当社子会社における調査結果レポートの発表について

2021 年 9 月 29 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



当社子会社における調査結果レポートの発表について
ESG 投資に関する調査 2021 を実施



本日、当社子会社であるスパークス・アセット・マネジメント株式会社(代表取締役社長 阿部 修平)は、標記に
関する下記のプレスリリースを行いましたので、お知らせいたします。


■調査内容
ESG 投資に対する意識・実態を明らかにするため、2021 年 8 月 23 日~8 月 24 日の 2 日間、全国の 20~
69 歳の投資経験者(日本株式、外国株式、公社債、投資信託、REIT、金・プラチナなどの金融資産への投資経
験がある人)を対象に、「ESG 投資に関する調査 2021」をインターネットリサーチにより実施し、1,000 名の有効サン
プルを集計しました。なお本レポートは、サンプル調査という性質上、実態を全て反映したものではありません。また、特
定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではありません。(調査協力会社:ネットエイジア
株式会社)


■掲載 URL:https://www.sparx.co.jp/news/uploads/pdf/PressJ210929.pdf


■添付資料:
ESG 投資に関する調査 2021
(スパークス・アセット・マネジメント株式会社 調べ)


■本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com
2021年9月29日
各位

スパークス・サーベイ -世相をスパッと一刀両断-
ESG 投資に関する調査 2021
「普段のくらしの中でサステナビリティ(持続可能性)を意識することがある」投資経験者の 75%
「ESG ファンドに興味がある」は 56%と半数超、
一方「ESG ファンドへの投資を行ったことがある」は僅か 15%
サステナブル社会の実現に向けてリーダーになってほしいアニメキャラ
「ドラえもん」がダントツ、2 位「モンキー・D・ルフィ」3 位「孫悟空」4 位「アンパンマン」5 位「竈門炭治郎」

スパークス・アセット・マネジメント株式会社(https://www.sparx.co.jp/)(東京都港区。代表取締役社長 阿部修平)
は、ESG投資に対する意識・実態を明らかにするため、2021年8月23日~8月24日の2日間、全国の20~69歳の投
資経験者(日本株式、外国株式、公社債、投資信託、REIT、金・プラチナなどの金融資産への投資経験がある人)を
対象に、「ESG投資に関する調査2021」をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。
なお本レポートは、サンプル調査という性質上、実態を全て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別
銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではありません。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

▼サステナビリティに対する意識・実態 ・・・・・・・・P.2-4
➢ 「普段のくらしの中でサステナビリティ(持続可能性)を意識することがある」投資経験者の75%
➢ 普段のくらしの中で行っている“サステナブルな社会の実現につながる行動”
TOP4「エコバッグを使う」「水を出しっぱなしにしない」「食べ残しをしない」「照明をつけっぱなしにしない」
「マイボトルを持ち歩く」は40代が1位、「運転の際はエコドライブをする」は50代が1位
「ゴミはしっかり分別して捨てる」は60代がダントツで年代差顕著 20代と60代で50ポイント近い差
➢ エコバッグの使用率 最も高いのは北陸・甲信越で75%、最も低いのは北海道・東北で60%
➢ 「企業は環境問題(E)に配慮した取り組みを積極的に行うべきだと思う」93%
➢ 「企業は社会問題(S)に配慮した取り組みを積極的に行うべきだと思う」94%
➢ 「企業は企業統治(G)に配慮した取り組みを積極的に行うべきだと思う」93%
▼ESG投資に対する意識・実態 ・・・・・・・・P.5-10
➢ 「ESGファンドに興味がある」は56%と半数超、一方「ESGファンドへの投資を行ったことがある」は僅か15%
➢ 20代では63%が「ESGファンドに興味がある」、27%が「ESGファンドへの投資を行ったことがある」と回答
➢ ESGファンドに興味がある人の77%がESGファンドへの投資経験を持たない実状が明らかに
➢ ESGファンドへの投資をしている理由
TOP3「ESG投資が注目されている」「ESG投資市場が年々拡大」「ESGに取り組む企業を応援したい」
➢ ESGファンドへの投資に興味はあっても実際に行ったことがない理由
TOP3「始めるきっかけがない」「企業のESG活動に関する情報が少ない」「メリット・デメリットがわからない」
➢ 重視したいESG投資の手法 「サステナビリティ・テーマ投資」がダントツ
➢ どのようなESG活動に取り組む企業に投資したいと思うか?
TOP3「地球温暖化対策」「自然環境の保全」「省エネルギーの推進」、20代では「働き方改革」が1位
▼サステナブル社会のリーダーや社外取締役に相応しい人物のイメージ ・・・・・・・・P.11
➢ サステナブル社会の実現に向けてリーダーになってほしい歴史上の人物
1位「徳川家康」2位「坂本龍馬」3位「織田信長」4位「渋沢栄一」5位「豊臣秀吉」
➢ サステナブル社会の実現に向けてリーダーになってほしいアニメキャラ
「ドラえもん」がダントツ、2位「モンキー・D・ルフィ」3位「孫悟空」4位「アンパンマン」5位「竈門炭治郎」
➢ 社外取締役に相応しいと思う歴史上の人物 1位「徳川家康」2位「織田信長」3位「渋沢栄一」
➢ 社外取締役に相応しいと思うアニメキャラ 1位「ドラえもん」2位「江戸川コナン」3位「アンパンマン」
◆◆報道関係の皆様へ◆◆
本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「スパークス・アセット・マネジメント調べ」と付記のうえ、ご使用いただきますようお願い申し上げます。

