『自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト』が決定

News Release
日本工営株式会社
2020 年 8 月 13 日

『自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト』が決定

~今年度は西新宿と東池袋で自動運転プロジェクトを行います~

日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有元龍一、以下「日本工営」
)は、東
京都が自動運転技術の実用化を一層加速させるため 2018 年度から開始した、自動運転事業者や交通事
業者などによる、自動運転技術とそれ以外の先端的な ICT 技術等を組み合わせたビジネスモデルプロ
ジェクトの支援事業を受託しています。このたび、2020 年度の支援プロジェクトを 2 件選定しました。
自動運転技術は、我が国の成長戦略として大きな意義を有するとともに、多くの社会的課題を解決で
きる可能性を持っています。日本工営は本ビジネスプロジェクトを通じて、東京都の抱える社会課題の
解決及び新たなモビリティサービスやスマートシティ施策への発展を目指します。


1.事業の概要
事業プロモーターである日本工営株式会社が、自動運転技術とそれ以外の先端的なICT技術等を組
み合わせたビジネスモデルプロジェクトを公募し、外部有識者等による審査により優れた取組を選定し
ました。今後、事業プロモーターの支援等を受けながら、各プロジェクトが都内で展開されます。各プ
ロジェクトの実証実験は、それぞれ2週間程度実施される予定です。
<事業スキーム>
プロジェクト実施者

委託 支援 利用
東京都 日本工営株式会社 [ハイレベル部門]* 利用者
(事業プロモーター) プロジェクト


・プロジェクトの募集・選定、
[早期実用化部門]*
課題解決等に係る支援
・法的課題、採算性等の検証
プロジェクト
・成果報告会の実施
・プロジェクトの企画提案
・プロジェクトの実施
検証・報告会への協力

*[ハイレベル部門] :従来の実証と比較して、先端的な ICT 技術等を積極的に利活用し、自動運転
技術やビジネスモデル等の面でハイレベルな内容であるプロジェクト
[早期実用化部門]:早期の実用化(概ね3年以内)が期待できるプロジェクト
2.選定結果
別紙のとおり(西新宿エリア 1 件、東池袋エリア 1 件 合計 2 件)


3.その他
「自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト」の情報は、以下の特設HPに掲
載します。
(URL : http://autonomouscar-tokyo.jp/)


―お問合せ先―
日本工営株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション室
TEL :03-5276-2454 Email: c-com@n-koei.co.jp ホームページ:http://www.n-koei.co.jp/


別紙

選定プロジェクト一覧
プロジェクト① ハイレベル部門
【テーマ】5Gを活用した自動運転タクシーの事業化に向けた運行管理実証
株式会社Mobility Technologies / 株式会社ティアフォー /
【プロジェクト実施者】
損害保険ジャパン株式会社 / KDDI株式会社 / アイサンテクノロジー株式会社
【プロジェクト概要】
地域交通網の弱体化やタクシー業界が抱える担い手不足などの社会
課題に対し、本プロジェクトでは5G通信技術などの先端技術と人流の
多い西新宿のフィールドを活用し、自動運転タクシーの事業化による
解決を目指して実証試験を実施する。
【プロジェクトで使用する予定のハイレベルな技術やサービス】
4G/5G混在エリアでの連続車両運行、および一人で複数車両を監視
する遠隔管制により車両を管理し、専用モバイルアプリからのオンデ
マンド配車(即時配車)を実施する。
【実験車両概要】 【実施予定箇所】
・ベース車両:JPN TAXI 匠(トヨタ社製) ・西新宿エリア
・歩車分離された道路環境での車線変更や交差点右左折、停止等を
すべてシステムが自動で操作(緊急時のみドライバーが介入)
【実証オブザーバー】
・荏原交通株式会社、帝都自動車交通株式会社、日本交通株式会社、日の丸交通株式会社など

プロジェクト② 早期実用化部門
【テーマ】地域の公共交通・サービスと連携した自動運転の実用化

【プロジェクト実施者】 WILLER株式会社

【プロジェクト概要】
まちなか交流バス「IKEBUS」ほか結節する公共交通と接続した運行、
飲食・物販のネット注文・宅配サービス、大学向けサービス等の実証を
行い、2022年度中の事業化を目指し、地域回遊性と実用性・事業性
の向上を検証する。
【プロジェクトで早期実用化を目指すサービス】
アプリによる公共交通のデジタル・キャッシュレス利用、飲食・物販の
ネット注文・宅配サービスを提供する。

【実験車両概要】 【実施予定箇所】
・ベース車両:ARMA(NAVYA社製) ・東池袋エリア(としまみどりの防災
・事前にマッピングしたルートにおいて右左折、停止等をすべてシス 公園(愛称IKE・SUNPARK)、サン
テムが自動で操作(緊急時のみセキュリティスタッフが介入) シャインシティ周辺)



≪各事業者に問い合わせを行いたい場合はこちらへ≫
『自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト』
受付窓口(日本工営㈱コーポレートコミュニケーション室) メール: c-com@n-koei.co.jp
電話: 03-5276-2454

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