米国Bye Aerospace, Inc.との資本提携に関するお知らせ

2022 年 1 月 31 日
News Release
芙 蓉 総 合 リ ー ス 株 式 会 社
代表取締役社長 辻田 泰徳
東京都千代田区麹町5- 1 - 1


米国 Bye Aerospace, Inc.との資本提携に関するお知らせ

芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 辻田泰徳、以下「芙蓉リース」)は、小型電動
航空機の開発を進める Bye Aerospace, Inc.(米国コロラド州、CEO George E.Bye、以下「Bye 社」)が実施する

第三者割当増資を引き受け、同社の事業展開をサポートする資本提携を実施しました。


世界的に気候変動対策が求められる中、航空業界においても国際航空運送協会(IATA)が 2050 年に
温暖化ガスの排出量を実質ゼロとする目標を採択するなど、脱炭素化の実現に向けた様々な取組みが
進められており、電動航空機・水素燃料航空機等の開発や持続可能な航空燃料(SAF:Sustainable Aviation
Fuel)の普及に向けた動きも加速しています。


Bye 社は、ゼロエミッションかつ低コストでパイロットの新規養成訓練や地域間航空旅客・貨物輸送を
実現できる小型電動航空機、「eFlyer」シリーズの開発・製造に取り組んでいます。米国内だけでも約 13 万機
(2019 年末時点)が運航されているプロペラ機を含む、小型航空機を世界全体で電動化することにより、将来
的には年間 1 億 3,500 万トン相当(Bye 社による試算)の CO2 排出量削減(日本における 2019 年度 CO2 排
出量の約 10%に相当)が見込まれます。


芙蓉リースグループは、中期経営計画「Frontier Expansion 2021」において、
「航空機」を戦略分野の一つと
しております。今回の Bye 社への出資を通じ、航空分野の環境負荷低減に貢献するビジネスを推進しつつ、
グローバルなイノベーションの動向を把握し、電動航空機に関する知見・ノウハウを獲得することで、航空機
ビジネスの領域拡大に取り組んでまいります。


芙蓉リースグループは、社会課題の解決に積極的に関与し、同時に企業としての成長を目指す CSV
(共有価値の創造:Creating Shared Value)の考えを実践し、持続可能な社会づくりに貢献していきます。


【Bye 社 概要】
名称 Bye Aerospace, Inc. (バイ・エアロスペース)
所在地 米国 コロラド州
代表者 George E. Bye
事業内容 小型電動航空機「eFlyer」シリーズの開発、製造、販売
設立年 2007年




お問い合わせ先
芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室 (担当) 木村・渡邊
電話番号 03(5275)8891 URL https://www.fgl.co.jp/





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