- 1 -
▼サステナビリティに対する意識・実態
◆「普段のくらしの中でサステナビリティ(持続可能性)を意識することがある」投資経験者の 75%

全国の 20~69 歳の投資経験者 1,000 名(全回答者)に、“サステナビリティ(環境・社会・経済の 3 つの観点から、
地球や社会を持続可能にしていくという考え方)”について質問しました。

まず、全回答者(1,000 名)に、普段のくらしの中でサステナビリティを意識することはあるか聞いたところ、「よくある」が
12.5%、「時々ある」が 34.2%、「まれにある」が 28.3%で、合計した『ある(計)』は 75.0%となりました。日常生活で、
自然環境や人間社会の持続可能性について考える人は多いようです。
普段のくらしの中でサステナビリティを意識することがある人の割合は、60 代(79.0%)が最も高く、40 代(69.0%)が
最も低くなりました。 [図 1]

[図 1]
◆普段のくらしの中でサステナビリティを意識することはあるか [単一回答形式]
ある
0% 25% 50% 75% 100% (計)

全体【n=1000】 12.5 34.2 28.3 25.0 75.0

20代【n=200】 19.0 37.5 22.0 21.5 78.5

30代【n=200】 13.0 33.0 27.0 27.0 73.0

代 40代【n=200】 8.0 33.0 28.0 31.0 69.0

50代【n=200】 11.5 32.0 32.0 24.5 75.5

60代【n=200】 11.0 35.5 32.5 21.0 79.0

よくある 時々ある まれにある 全くない




- 2 -
◆普段のくらしの中で行っている“サステナブルな社会の実現につながる行動”
TOP4「エコバッグを使う」「水を出しっぱなしにしない」「食べ残しをしない」「照明をつけっぱなしにしない」
「マイボトルを持ち歩く」は 40 代が 1 位、「運転の際はエコドライブをする」は 50 代が 1 位
「ゴミはしっかり分別して捨てる」は 60 代がダントツで年代差顕著 20 代と 60 代で 50 ポイント近い差
◆エコバッグの使用率 最も高いのは北陸・甲信越で 75%、最も低いのは北海道・東北で 60%

全回答者(1,000 名)に、普段のくらしの中で行っている“サステナブルな社会の実現につながる行動”を聞いたところ、
「エコバッグを使う」(69.2%)が最も高くなりました。次いで高くなったのは、「水を出しっぱなしにしない」(60.7%)、「食べ
残しをしない」(59.9%)、「照明をつけっぱなしにしない」(55.5%)、「ゴミはしっかり分別して捨てる」(54.8%)でした。
年代別にみると、多くの行動で 60 代が最も高くなったほか、「マイボトルを持ち歩く」は 40 代(47.0%)が 1 位、「運
転の際はエコドライブ(低燃費を意識した運転)をする」は 50 代(41.5%)が 1 位となりました。また、「ゴミはしっかり分別
して捨てる」では、20 代(30.5%)と 60 代(80.0%)で 50 ポイント近い年代差が開く結果となりました。 [図 2]
「エコバッグを使う」の割合を居住エリア別にみると、北陸・甲信越(75.0%)が最も高くなり、北海道・東北(59.6%)
が最も低くなりました。 [図 3]

