ユーグレナ社、ORC、JTBが持続可能な観光に向けて協力 バイオ燃料搭載フライトにより、環境負荷削減と離島振興を実現

2022 年 7 月 14 日




株式会社ユーグレナ
オリエンタルエアブリッジ株式会社
株式会社JTB


ユーグレナ社、ORC、JTB が持続可能な観光に向けて協力
バイオ燃料搭載フライトにより、環境負荷削減と離島振興を実現
株式会社ユーグレナ(以下「ユーグレナ社」)、オリエンタルエアブリッジ株式会社(以下「ORC 社」)及び
株式会社 JTB(以下「JTB」)は、脱炭素社会の実現をめざし、離島振興を通じた持続可能な地域づくり
に共同で取り組んでまいります。第一弾として、ユーグレナ社の製造・販売するバイオジェット燃料(以
下「SAF※1」)「サステオ※2」を導入した ORC 航空機で五島福江島上空の遊覧飛行ツアーを JTB が企
画、商品発売いたします。

※1 SAF:Sustainable Aviation Fuel の略称で、持続可能な航空燃料のことを指す。
※2 サステオ:ユーグレナ社が製造・販売するバイオ燃料の名称で、植物や藻類などのバイオマスを原料として製造している
バイオ燃料は、燃料の燃焼段階ではCO2を排出するが、原料となる植物や藻類が成長過程で光合成によってCO2吸収
するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢
献すると期待されている。




↑ORC 機材(夕景)


■取組みの背景
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて国内外の取り組みが加速しています。本取組みに先
立ち、ユーグレナ社と ORC 社は、2017年に SAF フライトの実現と長崎県離島地域のさらなる振興
を目指し、資本業務提携を発表しております。また、ORC 社と JTB は以前より、九州離島観光の持続
性、社会性、話題性を兼ね備えた新たな旅のスタイルの創出に努めてまいりました。
今回ユーグレナ社の製造・販売する SAF「サステオ」を搭載した ORC 社の機材で五島福江島上空
を遊覧飛行するツアーを JTB(旅行企画・実施:JTB ロイヤルロード銀座)が、発売する運びとなりまし
た。持続可能な航空燃料を使用し、環境負荷削減に貢献するとともに、五島列島ジオパークを含む長
崎県五島市を舞台に離島振興を目指します。今後も本事業で得た知見をもとに、3 社共同で脱炭素社
会や離島振興を通した持続可能な観光、地域づくりの実現にむけた検討を継続して参ります。


■本商品の概要

 商品名:環境にやさしい「バイオジェット燃料」搭載の長崎の翼『ORC』機材で
五島福江島上空を遊覧飛行 五島リトリート ray にご滞在 4日間
 発売日:2022 年 7 月 15 日(金)11:00
 出発日:2022 年 9 月 20 日(火)
 最少催行人員:14 名(最大 25 名様)
 ご旅行代金:お一人様あたり490,000円(2 名 1 室の場合)、580,000円(1 名 1 室の場合)
 (本商品は長崎空港発着です)
 デジタルパンフレット:https://ebook.jtb.co.jp/book/?A5660#1
 旅行企画・実施:JTB ロイヤルロード銀座
 その他:新型コロナウイルス感染症予防の観点・天候等により催行を中止又はコース内容の一部を変更
する場合がございます。

■本商品のポイント
①バイオジェット燃料搭載 ORC 機材で五島福江島上空を遊覧
②2022 年 8 月開業予定の再生エネルギーを利用したホテル、五島リトリート ray にゆったり3連泊
③ユーグレナ社のコーポレートシェフ鳥羽周作氏によるご昼食のご提供~旧校舎を改装した貸切レス
トランで愉しむ五島の旬な食材と栄養豊富なユーグレナを使用したこの日限りの地産地消のお食事~
④五島の名産品、椿を利用したクラフトジンづくりに挑戦する五島つばき蒸溜所を開業前に見学




↑五島リトリート ray ロビー ↑ノルディスクビレッジゴトウ レストラン ↑五島つばき蒸溜所




■参考 長崎県五島とは
九州最西端、五島列島の南西部に位置し、コバルトブルーの海と白い砂浜、四季を通して楽しめる釣り
やマリンスポーツ、キリシタンの歴史を物語る世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺
産」など自然と歴史がつまった魅力あふれる島。2022 年に“日本ジオパーク”に認定。
■鳥羽周作氏プロフィール
J リーグの練習生、小学校の教員を経て、31 歳で料理の世界へ。2018
年「sio」をオープン。同店はミシュランガイド東京 2020 から 3 年連続
一つ星を獲得。現在、全国にいろいろな業態の 8 店舗を展開。モットーは
『幸せの分母を増やす』。2021 年 6 月よりユーグレナ社コーポレートシ
ェフに就任。




【株式会社ユーグレナ】 本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充
2005 年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に
成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の
製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014 年よりバングラデシュの子どもた
ちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナ GENKI プログラム」を継続的に実
施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、
事業を展開。
・ユーグレナホームページ:https://euglena.jp



【オリエンタルエアブリッジ株式会社】 本社:長崎県大村市、代表取締役社長:大人形綱邦
ORC は、長崎に拠点を置く地域航空会社です。我々は単なる輸送機関ではなく、様々な形で離島
の課題解決にコミットしています。離島の豊かな自然、世界遺産である潜伏キリシタン関連遺産、世界
最大級の潮流発電などの自然エネルギーへの取り組み、多様な固有種により築かれた独特な生態系
など数多くの資産があります。我々はこのような素晴らしい資産を地域と共創する事で世に広め、「日
本で一番地域に価値を届ける航空会社」を目指しています。
・オリエンタルエアブリッジサービスサイト:https://www.orc-air.co.jp/



【株式会社 JTB】 本社:東京都品川区、代表取締役 社長執行役員:山北栄二郎
JTBは、地域にあるタカラ(資源)を掘り起こし、磨きをかけ、人が集まる元気な地域を日本全体の
チカラ(活性化)につなげる、「地域交流事業」に取り組んでいます。今後も人と人、人と場所、人とコト
をつなぎ、新たな価値を創出し、地域の活性化に取り組んでまいります。また創業 110 周年を機に、
事業ドメインである「交流創造事業」におけるサステナビリティへの取り組みをさらに加速し、「心豊か
で持続可能な社会の実現」を目指します。
<JTB の地域交流事業について、詳しくは以下サービスサイトをご参照ください>
・JTB 法人サービスサイト(自治体・行政機関向け):https://www.jtbbwt.com/government/
<JTB ロイヤルロード銀座>
ラグジュアリー旅行専門店「ロイヤルロード銀座」では知見を生かし、お客様の関心事、目的や思いを叶
える旅の企画・提案に取り組んでいます。社会貢献・SDGsについては富裕者層や経営者層も関心が
非常に高いテーマです。その土地の文化を代表するような本物の体験や、異文化への理解、現地の文
化遺産の保護、環境やコミュニティへの配慮を重視し、今後も持続可能な旅の提案に取り組んでまい
ります。
・JTB ホームページ(ロイヤルロード銀座):https://www.jtb.co.jp/luxurytravel/



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