沖縄県石垣市における畜産事業への参画について

2018 年 4 月 12 日
各 位
会 社 名 東京センチュリー株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 浅 田 俊 一
(コード番号 8439 東証 1 部)
問合せ先 広 報 I R部 長 山 下 圭 輔
(TEL 03-5209-6710)



沖縄県石垣市における畜産事業への参画について
~食料農業分野への事業参画により「地方創生」「地域振興」「循環型経済社会」に貢献~



当社は、沖縄県石垣市で畜産事業を手掛けている合同会社八重山みるくファーム(以下、八重山みるく)へ出資を
行い、新たに畜産事業に参画することといたしましたので、下記のとおりお知らせいたします





八重山みるくは、石垣市内の畜産農家と連携し、肉用牛の繁殖から肥育までの一貫生産体制を構築している企業で
す。国内の肉用牛の飼育戸数は、生産者の高齢化を要因に減少傾向である一方、日本の黒毛和種については、和牛改
良の進展や飼育管理技術の向上により高品質な牛肉の割合が増加し、堅調な需要に支えられ価格が上昇するなど、ブ
ランド牛をはじめ世界的に脚光を浴びてきています。今般、八重山みるくが6次産業化※による業績拡大を目指す中
で、当社が出資を行うほか、株式会社沖縄銀行が肉用牛を担保にした動産担保融資(ABL)を実行いたしました。


本件は、当社にとって初めての畜産分野への進出となります。インバウンド需要に対応した高級ホテルにおけるブ
ランド牛の提供をはじめ、当社が保有・開発しているホテルへの販売斡旋など、八重山みるくに対してサポートを行
うことで、食料自給率の維持・向上への寄与を目指します。今回の取り組みを通じ、新領域となる食料農業分野での
新規事業の開発や事業運営ノウハウを構築するとともに、今後とも「地方創生」「地域振興」に貢献していく方針で

す。


当社グループは、経営理念において「高い専門性と独自性を持つ金融・サービス企業として、事業の成長に挑戦す
るお客さまとともに、環境に配慮した循環型経済社会の実現に貢献します」と掲げています。
「金融×サービス×事
業」の観点から、地方創成をアシストする高級ブランドホテルの誘致を行うなど、地域振興に根ざした観光業の発展
への貢献にも取り組んでまいりました。近年、環境への配慮といった社会的課題に対する企業の意識が急速に高まる
中、有力なパートナー企業との協業により、温室効果ガス削減に貢献する再生可能エネルギー事業にも積極的に取り
組んでいます。畜産分野は、将来的にバイオガス発電事業につながる発展性も想定されており、引き続き「循環型経
済社会」の実現に向けた取り組みを加速してまいります。

※1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業等の事業との総合的かつ一体的な推進を図り、農山漁村の豊かな地域
資源を活用した新たな付加価値を生み出す取り組み


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【八重山みるく概要】

商 号 : 合同会社八重山みるくファーム
所 在 地 : 沖縄県石垣市
設 立 : 2017年9月
事 業 内 容 : 黒毛和種とジャージー牛の繁殖・育成・肥育の一貫生産による畜産事業




以上




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