ウィズコロナ時代の新たな清掃基準でサービスを開始

2020 年 8 ⽉ 31 ⽇
イオンディライト株式会社
(証券コード 9787)


安全・安⼼に施設をご利⽤いただくために
ウィズコロナ時代の新たな清掃基準でサービスを開始
感染対策の専⾨知識を有する “防疫対策清掃チーム” 9 ⽉ 1 ⽇よりサービス提供


イオンディライト株式会社(本社:⼤阪市、代表取締役社⻑兼社⻑執⾏役員 グループ CEO:濵⽥和成、以
下 「当社」
)は、防疫対策を組み⼊れた「ニュースタンダード(新基準)クリーニング」を構築し、
9⽉1⽇(⽕)より、サービスの提供を開始します。




※ニュースタンダード(新基準)クリーニングのイメージ


現在、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡⼤し、感染への不安が⾼まる中、当社では、施設
をご利⽤者される⽅々に「安全・安⼼」な環境を提供し続けるために、防疫・消毒⽅法の確⽴や新たな
⾮接触型サービスの開発・導⼊をはじめとしたファシリティマネジメント(以下「FM」)の構築に取り
組んでいます。その⼀環として、これまで病院向けに提供してきた当社独⾃の衛⽣清掃サービス※1
をベースに感染制御学の専⾨家監修のもと清掃⼿順のマニュアルを策定し、美観の維持に加え、科学的
根拠に基づいた、衛⽣的な環境を実現する「ニュースタンダード(新基準)クリーニング」※2 を開発し
ました。①平⾯視点から⽴⾯視点重視の仕様に変更、②予防清掃の⾒える化、③モニタリングによる品
質定量化、の 3 点の新基準によりサービスを構築しています。
なお、サービスの提供にあたっては、衛⽣清掃の提供により培ってきた知⾒や感染制御学におけ
る最新の研究動向を踏まえた独⾃の教育プログラムを作成しています。専⾨教育を履修したクリー
ンクルー(当社清掃スタッフの呼称)によって構成される「防疫対策清掃チーム」が、適切な資材の
管理とマニュアルを遵守した清掃作業を実施いたします。
※1 衛⽣清掃サービス・・・2014 年度より提供を開始した病院向けの感染制御を組み⼊れた清掃サービス
※2 科学的根拠に基づき衛⽣的な環境を実現する「ニュースタンダード(新基準)クリーニング」
・・・詳細は次項を参照


当社は、「お客さま、地域社会の『環境価値』を創造し続けます。」を経営理念に掲げる FM 企業
として、2020 年 6 ⽉ 30 ⽇にイオンが制定した「イオン新型コロナウイルス防疫プロトコル」を踏まえ
た本サービスを清掃の新基準として提案してまいります。


防疫対策を⼀時的な取り組みでなく継続的に実⾏していくことで、防疫が⽣活の⼀部となる社会を実現
し、お客さま及び従業員の健康と⽣活を守り、地域社会に「安全・安⼼」な施設環境を提供してまいり
ます。


【ニュースタンダード(新基準)クリーニングの概要】




① 平⾯視点から⽴⾯視点重視の仕様に変更
美観を維持する従来の平⾯清掃から、科学的根拠に基づき衛⽣性を維持・強化する⽴⾯清掃へと転換し
ます。
⾼頻度接触表⾯の感染予防
利⽤者(ご来館のお客さまや店舗従業員)が頻繁に⼿を触れる⾼頻度接触表⾯(ドアノブ、エスカ
レーターの⼿すり、エレベーターのボタン、店内通路設置ソファなどお客さま⽤備品、など)の感
染対策を強化。新型コロナウイルスに対する有効性が確認された洗剤と、マイクロファイバークロ
ス(通常の綿雑⼱と⽐較し汚染物質を繊維に取り込むことで汚れだけでなく細菌などの除去効果
が⾼い)を使⽤し拭き取りを実施します。
② 予防清掃の⾒える化 「防疫対策清掃チーム」
e-Learning(イーラーニング)による所定の教育プログラムを履修
し、感染対策の専⾨知識を⾝につけたクリーンクルーによって構成
される防疫対策清掃チームが作業を実施します。
③ モニタリングによる品質定量化
細菌など、⽬には⾒えない清掃箇所の清潔度を「⾒える化」する
ため、 有機物の総量を数値で表す技術「ATP
(アデノシン三リン酸)
検査※3」を⽤いて清潔度をモニタリング。清掃直後に検査を実施し、
⼀定の⽔準に満たない場合は作業⽅法の⾒直しや教育で改善を図り
ます。
対象物の素材の違いによって有機物などの汚染物質付着の状況が異
なるため、新たな清掃仕様の品質を定量化し、これらの根拠をもと
に対象物の清掃頻度を設定。より品質の⾼い施設環境を提供します。


※3 ATP(アデノシン三リン酸)検査・・・すべての⽣物の細胞内に存在する ATP(アデノシン三リン酸)を酵素など
と組み合わせて発光させ、その発光量(Relative Light Unit;RLU)を測定する⽅法。RLU 値が⼤きいほど汚れが多いと
判断される


本サービスに関するお問い合わせ先
イオンディライト株式会社 清掃事業本部
TEL:03-6840-5167 FAX:03-3524-8781
本リリースに関するお問い合わせ先
イオンディライト株式会社 ディライトコミュニケーション部
TEL:03-6840-5712 FAX:03-3524-8902


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