ウクライナ国ボルトニッチ下水処理場改修事業を受注

News Release
日本工営株式会社
2018 年 6 月 5 日

日本工営 ウクライナ国ボルトニッチ下水処理場改修事業を受注
～ 首都の下水処理を改善し、衛生環境・居住環境の改善に寄与 ～

日本工営株式会社（本社：東京都千代田区、社長：有元龍一、以下「日本工営」）は、ウクライナ国
のボルトニッチ下水処理場改修事業に係る入札支援・施工監理業務を、日本工営をはじめとする 3 社の
JV（共同企業体）で受注いたしました。


今回改修事業を行うボルトニッチ下水処理場は、ウクライナ国の首都キエフ市の人口約 280 万人分
の下水処理を担う、処理能力 157 万 m3/日という巨大下水処理場です。建設から約 50 年が経過して
いることから設備の老朽化が著しく、下水処理能力の低減に加え、国際河川であるドニエプル川の汚
染、汚泥処理機能の低下による悪臭発生など、日常的に多くの問題が発生しています。この度の水処
理施設、汚泥処理施設、汚泥焼却施設の新設・改修事業を行うことで、キエフ市の下水処理の改善を
図り、同市の衛生環境および居住環境の改善に寄与することが期待されています。


本事業では水処理から発生する汚泥を濃縮する汚泥濃縮機や、濃縮汚泥を脱水する汚泥脱水機、汚
泥を焼却する汚泥焼却炉等の我が国の省エネルギー・環境負荷低減に優れた技術採用が予定されてお
り、下水道事業では稀な本邦技術活用条件（STEP）適用事業、並びに同国における 2 例目のプロジェ
クト型借款として円借款が供与されています。入札支援・施工監理業務において、日本工営は主に、
全体管理、土木・建築、構造、積算、契約管理の各パートを担当します。


日本工営は、今後とも、総合技術コンサルタントとしての強みを活かし、幅広いコンサルティング
サービスを提供してまいります。



■本事業の概要

案件名称 ウクライナ国ボルトニッチ下水処理場改修事業

対象国 ウクライナ国

実施機関 キエフ市上下水道公社（Kyivvodokanal：KVK）

業務体制 3 社 JV：日本工営株式会社（幹事）
、株式会社
TEC インターナショナル、日本水工設計株式会社

サービス期間 88 か月（2018 年 6 月～2025 年）

契約額 約 39 億円 完成予想図




―お問合せ先―
日本工営株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション室
TEL :03-5276-2454 Email： info@n-koei.co.jp ホームページ：http://www.n-koei.co.jp/
完成予想図 調印式の模様