新規事業(不動産ファンド組成)の企画開始について

2023 年5月9日
各 位




会 社 名 株 式 会 社 サ ン ウ ッ ド
代表者名 代表取締役社長 森 毅
(東証スタンダード・コード 8903)
問合せ先 管 理 本 部 長 村 瀬 正
電話 03-5425-2661




新規事業(不動産ファンド組成)の企画開始について

当社は、本日開催の取締役会において、東京 23 区内の賃貸マンションを投資対象とするファンド組成
の企画を開始することを決議いたしましたのでお知らせいたします。



1.背景
海外投資家の国内不動産に対する投資ニーズが拡大している状況を踏まえ、当社は、東京 23 区内を
中心とする賃貸マンションに投資を行う不動産ファンド事業を立ち上げることといたしました。

2.ファンドの内容と戦略
当ファンドは、投資対象を高級賃貸マンションとし、対象エリアは都心5区(千代田区・中央区・港
区・渋谷区・新宿区)を中心とする東京 23 区内といたします。
このエリアは、潜在需要に対して、賃貸マンションの供給量が少ないこともあり、高級賃貸マンショ
ンの空室率が同一エリア内でも低く推移していることから、安定的な稼働が見込まれます。それは、コ
ロナ禍においても影響が少なく同様であったため、アセットとしては安定的なキャッシュフローを提
供し、出口の流動性も高いことから、安定的な運用成果が見込まれます。

3.当社が手掛けるファンド事業の位置づけ
当社はこれまで、東京都心部を中心とする首都圏エリアにて、新築分譲マンションの開発・販売を行
ってまいりました。
本ファンド事業は、敷地面積が狭いなどの理由から、分譲マンションを開発するには事業効率性・収
益性が見込めない物件が対象となります。 そのため、分譲マンション事業と自社競合することはないも
のと考えております。
東京都心部で分譲マンションを供給してきた当社が、これまでに培ったプランニング力を活かすこ
とに加えて、2021 年 11 月より資本業務提携を締結している京王電鉄株式会社(東京都多摩市/代表取
締役社長 都村智史) ならびに京王グループ各社とのシナジーも活用することで、 高級賃貸マンション
の供給が少ない都心部に、 より良質な賃貸マンションを供給できるものと考えております。これらの取
り組みは、将来の新築分譲マンション購入者層へ当社の商品力を体験していただくことにもつながる
と考えております。



当社では、優良な住宅を供給し続けることに加え、幅広い投資家層に向けて優良な投資機会の提供を
行うことで、不動産市場の成長に貢献してまいります。

以 上

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