アクアフォームがA種3トップの熱伝導率0.033W/mKを実現

News Release
報道関係各位
2024 年 4 月 15 日
株式会社日本アクア
(東証プライム 1429)




アクアフォームが A 種 3 トップの熱伝導率 0.033W/mK を実現
アクアフォーム LITE も熱伝導率が低減、戸建向け主力製品の断熱性能が向上



現場発泡ウレタン断熱材シェア No.1 の株式会社日本アクア(本社:東京都港区、代表取締役社長:
中村 文隆)は、戸建向け主力製品のアクアフォーム、アクアフォーム LITE の熱伝導率を以下のと
おり低減し、断熱性能の向上を実現いたしました。特に、アクアフォームは現場発泡ウレタン断熱材
A 種 3 クラスにおけるトップの性能となります。この結果、アクアフォームでは既存製品と比較し
て約 8%の厚みを低減、アクアフォーム LITE では約 5%の厚みを低減します。


規格 従来 今回
アクアフォーム JIS A 1480 0.036W/mK 0.033W/mK
アクアフォーム LITE JIS A 1480 0.038W/mK 0.036W/mK




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2022 年 6 月に「脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法
律等の一部を改正する法律」が公布され、住宅や建築物においては、エネルギー効率の改善が求めら
れるようになりました。その結果、断熱性能の向上が重要な課題となっています。断熱性能を高める
ためには断熱材の厚みを増やす必要がありますが、一方で住宅設計の自由度に影響を与える可能性
があります。具体的には、内部空間の制約、外観の変化、技術的な課題、およびコスト増が考えられ、
断熱材の厚みと住宅設計の自由度はトレードオフの関係にあります。
こうした中、日本アクアは前述のように主力製品の厚みを低減することで、東京などの 4~7 地
域における断熱等性能等級5基準(ZEH 水準)の下、壁部分の厚みを約 85mm で不変とした場
合、屋根部分の厚みをアクアフォームで約 190 ㎜から約 150 ㎜、アクアフォーム LITE で約 200
㎜から約 180 ㎜に低減できます。また、断熱等性能等級6基準については、従来は上位製品のアク
アフォーム NEO による施工で対応していましたが、他の建材等との組み合わせによってはアクア
フォームを使った施工も可能となり、当社の製品ラインナップが拡充されます。
さらに、戸建向け断熱材市場で広く使われているグラスウール断熱材(細かいガラスの繊維で構
成されており、織物のように密集している点が特徴)で熱伝導率 0.033W/mK を実現するには、高
性能グラスウール 48K(約 48kg/m3)相当*が必要であり、14K(約 14kg/m3)相当のアクアフ
ォームは軽量性においても住宅設計の自由度が広がります。同様に熱伝導率 0.036W/mK を実現す
るには、グラスウール断熱材 32K 相当*あるいは高性能グラスウール 24K 相当*が必要であり、ア
クアフォーム LITE なら 10K 相当となります。なお、新仕様の両製品は 2024 年 4 月以降、順次出
荷されます。


*グラスウール断熱材及び高性能グラスウールの密度は硝子繊維協会ホームページ記載データを参考に当社が作成。



以上


【会社概要】
会社名:株式会社日本アクア
上場市場:東京証券取引所 プライム市場(証券コード:1429)
代表者:代表取締役社長 中村 文隆
所在地:東京都港区港南2丁目 16-2 太陽生命品川ビル 20 階
設立:2004 年 11 月
事業内容:建築断熱用硬質ウレタンフォーム「アクアフォーム」販売・施工
住宅省エネルギー関連部材の開発・製造・販売
URL:https://www.n-aqua.jp



【お問い合わせ先】
株式会社日本アクア 管理本部 経営企画部 小室 昌彦
電話番号:03-5463-1117
Eメール:m.komuro@n-aqua.com


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