駐車場におけるETCカード決済のモニター募集 ~新静岡セノバ駐車場においてETC多目的利用サービスの拡大に向けた試行運用実施~

News Release
報道関係各位 日本工営株式会社
2017 年 7 月 26 日

駐車場におけるETCカード決済のモニター募集
~新静岡セノバ駐車場においてETC多目的利用サービスの拡大に向けた試行運用実施~

日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、社長:有元龍一)は、ETC2.0普及促進研究会※1の
各社と共同で「ETC多目的利用サービスの拡大」に向けて取り組んでいます。
2017年10月からETC2.0普及促進研究会は駐車場におけるネットワーク型ETC技術※2の試
行運用を実施することとしましたので、協力していただくETCカード決済のモニターを募集します。


1.経緯と目的
ETC2.0普及促進研究会は、2013年6月14日に閣議決定された「世界最先端IT国家創造
宣言」の中において示された「駐車場等、高速道路以外の施設でもETC等のITS技術が利用可能と
なる環境を整備し、利便性の向上を図る」という方針に基づき、各社が持っている技術及びノウハウの
粋を集約し、「ETC多目的利用サービスの拡大」の実現に向けて検討を進めてきました。
また、検討に際してはNEXCO中日本を通じて国土交通省の指導をいただき、セキュリティが確保
された安全なシステム運用の実現が可能である目途がついたことから、駐車場においてネットワーク型
ETC技術を活用した試行運用を行い、一連の技術面・運用面の検証を実施するために、駐車場におけ
るETCカード決済のモニターを募集するものです。


■ネットワーク型ETCの駐車場への活用イメージ




―お問合せ先―
日本工営株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション室
TEL :03-5276-2454 Email: info@n-koei.co.jp ホームページ:http://www.n-koei.co.jp/
2.モニター募集内容
場所 新静岡セノバ駐車場(静岡県静岡市葵区鷹匠一丁目1番1号)
期間 2017年10月2日(月)~ 2017年12月25日(月)※延長の可能性有
モニター募集要件  LuLuCaパレッタVISAカードのETCカードを保有している方
(150 名様)
 ETC車載器またはETC2.0車載器を設置したご自身のお車で新静岡セノ
バ駐車場をご利用頂ける方
 20 歳以上でインターネットに接続でき、メールアドレスをお持ちの方
モニター特典 試行運用期間中、駐車料金が 1 回 3 時間まで無料 (1 カ月間に5回まで適用)
アンケート回答者に 500 円相当のLuLuCaポイント贈呈
※既存の割引サービスとの併用不可
お問い合わせ ETC2.0普及促進研究会
(お客さま専用) E-mail: info@etc-workshop.org ※Eメールのみ対応


3.モニター応募方法
ETC2.0普及促進研究会ホームページから、お申し込みください。 http://etc-workshop.org
受付期間 : 2017年7月26日(水)~2017年9月15日(金)
モニターの選考結果については、2017年9月30日(土)までにメールにてお知らせします。




※1 ETC2.0普及促進研究会とは、ETC2.0民間利用を普及促進するべく、路側機器開発か
ら決済システム開発、そして市場開発、利用者開発までを共同で技術研究開発と同時に民間ビジネス開
発を行うために集った各専門分野の会員がともに活動する会


ETC2.0普及促進研究会の会員と役割分担 (アイウエオ順)
沖電気工業株式会社 (情報通信機器メーカー) 民間利用のETCアンテナ開発
株式会社青菱コミュニティ (三菱プレシジョン子会社) ETC対応駐車場機器の保守・運営
ソニーペイメントサービス株式会社 (ソニーグループ) ETCのクレジットカード決済代行
中日本高速道路株式会社 (高速道路会社) ETC無線のセキュリティを管理
(暗号を復号化など)
日本工営株式会社 (建設コンサルタント) ETC民間利用の需要調査、企画策定
三菱プレシジョン株式会社 (三菱電機グループ) ETC対応駐車場機器開発
株式会社メイテツコム (名古屋鉄道グループ) 各ETC対応システム機器の連携システム構築
<事務局>ドライブメディア株式会社 (ITS コンサルタント) 全体取り纏め
参考:ETC2.0普及促進研究会HP http://etc-workshop.org


※2 ネットワーク型ETC技術とは、遠隔地に設置したセキュリティ機能を有した情報処理機器と駐
車場等における複数の路側機を通信ネットワークで接続し、路側機で取得した情報を集約させて一括処
置することで、ETCカードを用いた決済の安全性を確保する技術

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