「未来創生2号ファンド」持続可能な酪農・畜産を目指す株式会社ファームノートホールディングスへの投資実行

2021 年9月 29 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」
持続可能な酪農・畜産を目指す株式会社ファームノートホールディングスへの投資実行
―酪農のデジタルトランスフォーメーションを推進―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、酪農のデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて社会課題の解決を進める株式会社ファームノートホールディン
グス(本社: 北海道帯広市、代表取締役社長: 小林晋也。以下、ファームノート社と表記)への投資(金額は非
開示)を実行しましたので、お知らせします。ファームノート社は今回の調達資金を活用し、ICT を活用した牛群管理
事業の拡大、酪農の DX 化技術等の開発力の強化を行ってまいります。


■投資先企業の概要
ファームノート社は「技術革新を通じて、持続可能な地球の豊かさに貢献する」という経営理念を掲げています。
「Farmnote Cloud」および「Farmnote Color」という商品名で、スマートフォン、タブレットなどで牛群管理が可能な
デバイスおよびシステムを提供しております。さらに、獣医師などのプロフェッショナルが酪農経営の課題を発見・改善提
案する「Farmnote Compass」というサービス事業にも取り組んでおります。そして、これらデジタル技術と生産技術等
を統合させた酪農 DX 牧場「Farmnote Dairy Platform」を北海道・中標津町にて展開し、稼働約 8 ヶ月後には
EBITDA 黒字を達成しております。離農者の増加による人手不足、事業収益の向上および飼養牛による地球環境
への負荷の低減等、喫緊の社会課題に対して、DX 化を通じた次世代の酪農・畜産の事業モデルを目指している会
社です。今後は、同社が培ってきた生産技術や環境対策技術を集積することにより、地球環境に配慮した持続可能
な酪農・畜産事業の発展に貢献していきます。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2021 年8月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、883 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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