中国のカード決済サービス最大手銀聯商務有限公司との戦略的な業務協定の締結について

2017 年 2 月 23 日
各 位
会 社 名 東京センチュリー株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 浅 田 俊 一
(コード番号 8439 東証 1 部)
問合せ先 広 報 I R室 長 松 原 健 志
(TEL03-5209-6710)



中国のカード決済サービス最大手銀聯商務有限公司との
戦略的な業務協定の締結について



当社グループは、銀行カード連合組織中国銀聯股份有限公司の子会社で中国最大手のカード決済サービス企業であ
る銀聯商務有限公司(以下、銀聯商務)と、戦略的な業務協定を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいた
します。




1.協定の目的
当社グループは、2016年4月より開始した第三次中期経営計画(3カ年)における経営戦略(営業基盤強化)の一
つとして「アライアンス戦略の推進による海外ビジネスの拡大」を掲げております。当社はこれまで、タイ、台湾、
フィリピンなどにおいて現地の金融機関や有力企業とアライアンスを組み、現地企業とのビジネスを拡大してまい
りました。第三次中期経営計画においてはさらなる深化を果たすべく、インドネシアのリッポーグループの電子マ
ネー・Eコマース・ファイナンス事業などへの出資・提携、アセアン各国で配車サービスを展開するGrab社への出
資及びオートファイナンスでの提携などフィンテック分野への積極的な展開を行うことにより、成長市場の捕捉に
取り組んでおります。
銀聯商務は、中国の全337都市に事業を展開し、加盟店舗(銀聯カードが使用可能な小売 飲食店など)
・ 649万社、
POS端末811万台、中国最大手のカード決済サービス企業です。近年、子会社のファクタリング業務や提携銀行によ
るローンなどの加盟店舗支援策を幅広く手掛けております
当社グループが国内外において長年培ったリース・ファイナンスのノウハウと、銀聯商務が保有するカード決済
情報などのビッグデータを活用し、共同で銀聯商務加盟店舗向けにインターネットを活用した設備リース、オート
リースなどを展開することで、両社のビジネスを拡大してまいります。



2.協定の概要
銀聯商務が運営するインターネットの加盟店舗向金融サービスプラットフォーム「天天富」(※)上で、当社の中
国現地法人である東瑞盛世利融資租賃有限公司のリース・サービスを展開し、銀聯商務が有する649万社の加盟店
舗に対する金融サービスを拡充します。




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また、当社の有力な顧客基盤を背景に、日本の特色のある優良な機器や製品などを「天天富」プラットフォーム
において紹介し、日本企業による中国ビジネスもサポートしてまいります。


(※)「天天富」とは、銀聯商務が運営する加盟店舗向けインターネットの金融サービスプラットフォームで、PC及びモバイル
経由でアクセス可能。現在ローンや通貨ファンドなどの資産運用サービスを提供。




3.銀聯商務の概要

① 商 号 銀聯商務有限公司
② 本社所在地 中国(上海)自由貿易試験区張衡路1006、1008号
③ 代 表 者 田 林
④ 事 業 内 容 カード決済業務、ATM業務、電子マネーなどのオンライン業務及
びその他付随業務等
⑤ 資 本 金 501.4百万人民元(8,022.4百万円相当)
⑥ 設 立 2002年1月
⑦ 主 要 株 主 中国銀聯股份有限公司 59.68%(うち間接持分55.54%)
その他 40.32%



以上




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