トイレ・ゴミ箱IoTシステムの提供を8月より開始

2022 年 7 月 28 日
イオンディライト株式会社
(証券コード 9787)


施設の清掃コスト削減に寄与
トイレ・ゴミ箱 IoT システムの提供を8月より開始
イオンディライト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼社長執行役員 グループ
CEO:濵田和成、以下、
「当社」
)は、商業施設やオフィス、イベント会場など不特定多数の方がご利用
される施設に向けて、ご利用者のトイレ混雑によるストレス軽減や施設オーナーの清掃コスト削減に
寄与する「トイレ・ゴミ箱 IoT システム」
(以下、
「本サービス」
)の提供を8月より開始します。
当社では、2023 年度末(2024 年 2 月末)までに本サービスを 150 件以上の施設に導入すること
を計画しています。

【トイレ・ゴミ箱 IoT システムの構成イメージ】

本サービスでは、無線センサーにより、
トイレのご利用状況や使用回数、ゴミ箱内の
ゴ ミ 堆 積 量 や 内部 温 度を リ ア ル タ イ ム で
把握できるサービスをご提供します。これに
より、施設利用者の満足度向上、頻度適正化
による清掃コストの削減、施設の安全・安心
の向上に寄与します。


■ 本サービスの特徴
① トイレ利用状況の可視化による利用者満足度向上

トイレの利用状況をデジタルサイネージ上で可視化
します。施設内で人通りの多い場所にデジタルサイ
ネージを設置することで利用者への周知を図れます。
これにより、トイレ混雑による利用者のストレスを
軽減し、利用者満足度向上に繋がります。
また、密集を回避することで、コロナ下での防疫対策
にもなります。

● デジタルサイネージ上での表示画面イメージ

② トイレ使用回数の可視化による清掃頻度の適正化

トイレの使用回数をカウントし、清掃や備品補充が
必要なタイミング※を清掃スタッフの携帯端末に通知。
これにより、清掃や備品補充の頻度を適正化すること
ができ清掃業務を省力化することができます。
※清掃や備品補充が必要となる適切なタイミングに関しては、

中規模商業施設における実証実験を得て算出しております。

● 清掃スタッフが携帯端末上で確認できる画面イメージ
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③ ゴミ箱内のゴミ堆積量を可視化し、回収頻度を適正化

ゴミ箱内のゴミ堆積量を可視化し、清掃スタッフが
携帯端末で随時確認することができます。これにより、
確認のために現地に移動することなく、ゴミの溜まり
具合から、必要に応じて回収作業を行うことで清掃員
の業務を効率化することができます。




● 清掃スタッフが携帯端末上で確認できる画面イメージ



④ ゴミ箱の内部温度を把握し、安全・安心を向上

ゴミ箱内の内部温度を可視化し、清掃スタッフが携帯
端末で随時確認することができます。これにより、
万が一、ライターなどが混入し、発⽕したとしても
熱感知センサーで内部異常温度検出し、即座に対応
することができ、⽕災の拡⼤を防ぎ、安全・安心の
向上に貢献します。

● 清掃スタッフが携帯端末上で確認できる画面イメージ


【施設規模別 導入効果】 本サービスによるトイレ/ゴミ箱清掃の省力化時間(当社調べ)




当社は、
「お客さま、地域社会の「環境価値」を創造し続けます。
」を経営理念に掲げるファシリティ
マネジメント企業として、引き続き、施設をより一層「安全・安心・快適」にご利用いただけるよう、
IoT 等のテクノロジーを活用した新たなサービスの開発に取り組んでまいります。


-本リリースに関するお問い合わせ先 -
イオンディライト株式会社 社長室 広報・IRグループ
TEL:03-6895-3892

-本サービスに関するお問い合わせ先 -
ファシリティマネジメントのサービス紹介サイト
「FM Navi」より、お問い合わせください。
https://info.aeondelight.co.jp/l/931153/2021-10-11/6wc7

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(参考)
本サービスは、当社が 2021 年 4 月より提供するサービス「ネットワーク型 CO2 濃度モニター
システム」(以下、「本システム」)とも連携させ、オプションとして組み入れていただくことも
可能です。デジタルサイネージ上にトイレのご利用情報と合わせて、室内の CO2 濃度を表示する
ことで換気状況が可視化され、ご利用者の安心感を向上することができます。また、CO2 濃度が一定
の値を超えた際には、防災センターに警報が通知されるため、即座の換気改善対応が可能となります。




● CO2 濃度モニター

デジタルサイネージ上に室内の CO2 濃度を表示。施設面積

から規定値を設定。同規定値を超えた場合、警告が発報。

画像のモニターでは、1,000ppm を規定値に設定




当社は、施設の「安全・安心」を守る企業として、これまでも施設利用者の接触感染防止や飛沫
感染防止に向けた様々な防疫対策を実施してまいりました。本システムにつきましても、イオン株式会社
が策定した「イオン新型コロナウイルス防疫プロトコル」に則り、施設内の換気改善促進を目的に、
これまでにイオングループの商業施設を中心とした 219 物件に導入しています。




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