G7広島サミット関連の陸・海・空のモビリティでユーグレナ社の次世代バイオ燃料を使用

2023 年 6 月 5 日


G7 広島サミット関連の陸・海・空のモビリティで
ユーグレナ社の次世代バイオ燃料を使用
株式会社ユーグレナ

株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:出雲 充)は、2023 年 5 月 19 日(金)〜
21 日(日)に開催された「G7 広島サミット(主要国首脳会議)」に関連して、防衛省が運航する政府専
用機、瀬⼾内海汽船株式会社のチャーター⾼速船「はやしお」、および広島電鉄株式会社のメディア用
シャトルバスに当社の次世代バイオ燃料「サステオ」(以下、「サステオ」)が使用されたことをお知ら
せいたします。




政府専用機にレフューラーから SAF「サステオ」を給油している様子




次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を給油している様子
左:瀬⼾内海汽船株式会社のチャーター⾼速船「はやしお」
右:広島電鉄株式会社のメディア用シャトルバス


<「サステオ」が使用された実績>
■防衛省が運航する政府専用機(ボーイング 777-300ER)
日時:5 月 18 日
給油燃料:「サステオ」 国産 SAF※1
使用用途:岸田文雄内閣総理大臣の G7 広島サミット出席にあたり運航
経路:東京国際空港〜広島空港




■瀬⼾内海汽船株式会社のチャーター⾼速船「はやしお」
日時:5 月 19 日
給油燃料:「サステオ」 次世代バイオディーゼル燃料
使用用途:首脳陣の随行者が宮島へ向かう移動に使用
経路:グランドプリンスホテル広島〜宮島




■広島電鉄株式会社メディア用シャトルバス
日時:5 月 19〜21 日
給油燃料:「サステオ」 次世代バイオディーゼル燃料
使用用途:G7 広島サミット期間中の記者用シャトルバスに使用
経路:
ルート1:広島駅北口9番乗り場(KOKO HOTEL、女学院前バス停経由)〜国際メディアセンター
ルート2:白神社前バス停(新天地バス停経由)〜国際メディアセンター




※1 SAF は Sustainable Aviation Fuel の略称で、当社は微細藻類や使用済み食用油などの生物系油脂を原料として BIC プロセスにより
純バイオジェット燃料を製造し、石油系 JET 燃料と混合して供給している。なお、供給する SAF は ASTM International(旧 米国材料試
験協会 American Society for Testing and Materials)が定める国際規格である ASTM D7566 に準拠しており、従来のジェット燃料と同
等の品質であることが規格認証されている。
今回、使用した「サステオ」は、バイオマス(生物資源)を原料とし、石油由来の軽油と分子構造が
同じため、内燃機関を変更することなく使用できる次世代バイオ燃料です。この「サステオ」は、燃料
を使用する際の燃焼段階では CO2(⼆酸化炭素)を排出しますが、原料であるバイオマスが成⻑過程で
光合成する際に CO2 を吸収するため、燃料を使用した際に発生する CO2 の排出量が実質的にはプラスマ
イナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。


当社は、持続可能な社会の実現に向けて環境負荷低減に貢献するため、今後も次世代バイオ燃料「サ
ステオ」の普及を目指します。


<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレ
ナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析
サービスの提供を行っています。また、2014 年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持
つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナ GENKI プログラム」を継続的に実施。「Sustainability
First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。
https://euglena.jp

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