[図 2]
◆普段のくらしの中で行っている“サステナブルな社会の実現につながる行動” [複数回答形式] ※上位15位までを表示
100%
全体【n=1000】
75% 69.2
60.7 59.9
55.5 54.8 52.5 51.0
50% 41.2
31.4 29.4 29.4 28.8 26.5 26.4 24.0
25%

0%
エコ 水を出 食べ 照明を ゴミは 詰め 食品は マイボ モノが 使って 運転の 簡易 使い 不要な 地元
バッグ しっぱ 残しを つけっ しっか 替え 使い トルを 壊れ いない 際は 包装の 捨ての 服や 産の
を使う なしに しない ぱなし り分別 容器の 切る 持ち ても 電化 エコ 商品を 食器は 家具は 食材を
しない にしな して ある (腐らせ
歩く 修理 製品の ドラ 選ぶ・ 使わ 捨て 選ぶ
ない)
い 捨てる 商品を して コンセ イブ 過剰 ない ずに
使う 使う ントを (低燃費を 包装は (割り箸・ リサイ
意識した プラス
(シャンプー 抜く 断る クル
運転)を
チック
や洗剤
スプーン・ する
n数
など) する 紙皿など)

全体 1000 69.2 60.7 59.9 55.5 54.8 52.5 51.0 41.2 31.4 29.4 29.4 28.8 26.5 26.4 24.0
20代 200 52.0 48.0 47.0 42.0 30.5 36.5 34.5 36.0 25.5 22.5 19.0 16.0 25.5 23.0 14.5
年 30代 200 60.0 48.5 50.5 43.0 40.0 46.0 46.0 33.5 23.0 22.0 28.5 21.5 16.0 21.5 19.0
代 40代 200 70.5 61.5 60.0 52.5 55.5 49.5 51.5 47.0 32.0 33.0 21.5 27.5 28.0 28.5 24.0
別 50代 200 77.5 65.5 69.5 64.0 68.0 61.5 61.0 43.5 35.0 30.5 41.5 36.0 29.0 26.5 26.0
60代 200 86.0 80.0 72.5 76.0 80.0 69.0 62.0 46.0 41.5 39.0 36.5 43.0 34.0 32.5 36.5
■全体比+10pt以上/■全体比+5pt以上/■全体比-5pt以下/■全体比-10pt以下 (%)


[図 3]
◆サステナブルな社会の実現につながる行動としてエコバッグを使っている人の割合
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】 69.2

北海道・東北【n=94】 59.6

関東【n=415】 70.4

居 北陸・甲信越【n=36】 75.0

エ 東海【n=112】 73.2


別 近畿【n=199】 72.4

中国・四国【n=70】 61.4

九州・沖縄【n=74】 64.9




- 3 -
◆「企業は環境問題(E)に配慮した取り組みを積極的に行うべきだと思う」93%
◆「企業は社会問題(S)に配慮した取り組みを積極的に行うべきだと思う」94%
◆「企業は企業統治(G)に配慮した取り組みを積極的に行うべきだと思う」93%

次に、“ESG”について質問しました。“ESG”は環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)
の頭文字をとったもので、環境問題・社会問題・企業統治に配慮する考え方を意味します。

全回答者(1,000 名)に、企業が ESG に配慮した取り組みを積極的に行うべきだと思うか聞いたところ、同意する人
の割合は、【環境問題(E)】では 93.2%、【社会問題(S)】では 94.4%、【企業統治(G)】では 92.8%と、いずれも 9
割を超え、大多数の人が ESG に対する積極的な姿勢を企業経営に求めるという意識が明らかになりました。尚、環
境問題への取り組みでは省エネ活動や CO2 排出量の削減、社会問題への取り組みでは人権問題への対応や労働
環境の改善、企業統治への取り組みでは積極的な情報開示や社外取締役の設置などが具体例として挙げられます。
年代別にみると、【環境問題(E)】(98.5%)、【社会問題(S)】(98.0%)、【企業統治(G)】(97.5%)のいずれにお
いても、60 代が最も高くなりました。 [図 4]

[図 4]
◆企業は環境問題(E)・社会問題(S)・企業統治(G)に配慮した取り組みを積極的に行うべきだと思う人の割合
[各単一回答形式]
環境問題(E) 社会問題(S) 企業統治(G)
100%
98.5 98.0 97.5
93.2 94.4 92.8 92.0 93.5 95.0 94.5 92.0 95.0 95.5 92.5
88.5 90.5 89.0 90.0



