再生可能エネルギーファンド初の地熱発電所への投資を決定

2016 年 7 月 21 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループCEO 阿部 修平
(東証JASDAQ スタンダード:8739)

再生可能エネルギーファンド初の地熱発電所への投資を決定
JA三井リースとのファンド活用で実現



当社は、2015 年 10 月 30 日付のプレスリリースにおいて、JA 三井リース株式会社と共同で投資事業
有限責任組合を組成し、投資を開始した旨を発表いたしましたが、このたび以下の投資を開始することが
決定いたしましたのでお知らせいたします。

■ 投資対象となる発電施設の概要
事業体 SGET 指宿地熱発電合同会社
発電所名 SGET 指宿第 1 発電所(仮称)、
SGET 指宿第 2 発電所(仮称)
発電形態 地熱発電所、新設
所在地 鹿児島県指宿市
出力規模 1.176MW(588kW×2)
総事業費 約 21.5 億円(予定)
運転開始時期 2018 年 12 月(第 1 発電所)(予定)




完成イメージ図

■ 当該投資案件は、当社グループが取り組む再生可能エネルギー発電施設等実物資産の運用ビジネスに
おいて初となる地熱発電所への投資となります。
 地熱発電は、再生可能エネルギーの中でもとりわけ安定的な発電が可能で、ベース電源になりうる
発電です。日本は地熱資源量が世界 3 位であるにも関わらず、地熱発電の導入量は極めて低く、
今後の拡大が期待されている発電方式です。
 本地熱発電は、既存の温泉井戸よりもさらに深い深度(約 1,000~1,500m)から蒸気を取り出し、
また地下に熱水を還元するため、周辺の温泉資源が枯渇する心配はありません。
発電方式はバイナリー発電方式を採用します。地下から 150℃程度の蒸気を取り出し、その熱を
活用して低い沸点の媒体を循環させる発電方式で、媒体には暴露しても人体へ危険のない代替
フロンを用います。
 発電後の熱は、隣接の農業ハウス等に供給します。地元の農林水産業と連携し地域経済の発展に
寄与します。

■ 今後も、当社グループは、当該モデルを日本全国に横展開し、都市の資金力と地方の資源を組み合わ
せることで、日本の地域創生実現に微力ながら貢献してまいりたいと考えております。

■ 本お知らせは、当社グループの事業内容をご理解いただくために、当社グループ会社の事業に関する情報
提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。



■ 関連プレスリリース
2015年10月30日 「JA三井リース、スパークス・グループ、全国の再生可能エネルギー発電事業への投資
を開始、農林水産業と連携した熱利用も視野に」
http://www.sparx.jp/press/uploads/PressJ151030-01.pdf

■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 経営管理部
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101

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