住友林業グループ組成の森林ファンドへの参画について-新規事業「森林ビジネス」への参入-

2023 年 7 月 10 日
各 位
会 社 名 東京センチュリー株式会社
代表者名 代表取締役社長 馬 場 高 一
(コード番号 8439 東証プライム市場)
問合せ先 広 報 IR 部 長 河 井 健 吾
(TEL 03-5209-6710)


住友林業グループ組成の森林ファンドへの参画について ~新規事業「森林ビジネス」への参入~



当社は、住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎 本社:東京都千代田区 以下、住友林業)傘下の米国・森林アセットマネジメ
ント事業会社 Eastwood Forests, LLC(CEO:Alex Finkral)が組成し、運用を開始した森林ファンド Eastwood Climate
Smart Forestry Fund I(以下、本ファンド)に出資・参画することといたしましたので、お知らせいたします。


当社は SDGs を踏まえたマテリアリティの一つとして「脱炭素社会への貢献」に注力しておりますが、本ファンドを組成す
る住友林業グループも「ウッドサイクル」を回すことで社会全体の脱炭素化に貢献する長期ビジョンを掲げているなど、両社
の脱炭素社会に貢献する事業の方針は一致しているものと考えております。また、気候変動対策としての CO2 吸収・固定の価
値だけでなく、生物多様性や水循環の保全といった自然資本としての付加価値を加えた、質の高いカーボンクレジットの創出
を目指すという本ファンド設立の趣旨にも賛同し、出資を決定いたしました。


本ファンドへの参画にあたり、スペシャルティ事業分野のストラクチャード・ファイナンス部内に、
「森林ビジネス」を担当
するグループを設けました。大口出資者として、森林資産の購入、売却をはじめとする重要事項を決定するコミッティのメン
バーとなり、本ファンド運営に携わることで森林経営に係る知見を会得し、新たな森林関連ビジネスの展開につなげてまいり
ます。


また、当社グループは、温室効果ガス(GHG)排出量実質ゼロを目指す「2040 年度カーボンニュートラル方針」を策定して
おりますが、自社の CO2 排出量削減(Scope1、2)の施策を進めるとともに、本ファンドから還元される質の高いカーボンク
レジットを活用した、お取引先の CO2 排出量削減に資するサービスの開発など、新規事業の創出を推進いたします。


本ファンドへの参画を契機とし、
「脱炭素社会の実現への貢献」という理念を共有する住友林業グループとの協業を加速する
ことにより、社会・環境課題の解決ならびに環境に配慮した循環型経済社会の実現に貢献してまいります。



以 上

3426