50%




0%
全体 20代 30代 40代 50代 60代
(n=1000) (n=200) (n=200) (n=200) (n=200) (n=200)
年代別




- 4 -
▼ESG 投資に対する意識・実態
◆「ESG ファンドに興味がある」は 56%と半数超、一方「ESG ファンドへの投資を行ったことがある」は僅か 15%
◆20 代では 63%が「ESG ファンドに興味がある」、27%が「ESG ファンドへの投資を行ったことがある」と回答
◆ESG ファンドに興味がある人の 77%が ESG ファンドへの投資経験を持たない実状が明らかに

ESG ファンドへの投資について質問しました。ESG ファンドとは、環境(Environment)・社会(Social)・企業統治
(Governance)に配慮した取り組みに積極的かどうかを投資の判断材料にするファンドのことです。

まず、全回答者(1,000 名)に、ESG ファンドにどのくらい興味があるか聞いたところ、「非常に興味がある」が 13.0%、
「やや興味がある」が 42.7%で、合計した『興味がある(計)』は 55.7%となりました。
年代別にみると、ESG ファンドに興味がある人の割合は、20 代(63.0%)が最も高くなりました。 [図 5]

[図 5]
◆ESGファンドにどのくらい興味があるか [単一回答形式] 興味が 興味が
ある ない
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)
全体【n=1000】 13.0 42.7 31.8 12.5 55.7 44.3

20代【n=200】 17.5 45.5 26.5 10.5 63.0 37.0

30代【n=200】 17.0 38.0 31.0 14.0 55.0 45.0

代 40代【n=200】 12.0 41.5 34.0 12.5 53.5 46.5

50代【n=200】 9.5 39.0 36.0 15.5 48.5 51.5

60代【n=200】 9.0 49.5 31.5 10.0 58.5 41.5

非常に興味がある やや興味がある
あまり興味がない 全く興味がない



また、これまでに ESG ファンドに投資を行ったことがあるか聞いたところ、「現在行っている」が 7.1%、「以前行ったこと
がある(現在は行っていない)」が 7.4%で、合計した『ある(計)』は 14.5%、「行ったことはない」は 85.5%となりました。
実に全体の半数超が ESG ファンドに興味がありましたが、実際に ESG ファンドへの投資経験がある人は 7 人に 1 人
にとどまるという結果となりました。
年代別にみると、ESG ファンドへの投資経験がある人の割合は、20 代(26.5%)が最も高くなりました。 [図 6]

[図 6]
◆これまでにESGファンドに投資を行ったことはあるか [単一回答形式]
ある
0% 25% 50% 75% 100% (計)
全体【n=1000】 7.1 7.4 85.5 14.5

20代【n=200】 13.0 13.5 73.5 26.5

30代【n=200】 9.0 12.0 79.0 21.0

代 40代【n=200】 5.01.5 93.5 6.5

50代【n=200】 4.0 7.0 89.0 11.0

60代【n=200】 4.53.0 92.5 7.5

現在行っている
以前行ったことがある(現在は行っていない)
行ったことはない




- 5 -
さらに、ESG ファンドに興味がある人(557 名)について、ESG ファンドへの投資経験をみると、投資を行ったことがあ
る人の割合(『ある(計)』)は 22.6%、「行ったことはない」は 77.4%となりました。ESG ファンドに対する興味・関心を抱
いてはいるものの、ESG ファンドへの投資経験を持たないという人が多い結果となりました。
年代別にみると、ESG ファンドへの投資を行ったことがない人の割合は、40 代(89.7%)と 60 代(88.9%)が高くなり
ました。 [図 7]

[図 7]
◆これまでにESGファンドに投資を行ったことはあるか [単一回答形式]
対象:ESGファンドに興味がある人 ある
0% 25% 50% 75% 100% (計)

全体【n=557】 11.8 10.8 77.4 22.6

20代【n=126】 20.6 15.1 64.3 35.7

30代【n=110】 15.5 19.1 65.5 34.5

代 40代【n=107】 7.5 89.7
2.8 10.3


50代【n=97】 7.2 12.4 80.4 19.6

60代【n=117】 6.8 88.9
4.3 11.1

現在行っている
以前行ったことがある(現在は行っていない)
行ったことはない




- 6 -
◆ESG ファンドへの投資をしている理由
TOP3「ESG 投資が注目されている」「ESG 投資市場が年々拡大」「ESG に取り組む企業を応援したい」

