日本工営グループのBDP社がThe Northern Estate Programmeを受託

News Release
日本工営株式会社
2016 年 11 月 25 日

日本工営グループの BDP 社が The Northern Estate Programme を受託
―ウェストミンスター宮殿の大改修に伴う英国国会議事堂の一時移転先改修事業に係る建築・設計業務実施決定―


このたび、日本工営グループの英国建築設計会社 BDP 社（BDP Holdings Limited およびその子会社／本
社：英国 マンチェスター）が、ウェストミンスター宮殿の大改修（2022 年から実施予定）に伴う英国国会議
事堂の一時移転先改修事業に係る建築・設計業務を英国議会下院から受託しました。The Northern Estate
Programme と称される事業で、コンペティションにより競合を制して BDP 社が最高評価を得たものです。

本業務は 2020 年代初めの業務完了を予定しており① 執務スペースと設備機器の改善、② 会議場・設備の
刷新、③ 建物内のアクセスと動線の改善計画、④ これらへの最新技術の導入を目的とします。提供するサー
ビスは建築・構造設計から、移設・移転計画、文化遺産保護と保全計画の設計など広範囲に及びます。

一時移転先は、ウェストミンスター宮殿の北側に近接する Northern Estate に位置し、周囲には旧ロンドン
警視庁等の歴史的建造物が現存しています。議員、研究者等の要請に応え、21 世紀における現代的なオフィ
ス環境の要件を整える一方で、歴史的建造物の保全に配慮した改修を約 15,300 平方メートルにわたって実施
するものです。

BDP 社は、環境を重視した「住居・事務所・商業施設」の一体開発への参画を目標としており、歴史的建造
物の改修、鉄道駅舎の改修、景観設計、教育施設や医療施設の計画・設計に定評があります。BIM(Building
Information Modeling)をはじめとする同社の持つ最先端技術を活用し、今回受託した業務を実施します。

当社グループは、中期経営計画（NK-AIM ～世界で進化（Advance）日本で深化（Intense）発揮する真価
（Merit））で、「土木」と「建築」の融合による総合技術コンサルタントとしてのさらなる成長を掲げ、2016
年 4 月に BDP 社を傘下に迎え入れました。当社の土木技術と英国内でも認められている BDP 社の高い建築
技術を融合することにより、当社グループはグローバルなコンサルティング&エンジニアリングファームへ
と進化を続けてまいります。

■本案件の概要

案件名： The Northern Estate Programme

発注者： The House of Commons（英国議会下院）

建築・構造設計、主設計、マスタープラン策定、都市計画、設計監理及び調整、移設・移転計
業務の概要：
画、作業環境設計、文化遺産保護と保全計画の設計、状況調査、安全確保その他のサービス




―お問合せ先―
日本工営株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション室
TEL :03-5276-2454 Email： info@n-koei.co.jp ホームページ：http://www.n-koei.co.jp/
 Northern Estate




Northern Estate（写真手前）




一時移転先となる建物の一部（Northern Estate 内） Northern Estate 周辺地図


■BDP 社の概要
所在地： 11 Ducie Street, Piccadilly Basin, Manchester, UK
事業内容： 建築設計業
資本金： 5.0 百万ポンド
設立年月日： 1961 年 4 月 5 日

ロイヤル・アルバート・ホールの地下設備拡張、ウィンブルドンテニスコート(No.1) 建設、
主な実績：
歴史的建造物の改修、鉄道駅舎の改修、景観設計、教育施設や医療施設の計画・設計など


以上




―お問合せ先―
日本工営株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション室
TEL :03-5276-2454 Email： info@n-koei.co.jp ホームページ：http://www.n-koei.co.jp/