「ART IN THE OFFICE 2016」選出作品完成

平成 28 年 7 月 11 日
各 位

マ ネ ッ ク ス グ ル ー プ 株 式 会 社
代 表 執 行 役 社 長 C E O 松 本 大
(コード番号 8698 東証第一部)



本日、当社の子会社であるマネックス証券株式会社が下記プレスリリースを行いました
ので、お知らせいたします。




マネックス証券株式会社 プレスリリース(添付)

「ART IN THE OFFICE 2016」選出作品完成

以 上




(報道関係者のお問い合わせ先)
マネックスグループ株式会社 社長室 PR 担当 松﨑 電話 03-4323-8698
(株主・投資家のお問い合わせ先)
マネックスグループ株式会社 経営管理部 IR 担当 町田 電話 03-4323-8698
平成 28 年 7 月 11 日
各 位

マ ネ ッ ク ス 証 券 株 式 会 社
代 表 取 締 役 会 長 C E O 松 本 大



「ART IN THE OFFICE 2016」選出作品完成

マネックス証券株式会社(以下「マネックス証券」 )の「ART IN THE OFFICE」プログラ
ムにおける本年度の選出作品、 隆紀菅 (すが たかのり)氏の「Painting on the Kimono」が、
マネックス証券本社オフィス内に完成しましたのでお知らせいたします。
当プログラムは 2008 年にマネックス証券の持株会社であるマネックスグループ株式会社
が開始し、2010 年よりマネックス証券主催で開催しているもので、今年で 9 回目を迎えま
す。本年度は 111 点の応募作品案から、ストリートアートのコンテクストあるいは個人の歴
史をオフィス空間にとりいれた斬新さ、作品の持つ複雑性が評価され、菅氏の作品案が選
出されました。




(写真 上)作品が展示されているプレスルーム
(写真 下)
「ART IN THE OFFICE 2016」作品 菅 隆紀「Painting on the Kimono」


■完成作品およびアーティスト
1. 作品「Painting on the Kimono」について
“現代における衝動とその行為”および“形あるものの破壊と創造”をテーマとし、菅
氏がマネックス証券のプレスルームで当プログラムのために、約 3 週間かけて制作した作
品です。
制作期間中には、菅氏はマネックス証券社員とのワークショップを開催し、ドリッピン
グ(カンヴァスに絵の具を垂らして描く絵画技法)によって“感情”を表現しました。こ
のワークショップで得られたイメージや菅氏がこれまで集めてきたモチーフをもとに、 枚

の着物の上に独自の手法で幾重にもペイントが施され、更にそれを崩していくことで作品
が生まれました。
祖母が愛用していた着物に絵の具を垂らしマスキングを施す行為は、自身のルーツを解
体していくようだったと菅氏は言います。また、着物というカンヴァスから新たな柄を浮
かび上がらせた本作品は、観る人それぞれが持つさまざまな感情や記憶を呼び起こしてく
れるようでもあります。既存の枠にとらわれず新しいものを生み出す本作品の試みは、常
に「一歩先の未来の金融」の創造を目指すマネックス証券の企業理念とも共鳴するようで
す。

2. 菅 隆紀氏プロフィール
1985 年長崎県生まれ。2009 年愛知県立芸術大学卒業。人間の根源
にある行為や欲求をテーマに、絵画的技法を用いて表現している。
2014 年、 オーストラリアを放浪中にアボリジニ文化に影響を受け、 出
会った老人の古民家にて滞在制作を行う。 これまでに、KOSHIKI ART
EXHIBITION 2012 2012 年、
( 鹿児島)ドリッピンクプロジェクト
、 (2013
年、京都府庁旧本館 Musee Acta) 、駒込倉庫(2015 年、コミッション
ワーク)などで作品を発表している。
Takanori Suga ウェブサイト http://sugar-w.com

3. 菅 隆紀氏コメント
制作場所であるプレスルームは、様々な顔をもっています。ガラス一枚がとてつもなく
分厚く、どこの世界とも関係を遮断し特別な儀式を行う洞窟のような空間という感覚を持
つこともありました。そうかと思えば、社員の方が訪ねてきて、いたずらな遊びや予期せ
ぬスパイスを風のように運んできてくれました。あるいは、こちらから半ば強制的に来訪
者と関係を築こうとしたり、壁の向こう側で何気なく話している声から、モチーフになる
ヒントをキャッチしたり。
今回の作品は、美しい世界の広がる花柄の着物をカンヴァスに、衝動や破壊をテーマに
絵の具をのせて制作してきました。こうした環境に身を委ねられたおかげで、この作品の
意味をより複雑なものに変えることができたと思います。また、自分が到底到達しえない
と思っていた場所に、微かですが可能性を見ることができました。
この作品を見た方には、視覚的トランス状態を経験していただきたいと思っています。
そして、より積極的な議論が生まれ、プレスルームから予想もしなかった解決策や新たな
出会いが生まれることを期待します。最後に、このような機会を与えてくださった松本会
長およびマネックス証券の方々に感謝します。今後とも温かい目で応援してください。





■「ART IN THE OFFICE 2016」プログラム
本プログラムは、現代アートの分野で活動する新進アーティストの支援を目的として、
NPO 法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]の運営協力を得て、マネックス証
券が企画・主催しております。公募により選出された 1 名(1 組)のアーティストに対し、
社内のプレスルーム(会議室)を応募作品の発表の場として約 1 年間提供します。選出さ
れたアーティストには 30 万円の賞金および 10 万円の制作費が支払われます。また、本プ
ログラムによる作品は、マネックスグループ株式会社のアニュアルレポートなどに掲載さ
れる予定です。

2012 年には、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する 「2012 年度グッドデザイン賞」
(G マーク)を「展示会・見本市」のカテゴリーで受賞いたしました。また、近年は過去の
開催で審査員として参加したことをきっかけに、本プログラムに共感し、自社で公募プロ
グラムやアートプロジェクトを発足した企業もあり、 「ART IN THE OFFICE」の活動は広が
りを見せています。


完成作品を含む本年度プログラムの詳細および過去作品については、マネックス証券
ウェブサイト(http://www.monex.co.jp)をご覧ください。

以 上
【マネックス証券株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 165 号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会



【お問合せ先】
マネックス証券株式会社
営業本部 営業企画室 PR 担当 松﨑 電話 03-4323-3800





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