次に、ESG ファンドへの投資を行っている理由について質問しました。

ESG ファンドへ現在投資を行っている人(71 名)に、ESG ファンドへの投資を行っている理由を聞いたところ、「ESG
投資が注目されている」(39.4%)が最も高くなりました。次いで高くなったのは、「世界の ESG 投資市場が年々拡大し
ている」(35.2%)、「ESG への配慮に取り組む企業を応援したい」(33.8%)、「GPIF など機関投資家が ESG 投資を
拡大している」「ESG への配慮に取り組む企業の成長性・安定性に期待している」「ESG 投資の長期的パフォーマンス
に期待している」(いずれも 25.4%)でした。ESG 投資に対する世界的な注目度の高まりや、ESG 投資市場の規模
拡大が、ESG ファンドへの投資を後押ししている実状が明らかになりました。 [図 8]

[図 8]
◆ESGファンドへの投資を行っている理由 [複数回答形式] ※上位10位までを表示
対象:ESGファンドへ現在投資を行っている人
50%
39.4 全体【n=71】
35.2 33.8
25.4 25.4 25.4 23.9 23.9 22.5 22.5
25%




0%
ESG投資が 世界の ESGへの GPIFなど ESGへの ESG投資の ESG投資は 国連が ESGに 日本
注目されて ESG投資 配慮に 機関 配慮に 長期的 環境問題・ ESG投資を 配慮しない 政府が
いる 市場が 取り組む 投資家が 取り組む パフォー 社会 推奨 企業を ESG投資を
年々拡大 企業を ESG投資を 企業の マンスに 課題の している 投資対象 推奨
している 応援したい 拡大 成長性・ 期待 解決に から している
している 安定性に している つながると 外したい
期待 思う
している



過去に ESG ファンドへの投資を行ったことがあるが現在は行っていない人(74 名)に、ESG ファンドへの投資を行って
いた理由を聞いたところ、「ESG 投資は環境問題・社会課題の解決につながると思う」(24.3%)が最も高くなり、
「ESG への配慮に取り組む企業を応援したい」「日本政府が ESG 投資を推奨している」(いずれも 20.3%)、「ESG
投資が注目されている」「ESG への配慮に取り組む企業の成長性・安定性に期待している」「ESG 投資の長期的パフ
ォーマンスに期待している」(いずれも 16.2%)が続きました。 [図 9]

[図 9]
◆ESGファンドへの投資を行っていた理由 [複数回答形式] ※上位10位までを表示
対象:過去にESGファンドへの投資を行ったことがあるが現在は行っていない人
50%
全体【n=74】


24.3
25% 20.3 20.3
16.2 16.2 16.2
10.8 10.8
8.1 8.1

0%
ESG投資は ESGへの 日本 ESG投資が ESGへの ESG投資の ESGに GPIFなど 国連が 世界の
環境問題・ 配慮に 政府が 注目されて 配慮に 長期的 配慮しない 機関 ESG投資を ESG投資
社会 取り組む ESG投資を いる 取り組む パフォー 企業を 投資家が 推奨 市場が
課題の 企業を 推奨 企業の マンスに 投資対象 ESG投資を している 年々拡大
解決に 応援したい している 成長性・ 期待 から 拡大 している
つながると 安定性に している 外したい している
思う 期待
している



- 7 -
◆ESG ファンドへの投資に興味はあっても実際に行ったことがない理由
TOP3「始めるきっかけがない」「企業の ESG 活動に関する情報が少ない」「メリット・デメリットがわからない」

また、ESG ファンドへの投資に興味はあるが投資を行ったことがない人(431 名)に、ESG ファンドに投資を行ったこと
がない理由を聞いたところ、「ESG 投資を始めるきっかけがない」(33.4%)が最も高くなりました。次いで高くなったのは、
「企業の ESG 活動に関する情報が少ない」(28.8%)、「ESG 投資のメリット・デメリットがよくわからない」(23.9%)、
「ESG 投資の実績や評判、商品情報などを見極めたい」(16.9%)、「ESG 投資では目標利益が得られないと思う」
(8.6%)でした。ESG 投資について理解する機会の増加や、ESG に配慮する企業の取り組み・ESG ファンドの運用
実績などに関する情報を得る機会の増加が、日本の ESG 投資市場拡大につながることを示唆する結果となりました。
[図 10]

[図 10]
◆ESGファンドへの投資に興味があるものの、ESGファンドに投資を行ったことがない理由 [複数回答形式] ※上位10位までを表示
対象:ESGファンドへの投資に興味はあるが投資を行ったことがない人
50%
全体【n=431】
33.4
28.8
23.9
25%
16.9

