し
本件に関する2024年6月期の業績に与える影響は軽微です。



■本件に関するお問い合わせ先

株式会社エンビプロ・ホールディングス
TEL:0544-21-3160 / Mail:ir@envipro.jp

4516