PET-CT診断用DICOMビューアを発売
NEWS RELEASE
2018年3月13日
株式会社アイ・エス・ビー
PET-CT 診断用 DICOM ビューアを発売
株式会社アイ・エス・ビー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:若尾逸雄) は、本年 1 月 30 日にニュース
リリースした PET-CT 診断向けオプション機能を搭載した DICOM 画像診断ビューア「L-Share Viewer(エルシェ
アビューア)」(以下 「L-Share Viewer」)を 4 月 1 日に販売開始いたします。
なお、「L-Share Viewer」は以下の通り、「医薬品医療機器法(薬機法)」の認証を受けておりますので、医療
機器としてお使いいただけます。
販売名 : 画像診断ビューア 「L-Share Viewer(エルシェアビューア)」
一般的名称 : 汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム(コード:70030012)
クラス分類 : クラスⅡ
製品群区分 : プログラム 2-E-14
認証番号 : 229ADBZX00127000
認証日 : 平成 29 年 12 月 11 日
この「L-Share Viewer(PET-CT Option)」は、旭川医科大学 放射線医学講座 沖崎貴琢准教授の以下の2
つの特許技術を利用しており FDG-PET 検査の読影時間を約 30%短縮できることが実証実験により確認されて
います。
特許第 5863330 号 「画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム」
内容:SUV 値の連続表示ウインドウを持つ目的断層探索高速化ユーザーインターフェースについて
特許第 5863554 号 「画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム」
内容:高解像度化画像処置について
なお、今回の商品化にあたり、より正確に、より快適な診断ができるよう「L-Share Viewer(PET-CT Option)」
のオプション機能に関する部分のみならず、「L-Share Viewer」本体の操作性に関する部分の細部にわたり旭
川医科大学 放射線医学講座の先生方に貴重なアドバイスをいただきました。 これをもとに「L-Share Viewer」
本体についても改良を行い、現場を預かる医師にとって更に使い勝手のよい商品となっております。
L-Share Viewer(PET-CT Option)の特徴 -PET-CT 診断の高速化、高画質化-
1. ROI を指定するだけで最適な断面をセミオートで選択
SUV navigator によって「関心領域(ROI)」の
SUV Max 値をグラフ表示します。
ROI を指定するだけで前後のスライス画像の
SUV 値もバーグラフで表示されるので、簡単な
操作で最適なスライス画像を選択できます。
2. 読影医の判断を的確にサポート
部分容積効果補正解像度増加処理によって
オリジナル画像を高画質に補正します。
補正した画像ではオリジナル画像と比較して
コントラストが増加し、視覚的な病変の認識が
容易になることが期待できます。
L-Share Viewer の主な機能
機能概要 機能 PET-CT Option
画像表示 DICOM 画像の表示
移動(シフト/パンニング)
ウインドウ幅(WW)調整/ウインドウレベル(WL)調整(階調調整)
WW/WL 自動最適化(プリセット)
カラー表示
カラースケール選択
ネガ/ポジ
マーキング/注釈
画像の分割/並べ替え(複数画像表示・過去画像比較)
拡大/縮小
反転(上下反転、左右反転)
回転
位置合わせ(フュージョン)
一連の画像を動画表示する機能(シネ再生)
その他 印刷
記録/保存/削除
レポート機能
セキュリティ(認証)
匿名化
計測 距離
面積
角度
画素値表示(ヒストグラム)
ROI 計測(画素値、画素数、ROI 面積、平均、SD、メディアン)
三次元画像処理 最大値投影法(MIP)/多断面再構成法(MPR)
PET 解析 PET 画像から SUV 画像を生成する機能 ○
SUV ナビゲーター ○
部分容積効果補正解像度増加法 ○
PET 解析指標 SUV max ○
外部装置との入出力機能
2018 国際医用画像総合展(ITEM2018)出展
2018 年 4 月 13 日~2018 年 4 月 15 日にパシフィコ横浜で開催される 2018 国際医用画像総合展(ITEM 2018)
に「L-Share Viewer」および「L-Share Viewer(PET-CT Option)」を出展いたします。
実際の表示画像、操作感などを体験いただけますので、是非当社ブースにお立ち寄りください。
L-Share 製品ラインアップについて
製品名 機能概要 薬機法 ITEM 備考
対象 展示
L-Share Viewer 【PET-CT Option】 ○ ○
(エルシェアビューア) PET-CT 診断用 DICOM 画像ビューア
【標準構成】 ○ ○
DICOM 画像ビューア
L-Share Viewer タブレット用 DICOM 画像ビューア 従来の L-Share Viewer です。
Portable ソフトウェアは無償提供
L-Share pPACS ポータブル PACS サーバー ▲(注) ○
L-Share gPACS GPS タイムサーバー機能内蔵
▲(注)
ポータブル PACS サーバー
L-Share Gateway DICOM 変換ゲートウェイ ▲(注) ○
L-Share Router DICOM 画像転送ルータ ○
L-Share TimeServer GPS タイムサーバー
L-Share 災害支援セット 災害医療支援パッケージ
(トリアージサポートパッケージ)
(注) L-Share Viewer(エルシェアビューア)と組み合わせることにより診断行為が可能になります。
【参考】 L-Share Viewer を活用し幅広いニーズに対応 (遠隔読影での利用例)
「L-Share Viewer」と L-Share 製品を連携させることにより、読影医の読影作業場所を離れた診察現場での遠
隔読影など、幅広いニーズに対応することも可能です。
当社「L-Share 製品」の詳細については以下の HP をご覧ください。
http://lshare.isb.co.jp/index.html
※L-Share は(株)アイ・エス・ビーの登録商標です。
お問い合わせ先
(株)アイ・エス・ビー
東京都品川区大崎 5-1-11 住友生命五反田ビル
TEL 03-3490-1761(代表)
FAX 03-3490-7718
https://lshare.isb.co.jp/contact.html
※記載された内容は 2018 年 3 月現在のものです。
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