JAK阻害剤(皮膚外用製剤)の日本国内における共同開発及び販売に関する契約締結について

2016 年 10 月 28 日
各 位
会 社 名 日本たばこ産業株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 小泉 光臣
(コード番号 2914 東証 第一部)
問 合 せ 先 IR 広報部(TEL 03-3582-3111 代表)
( )


会 社 名 鳥居薬品株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 髙木 正一郎
(コード番号 4551 東証 第一部)
問 合 せ 先 経営企画部(TEL 03-3231-6814)




JAK 阻害剤(皮膚外用製剤)の
日本国内における共同開発及び販売に関する契約締結について



日本たばこ産業株式会社(以下「JT」)及び鳥居薬品株式会社(以下「鳥居薬品」)は、
JT が日本国内での臨床開発を実施している JAK 阻害剤「JTE-052」
の皮膚外用製剤について、
日本国内における今後の共同開発及び販売に関する契約を本日締結しました。


JTE-052 は、細胞内の免疫活性化シグナル伝達に重要な役割を果たすヤヌス・キナーゼ
(JAK)の働きを阻害し、免疫反応の過剰な活性化を抑制することで、自己免疫・アレルギ
ー性疾患を改善することが期待されます。JTE-052 は、現在、アトピー性皮膚炎患者を対象
として、日本において第Ⅱ相臨床試験の段階にあります。


今回の契約により、今後日本国内においてはJT及び鳥居薬品が共同で本剤の開発を行い、
販売・プロモーション活動については鳥居薬品が独占的に行うことになります。なお、本
契約の締結に伴い、鳥居薬品はJTに対し契約一時金を支払うとともに、今後の開発の進捗
に応じたマイルストーンを支払うことになります。


鳥居薬品の日本の皮膚疾患領域における豊富な経験を活かし、JT グループ全体で本剤の
製品価値の一層の向上と、国内での早期の上市を目指してまいります。
本契約締結による、JT グループの当期業績への影響は軽微です。また、本契約締結によ
る鳥居薬品の当期業績への影響については、鳥居薬品が本日公表した業績予想に織り込み
済みです。


以上

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