「宇宙フロンティアファンド」衛星間光通信ネットワークを開発する株式会社ワープスペースへの投資実行

2021 年 4 月 19 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社⾧ グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「宇宙フロンティアファンド」
衛星間光通信ネットワークを開発する株式会社ワープスペースへの投資実行
―世界初の小型衛星による衛星間光通信ネットワークサービスを構築―



スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)子会社のスパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株
式会社(本社:東京都港区、代表取締役:見學信一郎。以下、SIF と表記)が、2020 年 6 月より運用開始し
た「宇宙フロンティアファンド」が、衛星間光通信ネットワークを開発する株式会社ワープスペース(本社:茨城県つくば
市、代表取締役 CEO:常間地悟。以下、ワープスペース社と表記)への投資を実行しましたので、お知らせします。
ワープスペース社は今回の調達資金を活用し、小型光中継衛星の試験機開発や体制強化を図ることを予定していま
す。


■投資先企業の概要
ワープスペース社は、「Establish the telecommunication/data infrastructure for economic activity
on outer space.」をミッションとして掲げています。地球観測衛星事業者等は地上へ大量な衛星データを伝送するた
めの通信インフラが不足していく課題に直面しています。ワープスペース社は衛星事業者の衛星に光通信端末を提供
し、光通信を通じて、中軌道に打ち上げるワープスペース社の中継衛星を経由することにより、必要な時に必要なだけ
のデータを、リアルタイムに地上に降ろすという、世界初の衛星間光通信ネットワークサービス「WarpHub InterSat」の
構築を目指しています。ワープスペース社では、このサービス実現のための光通信の実用化と小型光中継衛星の開発
を進め、2022 年末の最初の中継衛星の打ち上げとサービス提供を予定しています。
ワープスペース社についての詳細は、https://warpspace.jp/


■「宇宙フロンティアファンド」の概要
宇宙フロンティアファンドは宇宙開発に関わる人材・技術を支援し、世界と戦える日本発の宇宙企業を育成すること、
更には、日本全体の技術革新に貢献することを主たる目的として、SIF を運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式
会社三菱 UFJ 銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行等による総額 82 億円の出資により、2020
年 6 月より運用を開始しました。
SIF のホームページ:https://sparxsif.com/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

3398