バングラデシュ ダッカ都市交通整備事業(5号北線)を受注



News Release
日本工営株式会社
2020 年 8 月 11 日

日本工営 バングラデシュ ダッカ都市交通整備事業(5 号北線)を受注
オンラインで契約調印式を開催
- 1 号線・6 号線に続き受注 急増する交通需要へ対応 -
日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有元龍一、以下「日本工営」 )は、バン
グラデシュ人民共和国のダッカ都市交通整備事業(MRT5 号北線)のエンジニアリングサービスに係る
業務を、日本工営をはじめとする 7 社 JV(共同企業体)で受注いたしました。

本事業は、急速な都市化と交通量の増加による交通渋滞と環境の悪化に直面する首都ダッカにおいて、
東西に横断する都市高速鉄道 (MRT5 号北線)を建設し、公共交通網のネットワークを形成することによ
り、 ダッカ都市圏の輸送需要への対応を図り、 交通混雑の緩和を通じた経済の発展及び都市環境の改善に
寄与するものです。MRT 5 号北線は、ダッカの交通ネットワークにおいて最初に整備される東西方向を
結ぶ路線であり、現在当社で施工管理、詳細設計を実施中の MRT6 号線及び MRT1 号線と接続する重要
な路線です。南北方向に整備された各路線を繋ぐ MRT 5 号線により、市内の渋滞解消はもとより都市交
通網の機能をさらに高めることが期待されています。本事業において当社は、信号・通信システム、ホー
ムドア、 自動改札機、変電所、架線などの鉄道システムと車両に関する基本設計、路線計画、駅舎・橋梁・
トンネルの詳細設計、入札支援、施工監理業務を行います。また、駅設計に関しては BIM(Building
Information Modeling) を利用し、メンテナンス・維持管理作業の効率化を図ります。

バングラデシュ国において日本工営は、MRT6 号線の詳細設計・入札支援・施工監理、MRT1 号線の
詳細設計、ハズラット・シャージャラール国際空港拡張事業、全国送電網整備事業、ハオール地域 洪水
対策・生計向上事業など 25 以上の案件・業務を手掛けており、今回の MRT5 号北線は、これら事業に続
く受注となります。
また、本件の契約調印はオンライン形式で行われ、バングラデシュ側からオバイドゥール カデール・
道路交通橋梁省大臣、日本側からは伊藤直樹・在バングラデシュ日本国大使および早川 友歩・国際協力
機構バングラデシュ事務所長が参加しました。

日本工営は、今後も総合建設コンサルタントとしての強みを活かし、グループ内総合力を発揮しながら
バングラデシュ国の発展に寄与するとともに、幅広いコンサルティングサービスを提供してまいります。




オンライン契約調印式の様子

―本件に関するお問合せ先―
日本工営株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション室
TEL :03-5276-2454 Email: c-com@n-koei.co.jp ホームページ:https://www.n-koei.co.jp/
▼事業概要
案件名称 ダッカ都市交通整備事業(5 号北線)
発注者 ダッカ都市交通会社(Dhaka Mass Transit Company Limited:DMTCL)
サービス概要 (1 ) 詳細設計 (2) 入札支援 (3) 施工監理
業務体制 7 社 JV:
1.日本工営株式会社(幹事)
2.Nippon Koei India Private Limited(インド)
3.オリエンタルコンサルタンツグローバル (日本)
4.片平エンジニアリングインターナショナル (日本)
5.Systra S.A. (フランス)
6.Delhi Metro Rail Corporation Ltd. (インド)
7.Development Design Consultant Ltd. (バングラデシュ)
サブコンサルタント:Nippon Koei Bangladesh Ltd.
サービス期間 2020 年 8 月 ~ 2032 年 3 月(140 カ月)
契約額 全体 135 億円、内、日本工営グループ 約 70 億円

プロジェクト概要
20.0 km
ルート
(高架: 6.5 km 地下鉄: 13.5 km)
14 駅
駅数
(高架: 5 駅 地下鉄: 9 駅)




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