読売新聞グループ本社・西武ホールディングスによる「伝統文化の振興にかかわるプロジェクト」で共同事業

2023 年 5 月 9 日
株式会社読売新聞グループ本社
株式会社西武ホールディングス




読売新聞グループ本社・西武ホールディングスによる
「伝統文化の振興にかかわるプロジェクト」で共同事業


株式会社読売新聞グループ本社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口寿一、
以下「読売新聞グループ本社」
)と株式会社西武ホールディングス(本社:東京都豊島
区、代表取締役会長兼CEO:後藤高志、以下「西武ホールディングス」
)は、「伝統文化
の振興にかかわるプロジェクト」における協定に合意し、共同で伝統文化の振興と支援に
関わる事業を行ってまいります。


読売新聞グループ本社は、2022 年 9 月に社長室に文化芸術企画部を設置したのをきっ
かけとし、新たに伝統芸能や伝統工芸など日本の伝統文化を次世代に継承する支援プロジ
ェクトに取り組むことを 2022 年 10 月1日付けの紙面で宣言しました。
伝統芸能や伝統工芸をはじめとする日本の伝統文化はいま、後継者不足や原材料の確保
難などの課題があり、その継承は年々難しくなってきています。そこで読売新聞社が様々
な企業、団体、自治体および個人にも呼びかけて「伝統文化」を守る機運を高める運動に
取り組みたいと考えております。


西武ホールディングスは、2022 年 4 月 1 日より経営企画本部内に「スポーツ・アーツ
&カルチャー事業戦略部」を設立し同分野での事業展開強化を目指しています。今回読売
新聞グループ本社が掲げる「伝統文化の振興にかかわるプロジェクト」の事業趣旨に賛同
し、伝統芸能や伝統工芸などの日本の伝統文化を次世代に継承する支援プロジェクトに取
り組んでまいります。
西武グループは、かつて江戸幕府の中枢を担う大名が屋敷を連ねていたエリアに開業し
た東京ガーデンテラス紀尾井町をはじめ、国内外の豊富な歴史あるアセットを活用し、今
後さまざまな伝統文化の振興・支援事業を展開していく予定です。
プロジェクトの概要や具体的な事業については今後発表してまいります。
【伝統文化の振興にかかわるプロジェクトの目指すところ】

1000 年以上にわたり守り伝えられている日本の伝統文化。この国で長く親しまれてき
た能、狂言、歌舞伎、文楽など伝統芸能の芸術性や、漆芸、陶芸などの伝統工芸の技術と
品質の高さは日本人が誇りとし守っていくべき貴重な遺産です。世界に類を見ないものと
して、海外から高く評価される一方、後継者不足や原材料の確保難が大きな課題になって
います。
わたしたちのプロジェクトでは、こうした現状を前に、有形無形の『伝統文化』につい
ての知識や教養、楽しみ方を知ってもらう機会や情報を提供し、需要を創出し、伝統文化
を再評価する動きにつなげることを目指します。

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