「未来創生3号ファンド」独自のデータ管理ソフトウェアを開発、提供する株式会社Scalarへの投資実行

2022 年 10 月 4 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証プライム市場)

「未来創生3号ファンド」
独自のデータ管理ソフトウェアを開発、提供する株式会社 Scalar への投資実行
―高い信頼性を有する独自のデータ管理技術を活用し DX 化の加速を支援―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2021 年 10 月に設立された「未来創生 3 号ファン
ド」が、株式会社 Scalar(本社:東京都新宿区、代表取締役:深津航、山田浩之。以下、Scalar 社と表記)
への投資(金額は非開示)を実行しましたので、お知らせいたします。Scalar 社は今回の調達資金を活用し、独自
開発したビザンチン故障検知ミドルウェア「Scalar DL」および分散トランザクションマネージャ「Scalar DB」をベースとす
るソリューションサービスの開発、提供による成長を展望しております。


■投資先企業の概要
Scalar 社は、Oracle 出身の深津氏と、東京大学生産技術研究所出身の山田氏が中心となって 2017 年に設
立した、高い信頼性を有するデータ管理ソフトウェアの研究開発および提供を行うベンチャーです。
ビザンチン故障検知ミドルウェアである「ScalarDL」や分散トランザクションマネージャである「ScalarDB」をはじめとす
るデータの信頼性に関する課題を解決する製品を開発し、様々な業種の大手企業にて採用された実績を有しておりま
す。直近においては、大手自動車会社や損害保険会社と共同で開発を進めて来た当該製品をベースとしたそれぞれ
のプラットフォームサービスもローンチされております。
今回の資金調達により、これまでの PoC、事例づくりのステップから社会実装、収益化のステップに進むべく、上記大
手企業のプラットフォームサービスの「黒子」として、また新たな製品ベースのソリューションの開発、提供を行うべく、営業
人材およびエンジニアの採用を進めることを計画しております。
高い信頼性を有する独自のデータ管理ソフトウェアの開発、提供を通じて、社会の DX の加速に貢献することを目指
します。


■「未来創生(1号)ファンド」、「未来創生 2 号ファンド」および「未来創生 3 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。そして、2021 年 10 月から未来創生 2 号ファンドの 5 分
野 に加えて、「カーボンニュートラル」を投資対象とし、スパークスの子会社であるスパークス・アセット・マネジメント株式
会社 をファンド運営者とした未来創生 3 号ファンドの運用を開始しました。2022 年 8 月末時点の運用資産残高は、
1 号、 2 号および 3 号をあわせて、1,511 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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