当社グループ会社(株)ジェネティックラボにおける子宮頸がん自己検査キットの大手薬局チェーン首都圏店舗での販売開始について

2018 年 10 月 1 日
各 位
会 社 名 株式会社トランスジェニック
代表者名 代表取締役社長 福 永 健 司
(コード番号 2342 東証マザーズ)
問合せ先 取 締 役 船 橋 泰
( 電 話 番 号 03-6551-2601)


当社グループ会社(株)ジェネティックラボにおける子宮頸がん自己検査キットの
大手薬局チェーン首都圏店舗での販売開始について


当社グループ会社の株式会社ジェネティックラボ(代表取締役社長:福永健司、北海道札幌市/以下、
ジェネティックラボ)は、子宮頸がん※1 リスク検査の自己検査キットに関しまして、このたび株式会社
ツルハ(代表取締役社長:鶴羽 順、北海道札幌市/以下、ツルハ)の首都圏のツルハドラッグ店舗に
おいて 10 月 1 日より販売を開始いたしますので、お知らせいたします。


ジェネティックラボが提供する自己検査キットは、子宮頸がんの原因となる発がん性HPV(ヒトパ
ピローマウイルス)※2 の感染を検査するものです。店頭で自己検査キットを購入いただき、ご自身で検
体を採取して検査機関へ返送いただきます。検査が完了すると、ご登録いただいたメールアドレス宛に
検査完了の通知メールが届き、所定の URL から検査結果がご確認いただけます。
子宮頸がん検診の受診率は、欧米諸国の 60~80%に対し、日本は約 30%台にとどまっています。受診
率が低迷する原因は、「時間がなくて病院に行けない」「面倒だし気後れする」などの受診者の都合に

よるものが大きいと考えられています。
当検査キットは、北海道内の一部店舗にて試験的に店頭販売を実施しておりましたが、検診受診率低
迷に起因する罹患リスクの増加という課題を解決する一助となることを目指し、このたび首都圏の店舗
でも販売を開始することとなりました。今後、順次販売地域の拡大を目指してまいります。


当社グループは、子宮頸がんリスク検査の地方自治体との提携や自己検査キットの販売の推進を通じ
て、子宮頸がん検診の普及支援に取り組み、検診受診率の向上、さらに定期的な検診による罹患の早期
発見により、一人でも多くの女性が適切な治療を受けられるよう貢献してまいりたいと考えております。


◆概要
販売店舗:首都圏及び長野県のツルハドラッグのうち、
調剤併設店および調剤専門店 45 店舗(10 月 1 日現在)
検査費用:6,800 円(検査キット代金含む・税抜)




子宮頸がん自己検査キット
◆当社グループ関連サービス:
・子宮頸がんにおける液状細胞診と HPV 核酸検出検査(簡易ジェノタイプ判定)
・自己採取 HPV 検査サービス


◆ご参考
※1 子宮頸がん
子宮の入口の子宮頚部に発生するがんで、その多くにヒトパピローマウイルス(HPV:Human
Papillomavirus)の感染が関連することが報告されています。子宮頸がんの罹患数は年間約
10,000 人、死亡数は年間約 2,900 人(地域がん登録全国推計値 2012 年 上皮内がんを除く)
です。子宮頸がん検診は非常に有効で、進行がんを防ぎ死亡を減らす効果が証明されていま
す。


※2 発がん性HPV
ヒトの皮膚や粘膜に感染するパピローマウイルスのことで、そのうちハイリスク型と呼ばれ
るものは子宮頸がんの原因になると考えられています。


以上

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