NTTドコモの「コミュニケーションパートナー ここくま」にフュートレックの音声認識技術vGateが採用

Press Release
報道関係各位
2017 年 1 月 25 日
株式会社フュートレック
代表取締役社長 藤木英幸
(証券コード:2468)




NTT ドコモの「コミュニケーションパートナー ここくま」に
フュートレックの音声認識技術 vGate が採用
~ 高齢者に向けたデジタル機器の操作性向上に貢献 ~

株式会社フュートレック(本社:大阪市淀川区 代表取締役社長:藤木英幸 以下、フュートレック)は、
株式会社 NTT ドコモ(本社所在地:東京都千代田区 代表取締役社長:吉澤和弘 以下、NTT ドコモ)な
ど 4 社が開発し、2017 年 1 月 25 日に発売された「コミュニケーションパートナー ここくま」(以下、
ここくま)にフュートレックの音声認識技術 vGate ASR が採用されたことを発表いたします。

「ここくま」は、離れて暮らす高齢の家族とコミュニケーションを取るために開発されたクマのぬい
ぐるみ型をしたコミュニケーションロボットです。デジタル機器の操作を苦手に感じる高齢者でも簡単
な操作で、家族から送られてきた音声メッセージを再生したり、送ったりすることができます。また、
相手に合わせて話しかけてくれる「おはなし機能」があり、音声認識機能で簡単な挨拶や受け答えが可
能です。
「ここくま」に送ったメッセージが再生されたかどうかなどが確認できる「見守り機能」も有し
ています。




コミュニケーションパートナー ここくま


高齢者(65 歳以上)のいる世帯は 2015 年で 2,372 万 4 千世帯、高齢者夫婦のみの世帯が 746 万 9 千
世帯、高齢者単独世帯が 624 万 3 千世帯となり、高齢者だけの世帯が全体の約 58%を占めており、そ
の割合は年々増加傾向にあります※1。また、コミュニケーションロボットの利用意向の調査では、60 代
以上の 54.5%がコミュニケーションロボットを「利用したい」あるいは「利用を検討してもよい」と回
答しており、コミュニケーションロボットへの期待が高いことがうかがわれます※2。

※1 厚生労働省「平成 27 年 国民生活基礎調査の概況」
※2 総務省「社会課題解決のための新たな ICT サービス・技術への人々の意識に関する調査研究」(平成 27 年)




株式会社フュートレック http://www.fuetrek.co.jp
Press Release
フュートレックは、社会問題化している高齢者世帯の増加に対し求められる対応の重要性と今後の展開
を見据え、音声認識をはじめとしたフュートレックグループの技術を通して、新しい技術やサービスに
貢献できるよう、なお一層、技術の開発と拡販に努めてまいります。



■「コミュニケーションパートナー ここくま」についての詳細は、下記 URL をご覧ください。
URL:http://www.cocokuma.net/


* フュートレックの音声認識技術の一部は、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT)が保有する音声認識の研究成果、及び
NICT 民間基盤技術研究促進制度により、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)が受託したプロジェクト「大規模コーパスベ
ース音声対話翻訳技術の研究開発」の成果を利用して、株式会社 ATR-Trek にて製品化したものです。
* 「コミュニケーションパートナー ここくま」は株式会社 NTT ドコモの商標です。
* vGate、vGate ASR は株式会社フュートレックの登録商標です。
* その他、記載されている社名および製品名は各社の商標または登録商標の場合があります。



○営業関連のお問い合わせ先 お問い合わせ
株式会社フュートレック TEL: 03-6206-4850
ホームページからのお問い合わせ https://www.fuetrek.co.jp/contact/index_product.cgi

○取材およびこのプレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社フュートレック TEL: 03-6206-4850
ホームページからのお問い合わせ https://www.fuetrek.co.jp/contact/index.cgi




≪会社概要≫
会 社 名: 株式会社フュートレック
代 表 者: 代表取締役社長 藤木 英幸
設 立 日: 2000 年 4 月 17 日
資 本 金: 7 億 1,657 万円
業務内容: 音声認識技術を利用したサービスの企画・提案、及びそれを実現するためのシステム設計




株式会社フュートレック http://www.fuetrek.co.jp

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