SOMPOホールディングスCSR重点課題の見直し

2016年4月27日


損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社


SOMPOホールディングスCSR重点課題の見直し

損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社(グループCEO取締役社長:櫻田 謙悟、以下
「SOMPOホールディングス」 は国際社会の動向などをふまえ、
) グループのCSR重点課題の見直し
を実施しました。


1.これまでのCSRの取組みと見直しの背景
これまでSOMPOホールディングスでは、継続的に実施してきたCSRの取組みを活かしながら、
グループCSRビジョン※を定め、ビジョンを実現するためのグループ重点課題を特定し、さらにはグ
ループCSR-KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)に基づき取組みを推進してき
ました。
この度、国際社会の動向、具体的には、2015年9月に2030年に向けた「持続可能な開発のた
めの目標(Sustainable Development Goals:SDGs)
」が国連総会で採択されたことや、12月に
COP21における気候変動に関する新たな国際枠組み(パリ協定)が採択されたこと、また、グルー
プの事業領域の拡大などの環境変化をふまえ、持続可能な社会の実現へのより一層の貢献とグループの
成長を目指し、2012年に策定した重点課題の見直しを行いました。


※グループCSRビジョンは以下リンク先をご覧ください。
http://www.sompo-hd.com/csr/system/


2.新たな「グループCSR重点課題」
(2016年4月)
安心・安全・健康に資する商品・サービスを提供し、レジリエントで持続可能な社会の実現に貢献す
るという「グループCSRビジョン」を達成するために、5つの重点課題を定めるとともに、その重点
課題を解決するにあたって、3つの重点アプローチを常に意識して取り組みます。
3.5つの重点課題へ向けた取組例
(1)防災・減災への取組み:防災教育普及プログラム「防災ジャパンダプロジェクト」
、企業向け安
全運転支援サービス『スマイリングロード』
、個人向けスマートフォン用アプリ『ポータブル ス
マイリングロード』
(2)健康・福祉への貢献:介護事業、健康経営推進支援サービス
(3)地球環境問題への対応:東南アジア諸国での天候インデックス保険、日本の希少生物種の保全活
動「SAVE JAPAN プロジェクト」
(4)よりよいコミュニティ・社会づくり:NPOと協働で実施するボランティアデー、東日本大震災
復興支援
(5)ダイバーシティの推進・啓発:女性活躍等のダイバーシティ推進、LGBT社員への人事・福利
厚生制度の整備


4.今後の展開
見直し後のグループCSRの重点課題および施策に即したグループCSR-KPIを策定し、PDC
Aを通じて取組みを推進し、パフォーマンスの向上を目指すことにより、今後もグループをあげて社会
的課題の解決に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に向けて貢献していきます。
また、今後とも国際社会の最新動向や事業環境の変化などをふまえ、必要に応じて重点課題を見直し
ます。なお、今回の重点課題見直しに関する詳細なプロセスや、各種施策の取組み状況は8月
発行予定の「CSRコミュニケーションレポート2016」で公表します。

【参考】重点課題見直しのプロセス
(1)各種ガイドラインの分析
SDGs、ISO26000、GRI G4ガイドライン、国連「ビジネスと人権に関する指導
原則(ラギーフレームワーク) などの社会的責任にかかわる国際的なガイドラインをふまえると

ともに、社会にとっての影響度およびSOMPOホールディングスの事業や長期的な価値創造に
とっての重要度に鑑み、優先順位の高い項目を絞り込みました。
(2)マルチステークホルダーとの意見交換
「CSRの有識者」
「株主・投資家」
「行政」
「NPO/NGO」
「消費者」
「代理店」
「社外取締役」
「従業員」の16機関・団体のステークホルダーと意見交換を行いました。
(3)グループ内エンゲージメント
グループ会社横断の「グループCSR推進本部」や経営会議などの議論を経て項目を決定しまし
た。


以 上

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