タイにおけるオートリース事業の譲受けおよびオート事業専業会社の新設について

2017 年 2 月 28 日
各 位
会 社 名 東京センチュリー株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 浅 田 俊 一
(コード番号 8439 東証 1 部)
問合せ先 広 報 I R室 長 松 原 健 志
(TEL03-5209-6710)



タイにおけるオートリース事業の譲受けおよびオート事業専業会社の新設について



当社は、イオンフィナンシャルサービス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河原 健次、以下「AFS」)
の連結子会社であるACS Capital Corporation Ltd.(以下「ACSC」)より、同社のリース事業の一部であるオートリース事業
にかかるリース車輛(車輛管理台数:約2,500台)および、そのリース債権ならびに同事業に係わる事業基盤(従業員、営業
施設等)を譲り受けることで合意いたしました。
合わせて、当社はタイにおいてオートリース事業の更なる発展を目指すため、当社の連結子会社となるオートリース専業
会社(以下「新会社」)を設立することといたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
なお、新会社が今回のACSCからのオートリース事業を譲り受ける予定です。





1. 事業譲受けおよび新会社設立の背景および目的
当社は、連結子会社であるタイ現地法人TISCO Tokyo Leasing Co., Ltd.(以下、「TTL」)において、2013年12月よりメン
テナンス付オペレーティングリースを主体に日系企業向けオートリース事業を開始し、最近では車輛管理台数が2,000台を超
えるまでに成長してまいりました。今般さらなる事業展開を企図し今回の事業譲受けを決定しております。
そのような状況下、かねてより当社は、金融提供機能が強い一般リース事業とサービス要素が色濃いオートリース事業の
分社化を検討しており、今回のACSCからのオートリース事業の譲受けを機に、新会社を設立し効率的な事業運営を推し進
めることといたしました。
なお、将来的にはTTLのオートリース事業についても、新会社への移管を検討してまいります。


当社グループは、今年度より第三次中期経営計画をスタートしております。今回のオートリース事業の譲受けおよび新会
社の設立は、その営業基盤強化の一環であり、当社グループでは今後も伸長が見込まれるアセアン地域におけるビジネスを
一層強化してまいります。



2.新会社の概要
(1)商 号 : TC Car Solutions (Thailand) Co., Ltd. (仮称)
(2)所 在 地 : タイ王国 バンコク
(3)代 表 者 : 未定
(4)設 立 : 2017年3月6日(予定)

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(5)主な事業内容 : 自動車を対象とする金融およびサービス提供
(6)資 本 金 : 30百万タイバーツ(約1億円)
(7)株 主 : 当社 49%
現地持株会社(※) 48% 他
(※)当社および現地投資会社からの出資による現地持株会社



3. ACSC概要
(1)商 号 : ACS Capital Corporation Ltd.
(2)所 在 地 : タイ王国 バンコク
(3)代 表 者 : 川村 邦夫
(4)設 立 : 1998年1月
(5)主な事業内容 : タイにおける持株会社およびリース事業



4.業績に与える影響
本件に伴う2017年3月期決算の当社連結業績への影響は軽微であり、2016年5月11日に公表いたしました連結業績予想に変
更はございません。



以上




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