慶應義塾大学医学部とうつ病診断支援AIプログラムの商業化に向けたライセンスに関する契約を締結

2023 年 9 月 28 日
報道資料
株式会社 FRONTEO



慶應義塾大学医学部とうつ病診断支援 AI プログラムの
商業化に向けたライセンスに関する契約を締結


株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下FRONTEO)は、
うつ病の診断支援を行うAIプログラム独占的開発・販売について、慶應義塾大学医学部(所在
地:東京都新宿区)と合意しました。


FRONTEOと慶應義塾大学医学部は、2015年より医療者・患者間の会話を用いたうつ病、躁
うつ病、認知症の診断支援AIプログラムについて共同研究を行っています。2020年には認知症
診断支援AIプログラムの独占的開発・販売権に関するライセンス契約を締結し1)、同プログラム
の実用化に向けた開発を進めています。この度の合意により、うつ病診断支援AIプログラムにつ
いても実用化・事業化の取り組みを進めてまいります。



気分[感情]障害(躁うつ病を含む)患者総数
(万人)
140 127.6

120 111.6
104.1
92.4 95.8



80 71.1

60 43.3 44.1





1996年 1999年 2002年 2005年 2008年 2011年 2014年 2017年

【出典】厚生労働省「患者調査」よりFRONTEO作成



厚生労働省「患者調査」によると、気分[感情]障害の患者数は1996年から2017年で約3倍に
増加しており2)、メンタルヘルス対策は重要な課題となっています。FRONTEOは、AI技術の開
発と社会実装を通して同課題の解決への一助となるよう努めてまいります。





本件単独による当社業績への影響は軽微です。


1) FRONTEO、AIを用いた認知症診断支援システムの商業化に向けたライセンスについて慶應義塾
大学医学部と合意, https://www.fronteo.com/20200701
2) 厚生労働省:患者調査, https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/18/backdata/01-01-02-
09.html



■FRONTEO について URL:https://www.fronteo.com/
FRONTEO は、自社開発 AI エンジン「KIBIT(キビット)」を用いた多様な AI ソリューションとサー
ビスを提供するデータ解析企業です。「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューション
を提供し、情報社会のフェアネスを実現する」ことを理念とし、膨大な量のテキストデータや複雑な
ネットワークの中から意味のある重要な情報を抽出して、エキスパートの高度な判断を支援する自然
言語処理ならびにネットワーク解析技術を強みとしています。リーガルテック AI、ビジネスインテリ
ジェンス、ライフサイエンス AI、経済安全保障の各領域で事業を展開し、さまざまな企業の課題や社
会課題の解決に貢献しています。2003 年 8 月創業、2007 年 6 月 26 日東証マザーズ(現:東証グ
ロース)上場。日本、米国、韓国、台湾で事業を展開。第一種医療機器製造販売業許可取得、管理医
療機器販売業届出。資本金 3,042,317 千円(2023 年 3 月 31 日時点)。


※FRONTEO、KIBITはFRONTEOの日本における登録商標です。


■特記事項
本研究開発は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の未来医療を実現する医療機器・
システム研究開発事業「表情・音声・日常生活活動の定量化から精神症状の客観的評価をリアルタイ
ムで届けるデバイスの開発」の支援により行われました。



<報道関係者のお問い合わせ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当
Email: pr_contact@fronteo.com

<ライフサイエンス AI 事業に関するお問い合わせ先>
株式会社 FRONTEO ライフサイエンス AI 事業本部
https://lifescience.fronteo.com/contact





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