都営バスが、ユーグレナ社の次世代バイオ燃料を使用した運行を1月25日より実施

2023 年 1 月 20 日

都営バスが、ユーグレナ社の次世代バイオ燃料を
使用した運行を 1 月 25 日より実施

株式会社ユーグレナ

株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:出雲充)は、2022 年 10 月 31 日付で東京
都と締結した「バイオ燃料導入促進事業に係る協定」※1に基づき、東京都交通局小滝橋自動車営業所
(所在地:中野区東中野)所有の都営バス 58 両に当社が製造・販売する次世代バイオ燃料「サステオ」
(以下「サステオ」)を供給し、運行が実施されることをお知らせします。
また、株式会社サンリオのキャラクターで SDGs 応援活動を続けているハローキティのデザインを用
いたバスラッピングも実施されます。
※1 2022 年 11 月 18 日ニュースリリース:https://www.euglena.jp/news/20221118-2/




※車両の種類によりレイアウトは若干異なります。



東京都は、都⺠・事業者等への働きかけを通じて、電力の HTT(Ⓗ減らす・Ⓣ創る・Ⓣ蓄める)の推
進およびゼロエミッション東京の実現に向けた対策を進めています。その取組みの一環として、当社と
東京都は、2022 年 10 月 31 日付で、環境にやさしいバイオ燃料の活用推進と普及を目的とした「バイオ
燃料導入促進事業に係る協定」を締結しました。今回の都営バスへの「サステオ」導入は、本協定に基
づいて実施されるものです。


今回使用する「サステオ」は、バイオマス(生物資源)を原料とし、都営バスのエンジンに対して内
燃機関を変更することなく使用することが可能な次世代バイオディーゼル燃料です。この「サステオ」
は、燃料を使用する際の燃焼段階では CO2(二酸化炭素)を排出しますが、原料であるバイオマスが成
⻑過程で光合成する際に CO2 を吸収するため、燃料を使用した際に発生する CO2 の排出量が実質的には
プラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。


【概要】
■実施期間
2023 年 1 月 25 日(水)から1か月程度
■運行ルート
小滝橋自動車営業所管内の 7 路線
(高田馬場と上野公園を結ぶルート、新宿と都庁を循環するルートなど)
■ラッピングバス
運行車両のうち 5 両に株式会社サンリオのハローキティのラッピングを実施
※運行情報は、都バス運協情報サービス(tobus.jp[https://tobus.jp/blsys/navi])の「車両検索」よりラッピング検索で「バイオ燃
料」の選択で確認できます。



当社は、持続可能な社会の実現に向けて環境負荷低減に貢献するため、今後も次世代バイオ燃料「サ
ステオ」の普及を目指します。


<「サステオ」について>
株式会社ユーグレナが製造・販売するバイオジェット燃料(SAF)および次世代バイ
オディーゼル燃料で、使用済み食用油や微細藻類ユーグレナから抽出した油など、食
料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマス原料
からつくられており、バスや船舶、飛行機といった陸・海・空のモビリティにて活用
されています。分子構造が石油由来の燃料と同等であり、既存の内燃機関に負荷をか
けること無く使用できます。


<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレ
ナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析
サービスの提供を行っています。また、2014 年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つ
ユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナ GENKI プログラム」を継続的に実施。
「Sustainability First
(サステナビリティ・ファースト)
」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。
https://euglena.jp

4700