当社グループ会社の(株)ジェネティックラボにおける自己採取HPV検査サービスの自治体との契約締結について

2018 年 4 月 23 日
各 位
会 社 名 株式会社トランスジェニック
代表者名 代表取締役社長 福 永 健 司
(コード番号 2342 東証マザーズ)
問合せ先 取 締 役 船 橋 泰
( 電 話 番 号 03-6551-2601)


当社グループ会社の(株)ジェネティックラボにおける
自己採取 HPV 検査サービスの自治体との契約締結について


当社グループ会社の株式会社ジェネティックラボ(代表取締役社長:福永健司、 北海道札幌市/以下、
ジェネティックラボ)は、推進しております自己採取 HPV(ヒトパピローマウィルス)に関しまして、
このたび、北海道猿払村と検査委受託契約を締結しましたので、お知らせします。

子宮頸がん※1 の原因となる発がん性 HPV※2 における一般的な検査方法は、病院において医師による
細胞採取によって細胞診と併用で行われますが、ジェネティックラボでは独自に複数の婦人科医療機関
に協力をあおぎ、自己採取 HPV 検査の有用性について検証を行いました。その結果、本検査で使用
医師採取での HPV 検査の判定結果との一致率は 96.5%※3 と、
する検査キットによる自己採取法において、
ほぼ同等の検査結果が得られております。
また、本検査で使用する解析機器は、FDA(米国食品医薬品局)が承認している機器であり、トラン
スジェニックグループならではの高品質な検査サービスを提供いたします。
年々健康に対する意識が高まってきている中、子宮頸がん検診の受診率がなかなか上がらない現状に
は、「近隣に婦人科がない」「時間がなく病院で検診を受けられない」「気恥ずかしい」等様々な理由が
あると考えております。ジェネティックラボは、自己採取 HPV 検査の提供を通じてこれらの課題を解
消し、皆様が定期的に継続して HPV 検査を受け易い環境を提供することによって、また、適切な治療
に結び付けていくことによって、女性の健康を守ってまいりたいと考えております。

【契約概要】
自 治 体 名 : 北海道猿払村
検 査 項 目 : HPV リスク検診
検 査 項 目 : 自己採取 HPV 検査
検査実施時期: 2018 年 6 月予定


◆当社グループ関連サービス:
・子宮頸がんにおける液状細胞診と HPV 核酸検出検査(簡易ジェノタイプ判定)
・自己採取 HPV 検査サービス


◆ご参考
※1 子宮頸がん
子宮の入口の子宮頚部に発生するがんで、その多くにヒトパピローマウイルス(HPV:Human
Papillomavirus)の感染が関連することが報告されています。子宮頸がんの罹患数は年間約
10,000 人、死亡数は年間約 2,900 人(地域がん登録全国推計値 2012 年 上皮内がんを除く)
です。子宮頸がん検診は非常に有効で、進行がんを防ぎ死亡を減らす効果が証明されていま
す。


※2 発がん性 HPV
ヒトの皮膚や粘膜に感染するパピローマウイルスのことで、そのうちハイリスク型と呼ば
れるものは子宮頸がんの原因になると考えられています。


※3 各機器メーカーが推奨する細胞回収容器の仕様によって、検出率は変動することがあります。


◆本件に関するお問い合わせ先
株式会社ジェネティックラボ 病理部営業課
〒060-0009 北海道札幌市中央区北 9 条西 15 丁目 28-196 札幌 IT フロントビル 3F
E-MAIL: sales@gene-lab.com http://www.gene-lab.com/


以上

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