当社グループ会社の(株)ジェネティックラボにおけるがんクリニカルシーケンス受託解析サービスの販売代理店契約の締結について

2017 年8月7日
各 位
会 社 名 株式会社トランスジェニック
代表者名 代表取締役社長 福 永 健 司
(コード番号 2342 東証マザーズ)
問合せ先 取 締 役 船 橋 泰
( 電 話 番 号 03-6693-9571)


当社グループ会社の(株)ジェネティックラボにおける
がんクリニカルシーケンス受託解析サービスの販売代理店契約の締結について


当社グループ会社の株式会社ジェネティックラボ(代表取締役社長:福永健司、北海道札幌市/以下、
ジェネティックラボ)と株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:宮﨑 正啓/所在地:東京都
港区/以下、日立ハイテク)は、がんクリニカルシーケンス受託解析サービス(以下、本受託解析サー
ビス)において、販売代理店契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。

近年、ヘルスケア分野では遺伝子検査の実用化が大きく進んでいます。 がんクリニカルシーケンスは、
次世代シーケンサー※1を用いることで一度に複数のがん関連遺伝子を解析し、ドライバー遺伝子※2な
どの変異情報を調べる手法であり、個別化医療などがんゲノム医療※3の臨床研究への活用が期待されて
います。

ジェネティックラボは、次世代シーケンサーを用いて肺がん・乳がんなどのがん関連遺伝子を対象と
した受託解析サービスを実施しており、日立ハイテクはジェネティックラボのサービスの販売代理店と
して協働いたします。

販売代理店契約締結により、ジェネティックラボと日立ハイテクは本受託解析サービスのさらなる拡
販をめざすとともに、サービス提供を通じてがんゲノム医療の臨床研究に貢献してまいります。


なお、本件による 2018 年3月期の業績への影響は未定ですが、積極的に先端医療事業の業績拡大に
つなげてまいります。


◆ご参考
※1 次世代シーケンサー
DNAを構成する塩基の配列を高速に読み取りゲノム情報を解読する装置の総称です。サンガ
ー法を採用する従来のシーケンサーとは異なる原理を持ち、並列に読み取ることができる DNA
断片数が数百万を超える装置もあります。個別化医療を推し進めるツールとして、今後の展開
が大いに期待されています。


※2 ドライバー遺伝子
細胞の癌化に直接関わりをもつ遺伝子の総称で、分子標的薬や抗体医薬などの治療の標的とし
て有望とされています。
※3 がんゲノム医療
がん細胞の遺伝子を網羅的に調べ、その結果をもとにして、より効率的・効果的にがんの診断
と治療などを行うことです。


【株式会社日立ハイテクノロジーズについて】
日立ハイテクノロジーズは、2001 年、株式会社日立製作所の計測器グループ・同半導体製造装置グルー
プと、エレクトロニクス専門商社である日製産業株式会社が統合し、誕生しました。
「科学・医用シス
テム」
「電子デバイスシステム」
「産業システム」「先端産業部材」の 4 つのセグメントで、グローバル
な事業展開を行っています(2017 年 3 月期日立ハイテクグループ連結売上収益は 6,445 億円)



以上

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