登山者の安心・安全を守る「富士山チャレンジ 2017」 実施

News Release
日本工営株式会社
2017 年 8 月 7 日

日本工営 登山者の安心・安全を守る「富士山チャレンジ 2017」 実施
~ 小型ビーコンでデータ集積、行動を見える化 ~

日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、社長:有元龍一、以下「日本工営」)は、富士登山者の
安全を守る仕組みづくりを目指すプロジェクト「富士山チャレンジ 2017」を 8 月 19 日より実施いた
します。


富士山チャレンジは、安心・安全な富士登山を目指し、ICT を活用した登山者の動態データ把握の
実証実験により登山者や自治体に有益な情報を提供する民間主導のプロジェクトです。登山者が専用
の小型ビーコン(電波発信端末)を持って登山することで、山小屋などの各ポイントに設置されたレ
シーバー端末で通過時間や位置情報を検知、その情報をクラウド管理することで、登山者の位置情報
や登山時間を収集する実証実験を行います。
今回の実証実験では、取得したビックデータを分析し、パソコンやスマートフォンからリアルタイ
ムに登山時間や混雑状況、山頂到達率などの情報を見える化し、誰でも情報所得が可能なシステムを
構築いたします。また、小型高精度レーザー計測器を使った登山道の3D 計測を実施し、ビーコンを
持った登山者の動きと3D 地形データをリンクさせることで、登山におけるボトルネック箇所の抽出
を行います。それらを継続的に計測することで、登山道の破損個所や落石の状態の把握、精度の高い
噴火時等の避難シミュレーションへの活用なども今後取り組む予定です。
将来的には、安全な登山のための情報提供に加えて、入山料とリンクした登山計画および登山保険
の仕組みの構築、データの防災・環境保全分野での活用を目指します。


日本工営は、技術と知見を活用しながら今後も継続して実証実験を行い、安全な登山環境の構築を
推進してまいります。




富士山チャレンジ 2017 全体概要

―お問合せ先―
日本工営株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション室
TEL :03-5276-2454 Email: info@n-koei.co.jp ホームページ:http://www.n-koei.co.jp/
■富士山チャレンジ 2017 概要
実施期間 : 2017 年 8 月 19 日~ 9 月 1 日 (14 日間)
ビーコン配布場所 : (静岡県側)富士宮口、御殿場口、須走口 (山梨県側)吉田口登山道
計 4 ルートの 5 合目
モニター協力数: 3,000 名(約 200 名/日)
使用ビーコン数: 600 個
レシーバー設置数: 45 基(27 ヶ所)
ホームページ: http://www1.to/fujisanchallenge ※実施期間中のみ閲覧可能
富士山チャレンジ 2017 Facebook: https://www.facebook.com/fujisanchallenge/




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