8.6 7.9 6.5 6.0 4.4 3.7

0%
ESG投資を 企業のESG ESG投資の ESG投資の ESG投資 ESG投資は ESG投資 企業のESG ESG投資は ESG投資は
始める 活動に メリット・ 実績や では目標 一過性の では 活動に 環境問題・ 個人
きっかけが 関する デメリットが 評判、 利益が ブームだと 短期的 関する 社会 投資家
ない 情報が よくわから 商品情報 得られ 思う パフォー 情報を 問題の には
少ない ない などを ないと思う マンスが 信用して 解決に 関係ないと
見極め 期待 いない つながら 思う
たい できない ないと思う




- 8 -
◆重視したい ESG 投資の手法 「サステナビリティ・テーマ投資」がダントツ

ESG 投資の普及団体 GSIA(グローバル・サステナブル投資連合)は、ESG 投資を 7 つに分類(※)しています。

ESG ファンドに興味がある人または ESG ファンドへの投資を行ったことがある人(576 名)に、GSIA が分類している
ESG 投資の手法を提示し、どの手法を重視したいと思うか聞いたところ、「サステナビリティ・テーマ投資」(41.7%)が最
も高くなりました。再生可能エネルギーなどサステナビリティ(持続可能性)関連テーマを打ち出すファンドへの投資を重視
する人が多いようです。次いで高くなったのは、「ポジティブ・スクリー二ング/ベスト・イン・クラス」(26.7%)、「インパクト・
コミュニティ投資」(23.8%)、「ネガティブ・スクリー二ング」(21.7%)、「国際規範スクリー二ング」(20.8%)でした。
年代別にみると、20 代では「ネガティブ・スクリー二ング」(27.6%)、「国際規範スクリー二ング」(32.1%)、30 代では
「インパクト・コミュニティ投資」(28.9%)、60 代では「サステナビリティ・テーマ投資」(51.3%)が、それぞれ全体と比べて
高くなりました。 [図 11]

[図 11]
◆重視したいESG投資の手法 [複数回答形式]
対象:ESGファンドに興味がある人またはESGファンドへの投資を行ったことがある人
50%
41.7
全体【n=576】

26.7
23.8
25% 21.7 20.8 21.7
14.9
11.6



0%
サステナ ポジティブ・ インパクト・ ネガティブ・ 国際規範 ESGインテ エンゲージ あてはまる
ビリティ・ スクリーニン コミュニティ スクリー スクリー グレーション メント/ ものはない
テーマ投資 グ/ベスト・ 投資 ニング ニング 議決権行使
n数 イン・クラス
全体 576 41.7 26.7 23.8 21.7 20.8 14.9 11.6 21.7
20代 134 40.3 23.9 20.9 27.6 32.1 19.4 16.4 11.9
年 30代 114 42.1 29.8 28.9 20.2 15.8 13.2 11.4 18.4
代 40代 109 34.9 24.8 25.7 19.3 16.5 11.0 10.1 28.4
別 50代 100 39.0 30.0 24.0 15.0 20.0 19.0 13.0 25.0
60代 119 51.3 26.1 20.2 24.4 17.6 11.8 6.7 26.9
■全体比+10pt以上/■全体比+5pt以上/■全体比-5pt以下/■全体比-10pt以下 (%)


※各手法について、次のような説明を付して聴取した。
・サステナビリティ・テーマ投資
:再生可能エネルギーや持続可能な農業といった特定のテーマに特化して投資する方法。
・ポジティブ・スクリー二ング/ベスト・イン・クラス
:ESG 関連の評価が高かった企業・銘柄を選別し、集中投資する方法。
・インパクト・コミュニティ投資
:投資先企業の事業がもたらす社会や環境へのインパクトを重視する投資手法。
・ネガティブ・スクリー二ング
:武器・たばこ・ポルノ・ギャンブル・アルコール・原子力発電・動物実験・化石燃料など、特定業界の企業を投資対象から除外する方法。
・国際規範スクリー二ング
:ESG 分野における国際規範を基に、基準をクリアしていない企業を投資対象から除外する方法。(国際規範の例:児童労働や強制
労働、環境ルール違反など)
・ESG インテグレーション
:ESG のスコアに応じて、投資配分を変える方法。
・エンゲージメント/議決権行使
:株主としての立場から、企業の ESG に積極的に働きかける方法。




- 9 -
◆どのような ESG 活動に取り組む企業に投資したいと思うか?
TOP3「地球温暖化対策」「自然環境の保全」「省エネルギーの推進」、20 代では「働き方改革」が 1 位

