東京医科歯科大学ジョイントリサーチ部門に参画

2021 年 7 月 9 日


東京医科歯科大学ジョイントリサーチ部門に参画
~食による末病制御の開発を加速~

株式会社ユーグレナ


株式会社ユーグレナ(本社︓東京都港区、代表取締役社⻑︓出雲 充、以下「ユーグレナ社」
)は、国⽴
大学法人東京医科⻭科大学(以下「東京医科⻭科大学」 と、
) 微細藻類ユーグレナ(以下、
「ユーグレナ」、

およびその特有成分であるパラミロンの免疫機能や神経細胞をテーマとした共同研究を推進してきまし
た。そしてこの度、食による未病※1 の予防・治療方法(未病制御)を確⽴するため、東京医科⻭科大学
ジョイントリサーチ部門※2 に参画し、同部門末病制御学研究部門にて東京医科⻭科大学と免疫系―神経
系―腸管上皮に関する多角的な解析を共同で⾏い、ロバストネス※3 を獲得する新たな食品の開発を目指
してまいります。
※1 未病とは、病気の発症まで⾄らない微細な異常のことを示します。
※2 本部門は、難治疾患研究所に属するジョイントリサーチ部門で、9つの企業との共同研究を目的に 2021 年に設置されました。
※3 ロバストネス(頑健性)とは、生体が環境の変化といった外乱に対して、恒常性を維持する性質のことを指します。




ジョイントリサーチ部門未病制御学研究部門内

●背景
近年、生体の恒常性維持、さらには未病を早期に発⾒・認識して予防・治療することが、病気の発症と
重篤化を防ぎ、健康な生活を維持するために重要であると認識されはじめており※4、未病制御における
食の貢献が期待されます。
当社はこれまで、東京医科⻭科大学との共同研究により、ユーグレナ、およびその特有成分であるパラ
ミロンの腸管における影響をリアルタイムに観察し、ユーグレナを摂取することで、腸管内の免疫細胞や
神経細胞に作用する可能性を確認しました※5。本部門の開設により、ユーグレナ、およびパラミロンが、
免疫系―神経系―腸管上皮に及ぼす効果を多角的に解析していきます。さらに、未病、病態モデル動物に
対して予防・治療効果、およびロバストネス獲得効果を明らかにすることで、末病制御の確⽴を目指して
まいります。
※4 解説 生体イメージングによる食シグナルおよび超早期未病の可視化解析生体内の Ca2+シグナルを⾒る
https://katosei.jsbba.or.jp/view̲html.php?aid=980
※5 ニ ュ ー ス リ リ ー ス 2020 年 3 月 30 日 https://www.euglena.jp/news/20200330/ 、 2020 年 8 月 14 日
https://www.euglena.jp/news/20200814-2/
●部門拠点︓東京医科⻭科大学駿河台キャンパス内(千代田区駿河台 2-3-10 22 号館)
●契約期間︓2021 年 4 月 1 日〜2024 年 3 月 31 日(予定)


当社は、ヘルスケア分野における研究開発や事業推進によって、サステナブルな健康を実現する商品
やサービスを提供し、社会貢献を目指してまいります。


<微細藻類ユーグレナ(和名︓ミドリムシ)について>
ユーグレナは、ワカメや昆布、クロレラと同じ藻の一種で、動物と植物の両方の特徴を持っており、
ビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸など 59 種類の栄養素をバランスよく含んでいます。な
お、ユーグレナ特有の成分で β-グルカンの一種であるパラミロンは、近年機能性についての研究が進
み、食品や化粧品などのヘルスケア分野などでの活用が期待されています。ユーグレナが含まれる「か
らだにユーグレナ」シリーズは、「栄養不⾜」「⼼⾝の疲労」
「免疫⼒低下」の相互関係の事実をとら
え、健康の基盤を妨げる複合的要因に着目しています。健康の基盤を妨げる要因に左右されずに、から
だが本来持つ“つくる・はたらく・まもる”のサイクルを保ち、よりよい状態へ高めることで、一時的で
はなく、持続的な健康を叶えることが大切と考えています。


ユーグレナ及び各種素材の健康機能情報や最新の研究成果については、「ユーグレナ ヘルスケア・
ラボ」にて情報発信しています。
■ユーグレナ ヘルスケア・ラボ https://euglab.jp/


<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名︓ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確⽴に
成功。微細藻類ユーグレナ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイ
オ燃料の生産に向けた研究、遺伝⼦解析サービスの提供を⾏っています。また、2014 年より⾏ってい
る、バングラデシュの⼦どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナ
GENKI プログラム」の対象商品を、2019 年 4 月より化粧品を含む全グループ商品に拡大。2012 年
12 月東証マザーズに上場。2014 年 12 月に東証一部市場変更。「Sustainability First(サステナビリテ
ィ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp




以上

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