「未来創生3 号ファンド」ゲノムおよび生体情報解析のトータルソリューションChrovisを開発、サービス提供を行う株式会社テンクーへの投資実行

2022 年 7 月 11 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証プライム市場)



「未来創生 3 号ファンド」
ゲノムおよび生体情報解析のトータルソリューション Chrovis を開発、サービス提供を行う
株式会社テンクーへの投資実行
―がんゲノム医療の社会実装を情報技術で推進―



スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2021 年 10 月に設立した「未来創生 3 号ファンド」
が、ゲノム情報解析から臨床的意義づけであるアノテーション、患者へのレポーティングと一気通貫にソリューションを提
供する Chrovis の開発・運用を行う株式会社テンクー(本社:東京都文京区、代表取締役 西村邦裕。)に対
する投資(金額は非公開)を実行しましたので、お知らせいたします。同社は今回の調達資金を活用し、Chrovis の
機能・サービス拡張、およびその体制を実現するための人材拡充を行います。


■投資先企業の概要
テンクー社は、一人一人の患者に適切な治療が提供される社会を目指し、情報技術を用いてゲノム医療の社会実
装に貢献してきたゲノム医療解析・バイオインフォマティクスに特化した東京大学発ベンチャーです。テンクー社が開発し
た Chrovis は、がんの診断・治療・予防や最先端の研究開発等のためのゲノム情報解析を可能にしてきました。さら
に、がん遺伝子パネル検査における、解析結果への臨床的意義づけ、データ収集・結果の解釈・レポート作成を自動
化するトータルソリューションを提供してきました。今後、がんゲノム医療関連市場拡大に伴い、Chrovis の機能・サービ
ス拡張を行っていきます。


■「未来創生(1号)ファンド」、「未来創生 2 号ファンド」および「未来創生 3 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を
加え た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術
と位置 づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、
日本の 約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素
材」を投資 対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。そして、2021 年 10 月から未来創生 2 号
ファンドの 5 分野 に加えて、「カーボンニュートラル」を投資対象とし、スパークスの子会社であるスパークス・アセット・マ
ネジメント株式会社 をファンド運営者とした未来創生 3 号ファンドの運用を開始しました。2022 年 6 月末時点の
運用資産残高は、1 号、 2 号および 3 号をあわせて、1,511 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/
■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

4040