全回答者(1,000 名)に、どのような ESG 活動に取り組む企業に投資したいと思うか聞いたところ、「地球温暖化対
策」(39.3%)が最も高くなり、「自然環境の保全」(38.3%)、「省エネルギーの推進」(35.7%)が続きました。“ESG”
のうち、“E(環境)”に配慮した取り組みを行う企業を投資対象として魅力に感じる人が多いようです。次いで高くなった
のは、「働き方改革」(28.9%)、「地域社会への貢献」(28.6%)、「人権問題への対応」(27.0%)でした。
年代別にみると、20 代・30 代では「働き方改革」(いずれも 36.0%、20 代 1 位・30 代 2 位)、60 代では「地球温
暖化対策」(51.5%、1 位)や「自然環境の保全」(49.0%、2 位)、「法令遵守」(30.5%、5 位)が、それぞれ全体と
比べて高くなりました。 [図 12]

[図 12]
◆どのようなESG活動に取り組む企業に投資したいと思うか [複数回答形式] ※上位10位までを表示
50%
39.3 38.3 全体【n=1000】
35.7
28.9 28.6 27.0
24.0 23.7
25% 21.2
18.7




0%
地球 自然 省エネル 働き方 地域社会 人権問題 法令遵守 経営の 生物 株主保護
温暖化 環境の ギーの 改革 への貢献 への対応 透明性 多様性の
対策 保全 推進 確保 保護
n数
全体 1000 39.3 38.3 35.7 28.9 28.6 27.0 24.0 23.7 21.2 18.7
20代 200 29.0 33.0 33.5 36.0 23.5 26.0 20.0 20.0 23.5 15.5
年 30代 200 39.0 32.5 33.0 36.0 30.5 29.5 22.5 24.5 20.0 21.0
代 40代 200 37.5 37.5 35.0 26.0 26.5 21.5 24.0 23.0 20.5 14.5
別 50代 200 39.5 39.5 37.5 24.5 30.0 29.5 23.0 24.5 19.5 19.5
60代 200 51.5 49.0 39.5 22.0 32.5 28.5 30.5 26.5 22.5 23.0
■全体比+10pt以上/■全体比+5pt以上/■全体比-5pt以下/■全体比-10pt以下 (%)




- 10 -
▼サステナブル社会のリーダーや社外取締役に相応しい人物のイメージ
◆サステナブル社会の実現に向けてリーダーになってほしい歴史上の人物
1 位「徳川家康」2 位「坂本龍馬」3 位「織田信長」4 位「渋沢栄一」5 位「豊臣秀吉」
◆サステナブル社会の実現に向けてリーダーになってほしいアニメキャラ
「ドラえもん」がダントツ、2 位「モンキー・D・ルフィ」3 位「孫悟空」4 位「アンパンマン」5 位「竈門炭治郎」
◆社外取締役に相応しいと思う歴史上の人物 1 位「徳川家康」2 位「織田信長」3 位「渋沢栄一」
◆社外取締役に相応しいと思うアニメキャラ 1 位「ドラえもん」2 位「江戸川コナン」3 位「アンパンマン」

