「未来創生2号ファンド」次世代半固体リチウムイオン電池を開発する24M Technologiesへの投資実行

2021 年 5 月 18 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」
次世代半固体リチウムイオン電池を開発する 24M Technologies への投資実行
―電池製造プラットーフォーマーとして世界的な電動化社会作りに貢献する―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018年7月に設立した「未来創生2号ファンド」
が、リチウム電池向け半固体電解質の研究・開発を行う24M Technologies, Inc(本社:米国マサチューセッ
ツ州、CEO:太田 直樹氏、以下「24M社」と表記)への投資(金額は非開示)を実行しましたことをお知らせい
たします。24M社は独自の半固体電解質を基盤とする、新しい電池製造プラットフォームを開発、リチウムイオン電
池の製造工程に革命を起こします。 24M社は今回の調達資金を活用し、専門性の高い技術人材採用、設備
投資を実施し、事業活動を加速させていきます。


■投資先企業の概要
24M 社は半固体電解質技術の研究・開発、当該技術を基盤とする電池製造プラットフォームのライセンシング事業
を世界中で展開しています。特許取得済みの独自技術は、現行リチウムイオン電池の性能・安全性・信頼性の向上
を可能にすると共に、使用部材の削減、製造プロセスの簡略化により、価格競争力のある製品を提供し、材料のリサイ
クル性の向上にも寄与します。
2019 年にはライセンシングパートナー企業と製品の商業化を果たし、現在、量産工場を建設中です。また、米国で
は実証用の自社プラントにてサンプルの製造、及び新素材を使った更なる技術開発が進行中です。昨今の環境保全
への意識の高まりを受け、電気自動車、再生可能エネルギーの普及拡大が急速に始まっております。また電子機器の
モバイル化に伴い、リチウムイオン電池の需要が急増しております。24M 社はこの世界規模で広がる電池需要の高まり
に応えるべくライセンス事業をグローバルに展開し、各パートナーとの電池製造事業を拡大してまいります。
本件プレスリリースの内容を含め、詳細については 24 社のホームページ:https://24-m.com/をご参照ください。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2021 年 4 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、883 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/
■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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