「未来創生ファンド」、米カーシェアリング・ベンチャーGetaroundへの投資実行

2016 年 11 月 1 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(東証JASDAQ スタンダード:8739)


「未来創生ファンド」、米カーシェアリング・ベンチャーGetaround への投資実行
「自動車版エアビーアンドビー」、トヨタの「コネクテッドカー」事業で戦略的関係構築


当社は、2015 年 11 月に設立した「未来創生ファンド」(以下「本ファンド」という)が、米カーシェアリング・ベン
チャーの Getaround, Inc. (以下、ゲットアラウンド)に対する投資(金額は非開示)を実行しましたので、お知らせ
いたします。本ファンドに出資しているトヨタ自動車株式会社(以下「トヨタ自動車」)は、10 月 31 日、ネットワーク
に常時接続する「コネクテッドカー」事業への取組みのひとつとして、カーシェアリングを含めたプラットフォーム(PF)
開発に着手し、その一環として、ゲットアラウンドとの協業による PF トライアルを推進することを発表しています。
今回の出資は、こうした戦略的関係構築を目的に実行されました。

■投資先企業の概要
ゲットアラウンド(本社:米サンフランシスコ)はカーシェアリング仲介業者で約 20 万人(※)が登録しています。
ユーザーは、専用アプリを使うことで、登録された個人所有の自動車を1時間以上 15 分単位で利用することが
できることから、「自動車版エアビーアンドビー」と呼ばれています。特許技術により、アプリで登録車の鍵の開閉が
可能です。また、リアルタイムでのモニターが可能で 24 時間対応のコールセンターも人気です。

(※)同社ウェブサイトより引用
https://www.getaround.com/about

■「未来創生ファンド」の概要
本ファンドはスパークス・グループ株式会社を運営者とし、トヨタ自動車、株式会社三井住友銀行を加えた3
社による総額約135億円の出資により、2015年11月より運用を開始しました。2016年9月末時点では、上記3
社を加えた計17社からの出資を受けています。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を
中核技術と位置づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に投資を行います。なお、
2016年9月末時点での運用額は、307億円(※)です。投資先企業数は、ゲットアラウンド含め10社となりまし
た。

(※)弊社開示資料より引用
https://www.sparx.jp/ir/uploads/pdf/AUM_Monthly_2016SeptemberJ.pdf


■関連プレスリリース
2015年11月4日「スパークス・グループ、「未来創生ファンド」を設立トヨタ自動車、三井住友銀行が参画」
http://www.sparx.jp/press/uploads/PressJ151104-01.pdf
2016年1月5日「「未来創生ファンド」第1号投資案件実行のお知らせ」
http://www.sparx.jp/press/uploads/PressJ160105-01.pdf
2016年1月13日「「未来創生ファンド」投資実行のお知らせ」
http://www.sparx.jp/press/uploads/PressJ160113-01.pdf
2016 年 3 月 30 日「未来創生ファンド」、初の蓄エネルギーベンチャーへの投資決定のお知らせ
http://www.sparx.jp/press/uploads/PressJ160330-01.pdf
2016 年 5 月 26 日「未来創生ファンド」など、三次元メディアへの投資決定のお知らせ
http://www.sparx.jp/press/uploads/PressJ160526-01.pdf
2016 年 6 月 1 日「未来創生ファンド」、WHILL への投資決定のお知らせ
http://www.sparx.jp/press/uploads/PressJ160601-01.pdf
2016 年 7 月 6 日「未来創生ファンド」ソラコムへの投資決定のお知らせ
http://www.sparx.jp/press/uploads/PressJ160706-01.pdf
2016 年 7 月 11 日「未来創生ファンド」、米ベンチャー投資会社のファンドオブファンズに投資実行
https://www.sparx.jp/press/uploads/pdf/PressJ160711-01.pdf
2016 年 10 月 4 日「未来創生ファンド」、次世代家庭用ロボット開発、GROOVE X への投資実行
https://www.sparx.jp/press/uploads/pdf/PressJ161004-01.pdf



■本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 経営管理部
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101

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