FRONTEOの人工知能KIBIT、横浜銀行の新卒採用の選考に活用

2018 年 4 月 5 日
報道資料
株式会社 FRONTEO


FRONTEO の人工知能 KIBIT、
横浜銀行の新卒採用の選考に活用


株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏 旧UBIC)は、コン
コルディア・フィナンシャルグループの横浜銀行(横浜市西区、代表取締役頭取 川村 健一)
が、2019年度新卒採用のエントリーシート選考において、FRONTEOが独自に開発した人工
知能エンジン「KIBIT(キビット)」を活用することを発表しました。

横浜銀行では、昨年よりKIBITをお客さまとの面談記録の分析などに活用しています。今回、
横浜銀行でKIBITを活用するのは、新卒採用の応募者をより客観的かつ適正に評価するため
の取組みです。KIBITによるエントリーシート評価の実証実験を行った結果、より客観的か
つ一貫性のある評価軸のもと、選考ができることを確認しました。

2019年度の選考では、過去のデータを教師データとして学習させたKIBITに志望動機など
の文章を読み込ませ、評価を定量化します。その評価をふまえ、合格基準を総合的に満たす
応募者は書類選考を合格とし、引き続き面接などの選考を実施します。

KIBITは、専門家が自己の経験にもとづいて、重要と感じ取る“暗黙知”や“感覚”を学
習し、対象となる大量のテキストデータを関連性の高い順にスコアリングして序列化するこ
とができる技術です。人間がキーワードなどで1件ごとにデータを検索するよりも、早く、
高い精度で欲しい情報を抽出できる高度な情報解析技術を実現しています。

横浜銀行では、従来、複数の採用担当者が数千件のエントリーシートを読み込み、合否を
判断していたところをKIBITの活用により、エントリーシートの確認時間を大幅に削減する
ことが可能となりました。横浜銀行では、あらたに創出された時間を面接などの対面コミュ
ニケーションに充てることで、より濃密な選考活動をおこなっていきます。FRONTEOでは
本案件を通じて、今後もHR(Human Resource)テックにおける人工知能を活用したサービ
スの開発をさらに進めてまいります。



■KIBITについて
「KIBIT」は人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせ、FRONTEOが独自開
発した日本発の人工知能エンジンです。人間の心の「機微」(KIBI)と情報量の単位である「ビ
ット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を学習できる人工知能」を意味しています。テキス
トから文章の意味を読み取り、人の暗黙知や感覚を学ぶことで、人に代わって、判断や情報の選
び方を再現することができます。





FRONTEO について URL: http://www.fronteo.com/
株式会社FRONTEOは、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなどの情
報解析を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分
析を行うeディスカバリ(電子証拠開示)や、デジタルフォレンジック調査を支援する企業とし
て2003年8月に設立。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View(リット・アイ・ビュ
ー)」、日・中・韓・英の複数言語に対応した「Predictive Coding(プレディクティブ・コーデ
ィング)」技術などを駆使し、企業に訴訟対策支援を提供しています。このリーガル事業で培わ
れ、発展した「KIBIT」を始めとする独自の人工知能関連技術は、専門家の経験や勘などの「暗
黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を実現します。ヘルスケアやビジネスイ
ンテリジェンス、デジタルマーケティングなどの領域に展開し、FinTechやRegTechに加え、
「働き方改革」でも実績をあげています。2007年6月26日東証マザーズ、2013年5月16日
NASDAQ上場。資本金2,481,621千円(2017年3月31日現在)。2016年7月1日付けで株式会社
UBICより現在の社名に変更しております。




<お問合せ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当 河本、池内
TEL: 03-5463-6380 FAX: 03-5463-6345 Email: pr_contact@fronteo.com





4958