「GGL認証取得」のお知らせ -運転中5基すべての発電所において取得完了-

 

Press Release
2023年7⽉5⽇
イーレックス株式会社



「GGL認証取得」のお知らせ
-運転中5基すべての発電所において取得完了-


イーレックスグループ (以下「当社」という)は、バイオマス燃料の持続可能性とトレーサビリティ(追跡可能性)を
担保並びに、品質の継続的向上の取り組みとして、現在運転中の発電所5基において全て第三者認証であ
るGGL認証(Green Gold Label)注1を取得いたしました。


⽇本の固定価格買取制度(FIT・FIP制度)において、バイオマス発電燃料として使⽤されるパームヤシ殻
(Palm Kernel Shell、PKS)は2024年3⽉までに第三者認証の取得が必要となります。
当社は、イーレックスニューエナジー佐伯株式会社において、2020年4⽉24⽇にいち早く発電事業者として
⽇本で初めてPKSを対象としたGGL認証を取得し、燃料調達⼦会社のイーレックスシンガポールにおいても、2
つの森林認証を取得しております。
この度当社は、イーレックスニューエナジー株式会社、豊前ニューエナジー合同会社、沖縄うるまニューエナジ
ー株式会社において、GGL認証を取得いたしました。資源エネルギー庁が定める「事業計画策定ガイドライン」
では、FIT・FIP制度の適⽤を受けている全てのバイオマス発電事業者に対し、2024年4⽉以降の燃料取引
の全てにおいて第三者認証が要求される⾒通しとなっております。今回のGGL認証の取得により、当社の現在
運転中である国内5基のバイオマス発電所は全てGGL認証を取得したことになります。




当社は、上流の燃料調達事業から発電事業、電⼒トレーディング事業、そして⼩売販売まで⼀貫した事業
展開をしております。特に、上流である再⽣可能な⽣物由来のバイオマス燃料については、良質で低廉かつ安
定的な燃料の確保に向け、現地企業、商社、海運会社等のパートナーとの連携を強化し、調達を⾏っており
ます。さらに、⽣態系保全や持続的なバイオマス燃料の活⽤に向けて、サプライチェーンの管理等をカバーする
各種認証の取得に積極的に取組んでおります。


⽊質ペレットやPKSといったバイオマス燃料の取扱量が拡⼤していく中で、各燃料の⽣産や製造、加⼯、輸
送⼯程に関するトレーサビリティや合法性について、然るべき第三者認証機関による審査、管理の履⾏を⾏っ
ていきます。そして、今後もこのような持続可能性確保に関する取組みを通じて、環境、地域社会に配慮した
事業展開に努めてまいります。
 

当社はバイオマス事業を中⼼に、再⽣可能エネルギーを活⽤した事業を国内外において積極的に推進する
ことで、地球温暖化の防⽌と、脱炭素社会の実現に向けて貢献してまいります。

注1 Green Gold Label︓
2002年に発⾜。持続可能なバイオエネルギーの製造、加⼯、輸送、最終利⽤までを網羅し、独⾃の追跡・記録を担保する認
証。




認証概要
認証対象社 認証対象 取得認証
イーレックスニューエナジー株式会 パームヤシ殻 GGL認証(Green Gold Label)
社(⼟佐発電所) ( Palm Kernel Shell 、
PKS)
豊前ニューエナジー合同会社 パームヤシ殻 GGL認証(Green Gold Label)
(豊前バイオマス発電所) ( Palm Kernel Shell 、
PKS)、⽊質ペレット
沖縄うるまニューエナジー株式会 パームヤシ殻 GGL認証(Green Gold Label)
社(中城バイオマス発電所) ( Palm Kernel Shell 、
PKS)、⽊質ペレット


既認証済
イーレックスニューエナジー佐伯株 パームヤシ殻 GGL認証(Green Gold Label)
式会社(佐伯発電所) ( Palm Kernel Shell 、
PKS)
⼤船渡発電株式会社 パームヤシ殻 GGL認証(Green Gold Label)
(⼤船渡バイオマス発電所) ( Palm Kernel Shell 、

※持分法適⽤会社 PKS)




■報道関係者お問い合わせ先
イーレックスグループ IR広報部
TEL: 03-3243-1167 FAX: 03-3243-1119
E-mail: pr.info@erex.co.jp

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