最後に、“サステナブル”や“ESG”をテーマに、イメージに合う歴史上の人物・アニメキャラについて質問しました。

全回答者(1,000 名)に、サステナブル社会の実現に向けてリーダーになってほしい歴史上の人物・アニメキャラを聞い
たところ、【歴史上の人物】では 1 位「徳川家康」(85 名)、2 位「坂本龍馬」(69 名)、3 位「織田信長」(67 名)、4
位「渋沢栄一」(51 名)、5 位「豊臣秀吉」(22 名)となり、リサイクルやリユースを普段のくらしで実践する循環型経済
社会が続いた江戸時代の礎を創った徳川家康がトップとなりました。 [図 13]
【アニメキャラ】では「ドラえもん(ドラえもん)」(119 名)がダントツとなりました。2 位以降には、2 位「モンキー・D・ルフィ
(ONE PIECE)」(35 名)、3 位「孫悟空(ドラゴンボール)」(28 名)、4 位「アンパンマン(それいけ!アンパンマン)」(24
名)、5 位「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」(22 名)と、仲間を懸命に応援したり、大事にしたりするシーンが印象的なキャラ
クターが挙がりました。 [図 14]
[図 13] [図 14]
◆サステナブル社会の実現に向けてリーダーになってほしい ◆サステナブル社会の実現に向けてリーダーになってほしい
歴史上の人物 [自由回答形式] ※上位10位までを表示 アニメキャラ [自由回答形式] ※上位10位までを表示
全体【n=1000】 全体【n=1000】
順位 回答 名 順位 回答 名
1位 徳川家康 85 1位 ドラえもん(ドラえもん) 119
2位 坂本龍馬 69 2位 モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE) 35
3位 織田信長 67 3位 孫悟空(ドラゴンボール) 28
4位 渋沢栄一 51 4位 アンパンマン(それいけ!アンパンマン) 24
5位 豊臣秀吉 22 5位 竈門炭治郎(鬼滅の刃) 22
6位 聖徳太子 19 6位 アトム(鉄腕アトム) 13
7位 マハトマ・ガンジー 15 7位 ナウシカ(風の谷のナウシカ) 12
8位 西郷隆盛 13 8位 フグ田サザエ(サザエさん) 11
9位 福沢諭吉 11 9位 江戸川コナン(名探偵コナン) 10
10位 伊藤博文 / 卑弥呼 9 うずまきナルト(NARUTO -ナルト-)
10位 9
トトロ(となりのトトロ)

また、社外取締役に相応しいと思う歴史上の人物・アニメキャラを聞いたところ、【歴史上の人物】では 1 位「徳川家
康」(69 名)、2 位「織田信長」(58 名)、3 位「渋沢栄一」(49 名)、4 位「坂本龍馬」(43 名)、5 位「豊臣秀吉」
(30 名)となり、NHK 大河ドラマ『青天を衝け』の主人公で約 500 もの企業の設立や経営に携わった渋沢栄一が
TOP3 にランクインしました。 [図 15]
【アニメキャラ】では 1 位「ドラえもん(ドラえもん)」(49 名)、2 位「江戸川コナン(名探偵コナン)」(36 名)、3 位「アン
パンマン(それいけ!アンパンマン)」(14 名)、4 位「モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)」(11 名)、5 位「孫悟空(ドラゴ
ンボール)」(10 名)となり、正義感の強い誠実なキャラクターや、揺るぎない価値観・倫理観を持つキャラクターが挙がり
ました。 [図 16]
[図 15] [図 16]
◆社外取締役に相応しいと思う歴史上の人物 ◆社外取締役に相応しいと思うアニメキャラ
[自由回答形式] ※上位10位までを表示 [自由回答形式] ※上位10位までを表示
全体【n=1000】 全体【n=1000】
順位 回答 名 順位 回答 名
1位 徳川家康 69 1位 ドラえもん(ドラえもん) 49
2位 織田信長 58 2位 江戸川コナン(名探偵コナン) 36
3位 渋沢栄一 49 3位 アンパンマン(それいけ!アンパンマン) 14
4位 坂本龍馬 43 4位 モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE) 11
5位 豊臣秀吉 30 5位 孫悟空(ドラゴンボール) 10
6位 聖徳太子 28 お茶の水博士(鉄腕アトム)
西郷隆盛 6位 フグ田サザエ(サザエさん) 8
7位 17
福沢諭吉 竈門炭治郎(鬼滅の刃)
9位 松下幸之助 13 9位 アトム(鉄腕アトム) 7
10位 明智光秀 12 10位 五条悟(呪術廻戦) 6

- 11 -
■■調査概要■■



◆調査タイトル :ESG投資に関する調査2021

◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
全国の20歳~69歳の投資経験者
(日本株式、外国株式、公社債、投資信託、REIT、金・プラチナなどの
金融資産への投資経験がある人)

◆調査期間 :2021年8月23日~8月24日

◆調査方法 :インターネット調査

◆調査地域 :全国

◆有効回答数 :1,000サンプル

20代 30代 40代 50代 60代 計

男性 100 100 100 100 100 500

女性 100 100 100 100 100 500


◆実施機関 :ネットエイジア株式会社




■■報道関係の皆様へ■■


本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「スパークス・アセット・マネジメント調べ」と付記のうえ
ご使用いただきますようお願い申し上げます。

■■本調査に関するお問合せ窓口■■


会社名 :スパークス・アセット・マネジメント株式会社
所在地 :東京都港区港南 1-2-70 品川シーズンテラス 6 階

会社 HP :https://www.sparx.co.jp/

担当 :広報室
メールアドレス :pr_media@sparxgroup.com

TEL :03-6711-9200(代表)
FAX :03-6711-9201(代表)




- 12 -

48408